まだらの紐
- ダイイング・メッセージ (52)
- 名探偵 (559)
- 赤毛組合 (4)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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東京創元社のドイル・コレクション第一集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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コナン・ドイルはシャーロック・ホームズの戯曲や外伝も多く執筆してますが、近年は残念ながら翻訳されることは少なくなりました。このドイル傑作選1はそういう意味でも重要な日本語翻訳版戯曲です。戯曲『まだらの紐』は正典と違い、ホームズが依頼を受けるまでの描写が活き活きと描かれており、少々、整合性には欠けますがコナン・ドイルが楽しんで書いていたことがよくわかります。 | ||||
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シャーロックホームズ物全部揃えられたと、安心していました。でも、この間調べるとあと一冊なかったので、注文しました。これから楽しみに☆5つつけます。これで完全に収集できました。ありがとうございました。 | ||||
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アーサー・コナン・ドイルは、なんと言っても「シャーロック・ホームズ」の作者、あるいは近代的な推理(探偵)小説の創始者として有名ですね。そして、作品は聖典と呼ばれている長編4つと短編56がすべてと思っていたのです。そうしたら、戯曲版などがあることを知り、本書で初めて読むことができました。本書に収められているのは、次のものです。 「王冠のダイヤモンド」 「まだらの紐」 「競技場バザー」 「ワトスンの推理法修業」 「消えた臨時列車」 「時計だらけの男」 「田園の恐怖」 「ジェレミー伯父の家」 「シャーロック・ホームズのプロット」 「シャーロック・ホームズの真相」 最初の二つ、「王冠のダイヤモンド」と「まだらの紐」は、その戯曲です。とくに「まだらの紐」The Speckled Band -- Author's Expanded Editionは、当時の舞台写真が何枚も収められていて、とても面白く読めます。「競技場バザー」は、ドイルの出身校の雑誌に書いたもの、「ワトスンの推理法修業」は女王記念のための寄稿です。とても短いものですが、ドイル自身による、ホームズとワトソンのお話です。続く「消えた臨時列車」と「時計だらけの男」は、高名な私立探偵が新聞投稿したとしてだけホームズを感じるものです。これも素晴らしい。また、ドイル自身がホームズの人気に苦悩したことを白状したり、読者の声に応じて作品をただ書くだけでは、陳腐になり、そのため読者に捨てられていくと言う、流行作家の自滅を認識していることも分かります。ドイルの素晴らしさを再確認です。ホームズ以外の作品も読んだことがありますが、まだ読んでいないものものたくさんあるので、この文庫のシリーズを始め、出来る限り読んでいきたいと感じました。 | ||||
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コナン・ドイルの「ホームズ正典」以外の短篇を集めた傑作集。 第一巻の本書は、ホームズ外典と呼ばれる一群の作品を中心に編まれている。 収められているのは、「王冠のダイヤモンド」、「まだらの紐」の2篇の戯曲、「競技場バザー」、「ワトスンの推理法修業」、「消えた臨時列車」、「時計だらけの男」、「田園の恐怖」、「ジェレミー伯父の家」の6篇の短編小説のほか、ドイルの覚え書き「シャーロック・ホームズのプロット」、ホームズへの思いを綴った「シャーロック・ホームズの真相」。 「王冠のダイヤモンド」にはモラン大佐が出てきたりして興味深い(「空き家の冒険」以前に執筆されたもの)。しかし、出来はいまいち。「まだらの紐」は、小説版を戯曲化したもの。それなりの味わいがある。 「競技場バザー」と「ワトスンの推理法修業」はホームズとワトスンの登場するショーショート。楽屋落ち的な内容だ。 「消えた臨時列車」と「時計だらけの男」には、ホームズらしき人物が登場して、間違った推理を披露する場面がある。ここまでが外典と呼ばれるものである。 「田園の恐怖」と「ジェレミー伯父の家」は、スリラー風の推理小説。ホームズものとは関係ない。 「シャーロック・ホームズのプロット」は、構想されたが、書かれなかったホームズものである。筋書きだけ示されているが、確かに優れたものとは思えない。「シャーロック・ホームズの真相」は、ライヘンバッハの滝でホームズを殺したことについて述べたもの。ドイルのホームズ嫌いが伝わってきて面白い。 「王冠のダイヤモンド」、「まだらの紐」、「競技場バザー」、「ワトスンの推理法修業」、「消えた臨時列車」、「時計だらけの男」は、翔泳社の『ドイル傑作集1』からの再録。他の選集に取られたものも多く、初訳は「シャーロック・ホームズのプロット」、「シャーロック・ホームズの真相」のみ。 かなりのホームズ好きなら買っても良いかも。 | ||||
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文字のポイントを大きくした文庫本 厚めですが、文庫本の価格は原稿の枚数で決まるみたいで案外安い この文庫は元々は海外の推理小説の全集を再編集したもの推理小説の始祖であるポーと第一人者であるドイルをセットにした お買い得な本。 元の全集もこの二人でセットでした。 ポーの作品もドイルのも有名作かつ秀作である作品をチョイスしてあり 入門として人に勧めるのにも最適 | ||||
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