シャーロック・ホームズの誤謬 『バスカヴィル家の犬』再考



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初公開日(参考)2023年02月
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長編小説

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シャーロック・ホームズの誤謬: 『バスカヴィル家の犬』再考 (創元ライブラリ)

2023年02月27日 シャーロック・ホームズの誤謬: 『バスカヴィル家の犬』再考 (創元ライブラリ)

真犯人は別にいた! 『読んでいない本について堂々と語る方法』の著者が、 完璧と思える名探偵の推理を覆し、 驚愕の真相を明らかにする。 『アクロイドを殺したのはだれか』、『読んでいない本について堂々と語る方法』 等で読書界を騒がせた批評家バイヤールがシャーロック・ホームズに挑戦。長編『バスカヴィル家の犬』におけるホームズ推理の疑問点、矛盾点を指摘。事件の真相に迫るのみならず、探偵と作家の関係を分析した知的スリルに満ちた文学批評、待望の文庫化。考察本『バスカヴィル家の犬』をお楽しみください。(「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

時として作品は作者の手にも負えなくなるもの

単行本でいっぺん読んでいたものを約6年ぶりに再読。
改めて読んでみると、現実世界と文学世界の間に横たわる中間的世界の論考が長い!眠い!難しい!
……正直、『バスカヴィル家の犬』の再検討に必要なの?という気もしないではないですが、現実と虚構の関係性を論じるということが著者にとっては本題だったのでしょうねえ。
時として作品は作者の手にも負えなくなるもの、そこに作者の意図しない物語(の可能性)が生まれる余地があるということでしょうか。
著者の結論はすっきり鮮やかでしたが、注釈でさらっと触れられたモーティマー医師共犯説が気にかかるのであります
シャーロック・ホームズの誤謬: 『バスカヴィル家の犬』再考 (創元ライブラリ)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの誤謬: 『バスカヴィル家の犬』再考 (創元ライブラリ)より
4488070868
No.1:
(4pt)

面白かったです

「バスカヴィル家の犬」で起きる3つの殺人(3つ目がホームズの活躍によって阻止されるわけですが)の犯人は○○○○○○○である(ミステリーの犯人ですから、一応ネタバレ防止)、というのは日本人なら、ちょいと本好きの小学生でも知っている(小学校の図書室か学級文庫に子供向きリライト「呪いの魔犬」か「夜光怪獣」が必ずあったはず)話ですが、実は別に真犯人がいる、読者はずっと騙されてきた、というお話ですね。小説の中の事実をどう扱うか?という問題を論ずるのに、いろいろな古典が引用されたり、作品を描いた時の著者ドイルの心理状態を分析するために、ドイルの生涯の解説が出てきたり、やや冗長な部分もあるのですが、良質のミステリーとして成り立っており、結論も納得できてしまったりします。ホームズ好きなら読んで損はありません。
シャーロック・ホームズの誤謬: 『バスカヴィル家の犬』再考 (創元ライブラリ)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの誤謬: 『バスカヴィル家の犬』再考 (創元ライブラリ)より
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