シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険
- シャーロック・ホームズ (70)
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ホームズのコカイン中毒を心配したワトスンが・・・というお話。 まず、ホームズをフロイトに診察させるという着想が秀逸に思いました。生きていた時代が近いという事で成立した着想だと思いますが、これを思いついた際に著者はかなり得意になったと推察します。しかも、単なるアイデアで終わらず、見事に推理小説化させている所も偉いと感じました。ホームズ・パスティーシュは数あれど、本作こそ最高峰だと思います。 それと、まず編集者の序文があり「またワトスン博士の未発表原稿が見つかった・・・」という形式を作ったのも偉大だと思います。この後書かれたホームズ・パスティーシュの殆どがこの形式を踏襲していて、その影響力にも脱帽します。 中盤以降の活劇の所も当時の世界情勢を踏まえた物になっていて、読んでいて飽きさせない展開で読者を楽しませてくれます。この辺も著者の歴史に関する造詣の深さを感じさせます。 このニコラス・メイヤー氏は小説を書いてもベストセラー、映画を監督しても大ヒットという多芸多才な方で羨ましいです。私みたいな凡才とは位相の違うえらい才人だなぁと感心してしまいます。今でもまだ小説を創作しているのであれば紹介してもらいたいし、昔書かれて絶版になっている「黒い蘭」も復刊して頂きたいです。 ホームズ・パスティーシュの頂点。是非ご一読を。 | ||||
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原作のファンでしたら即座に判ることですが、かなり原作を読み込んでいる上に独自の作品を構築しようという意欲が伝わってきます。 この小説自体も面白いのですが、作者自身が脚本を担当した映画版も面白いですよ。 名優ぞろいだと思いますが、個人的に特記したい人を。 モリアーティ役=サー・ローレンス・オリヴィエ。 | ||||
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あまりに辛過ぎる。 シャーロックとワトソンの絆と言うには痛々しい傷跡が残る話です。 綺麗事じゃない2人を求めるかたにおすすめの作品です。 | ||||
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ホームズのさくひん中に書かれた事件で実際には書かれていない作品をメイヤーが書いたもの、ホームズのこの手の作品は数多いが、やはり本家を抜くところまではいずれも到達していないように思う。ホームズファンであれば一読されたい。 | ||||
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正典(原作)にあるホームズのコカイン癖・大空白時代を上手に拡大したパスティー シュです。登場人物の人間味がより深く出てくるのがパスティーシュの一つの醍醐味 かも知れませんが、この作品ではそれが十分に味わえました。 前半は、ホームズ兄マイクロフトに宿敵モリアーティ教授、同時代の有名人フロイトを 巻き込み、友情のため一世一代の嘘をつくワトスン。果たして上手く行くのか? 正典には無いだろう展開に、此処まででも一読の価値があります。 そして後半には、しっかりミステリと冒険(スピード感がv)が詰め込まれており贅沢に 楽しめました。 ホームズとワトスンの友情が好きな方、冒険談としてのホームズ物語が好きな方には、 是非一度読んでいただきたい作品です。 | ||||
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