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(短編集)

北極星号の船長



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【この小説が収録されている参考書籍】
北極星号の船長 <ドイル傑作集2> (創元推理文庫)

北極星号の船長の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

ドイルの集大成

本来ホラー作家であるドイルの、本当のヴォイスが聞こえてくるような素晴らしい本。
シャーロック・ホウムズは歴史的なものでありますが、ドイルはミステリ型の作家ではありません。ただ、ミステリがあまりにも有名になってしまっただけで。
ドイルのホラーは古典である。
そのため古めかしい舞台装置に思えるかもしれない。しかしその古風な、すこし古っぽいような空気を堪能すればいいわけだ。
ホラー小説作法がまるまると詰め込まれた、極上の一冊。
ホラー小説を書きたいと思っている人には最高の、教科書となるような本であろう。
北極星号の船長 <ドイル傑作集2> (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北極星号の船長 <ドイル傑作集2> (創元推理文庫)より
4488101119
No.1:
(4pt)

ドイルの怪奇譚

東京創元社が企画している「ドイル傑作集」の第2巻。この巻ではドイルの手がけた怪奇譚が集められている。
 新潮社の『ドイル傑作集2-海洋奇談編』、『ドイル傑作集3-恐怖編』に収められていた作品も多く、目新しい印象は受けない。しかし、話自体の面白さはなかなかのもので、ストーリーテラーとしてのドイルの力量を再確認させられる。
 私が好きなのは「樽工場の怪」と「大空の恐怖」。前者はぬめぬめとした雰囲気の盛り上げ方が巧み。熱帯の空気がうまく描き出されている。後者は、ちょっと考えつかないような卓抜なアイデアで、飛行機の草創期という時代性を感じさせる。
北極星号の船長 <ドイル傑作集2> (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北極星号の船長 <ドイル傑作集2> (創元推理文庫)より
4488101119

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