北極星号の船長
- 北極 (23)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ドイルのホームズ物でない短編集。東京創元社はドイル・コレクションと銘打ってシリーズで5集刊行した。これはその第2集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本来ホラー作家であるドイルの、本当のヴォイスが聞こえてくるような素晴らしい本。 シャーロック・ホウムズは歴史的なものでありますが、ドイルはミステリ型の作家ではありません。ただ、ミステリがあまりにも有名になってしまっただけで。 ドイルのホラーは古典である。 そのため古めかしい舞台装置に思えるかもしれない。しかしその古風な、すこし古っぽいような空気を堪能すればいいわけだ。 ホラー小説作法がまるまると詰め込まれた、極上の一冊。 ホラー小説を書きたいと思っている人には最高の、教科書となるような本であろう。 | ||||
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東京創元社が企画している「ドイル傑作集」の第2巻。この巻ではドイルの手がけた怪奇譚が集められている。 新潮社の『ドイル傑作集2-海洋奇談編』、『ドイル傑作集3-恐怖編』に収められていた作品も多く、目新しい印象は受けない。しかし、話自体の面白さはなかなかのもので、ストーリーテラーとしてのドイルの力量を再確認させられる。 私が好きなのは「樽工場の怪」と「大空の恐怖」。前者はぬめぬめとした雰囲気の盛り上げ方が巧み。熱帯の空気がうまく描き出されている。後者は、ちょっと考えつかないような卓抜なアイデアで、飛行機の草創期という時代性を感じさせる。 | ||||
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