(短編集)

ドイル傑作集III 恐怖編



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    初公開日(参考)1960年07月
    分類

    短編集

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    ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)

    1960年07月27日 ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)

    イギリスの片田舎の畑で発見された血の染みたノートブック。そのノートには恐るべき怪物との闘いが記されていた。草創期の飛行士が大空で出会った怪物との死闘を、手記の形で描く『大空の恐怖』。中世の革製の漏斗(じょうご)に記された文字と刻まれた傷跡の意味するものは……。中世の残酷な拷問を扱う『革の漏斗』。ドイルの短編のなかから恐怖をテーマとした傑作6編を収録する。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ドイル傑作集III 恐怖編の総合評価:8.70/10点レビュー 10件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    ドイルの面目躍如

    最後の三冊目にしてやっと通常の読物として満足できるものが揃い、ほっとした。
    「革の漏斗」、「サノクス令夫人」以外はどれも標準点である。特に最後の「ブラジル猫」は友人を地下墓地に巧みに迷い込ませた「新しい地下墓地」のパターンを応用し、ひっくり返させ、更に夫人の振舞いにダブル・ミーニングを持たせてアクセントをつけている。
    異形物の「大空の恐怖」、「青の洞窟の怪」は『ロスト・ワールド』の作者である面がよく出ており、物語作家ドイルの面目を保った感がある。

    これでドイルの作品は最後になるが、全般的な感想を云えば、世評の高い『バスカービル家の犬』、『緋色の研究』や短編「まだらの紐」、「銀星号事件」などよりもあまり巷間の口に上らない『恐怖の谷』の方が読物としてレベル的にも断然面白かったのが非常に印象に残った。やはりホームズ譚は世の中に紹介されすぎなのだろう、世評高いものはもはや手垢が付きすぎた感があり、新鮮味に欠ける。
    そしてまた『緋色の研究』や『四つの署名』、『恐怖の谷』に挿入される犯人判明後の挿話がすこぶる面白かったのも新たな発見であった。この挿話では文体から既に別人と化しており、本質的にこの作者が何を書きたかったのかをあからさまに示しているようだ。

    最後に最も残念だったのが悪訳の多い事。日本語で読みたいのだよ、私は。21世紀でもあるし、改訳するのが潮時でしょう。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.9:
    (4pt)

    失われた世界のような作品群

    いろいろな怪異生物の現れる作品群です。それらの生物が現るべき理由や、生態の細かな推測など、医師であった著者の広範な知識が感じられます。アセチレン・ランタンや二連発の猟銃を携えて挑もうとする主人公。事件に関係する人間達の心情の表れなど、秋の夜長に楽しい読書の時間を与えてくれます。
    ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)Amazon書評・レビュー:ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)より
    4102134131
    No.8:
    (3pt)

    ドイルのホームズものではない

    ドイルのホームズものではないミステリ小説の傑作戦の怪奇ものです。
    ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)Amazon書評・レビュー:ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)より
    4102134131
    No.7:
    (5pt)

    古風な怪奇譚

    ピリッとした味わいの怪奇短編集。
    理知的なシャーロック・ホームズの裏で
    こういう現実離れした話もけっこう書いてるんですね。

    「サノクス令夫人」や「新しい地下墓地」のような
    人間の残虐性を暴いたものがある一方、
    「大空の恐怖」や「青の洞窟の怪」のような
    冒険譚もあります。

    「サノクス…」ではラストの意外な反応により
    人間の暗部が暴かれる下りにゾッとし、
    「青の洞窟」ではクトゥルフ神話TRPGのシナリオかと
    思うほど類似性があり。

    しかし、恐怖編といいながら、ドイルの小説はどこか
    「明るさ」があって妙な安心感があります。
    ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)Amazon書評・レビュー:ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)より
    4102134131
    No.6:
    (4pt)

    ホラーではない

    ホームズ好きだから、という理由だけで期待して読むと、ちょっと物足りないかも知れませんね。
    勿論、星4なので、面白くないという意味ではないですよ。
    恐怖編ですが、読むのも怖いとか、そんなのではないです。
    ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)Amazon書評・レビュー:ドイル傑作集 3(恐怖編) (新潮文庫 ト 3-13)より
    4102134131
    No.5:
    (5pt)

    久しぶりに・・・

    思い出して読んでみようと思いました。
    何だかとても懐かしく、とてもワクワクドキドキさせられました。
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    4102134131



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