(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆



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初公開日(参考)2012年06月
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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

2012年06月21日 ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。 (「BOOK」データベースより)




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ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆の総合評価:7.93/10点レビュー 137件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆の感想

北鎌倉の片隅でひっそり営む古本屋「ビブリア古書堂」。
店主は美人だが非常に人見知りな本の虫・篠川栞子。
店員は本が好きだが読めない体質・五浦大輔。
栞子は本に関してだけ饒舌で、そんな栞子の話を大輔も興味深く聞き入り、二人は上手く店をまわしていた。
前作で父娘を捨て、出奔した母・篠川智恵子の存在が明らかになった。
大輔は少しずつ栞子と距離を縮め、栞子の母親への複雑な想いを知った。
そんな中、二人はまた古書に秘められた謎を紐解いていく。
何の因果か、持ち込まれる古書は母親について考えさせるもの。
母親はなぜ出て行ったのか。
栞子は古書を通して何を想うのか。
そして大輔には何が出来るのか―・・・

前作同様、古書ミステリの連作短編集です。
前作で栞子と母親との因縁に少し触れ、母親のフラグ立てをしています。
今作ではフラグ回収にまでは至りません。
しかし、謎を解き明かす過程で、母親の存在が見え隠れし、母親について考えさせられます。
また、栞子だけではなく、父親や文香の母親への想いも少しうかがえます。
これまではどちらかというと、古書を通して間接的に栞子の謎を追っていましたが、今作は母親の謎を追っていきます。
3巻から読む人はそうそういないとは思います。
1巻の時点ではあまりシリーズ化を考慮していなかったのか、2巻へのフラグや流れはあまりありません。
2巻には前作の流れなどが割合丁寧に記されており、2巻からでも読めなくはないです。
しかし、2巻から3巻にかけてはシリーズ化され、2巻から継続の謎や流れがあります。
栞子の母親の謎に迫るため、母親を知る新キャラも登場しますが、1巻からのキャラも結構出ます。
是非、順番通りに読んでください。

やはりミステリというより、青春小説、古書雑学小説の印象が強いです。
今作は古書そのもの雑学だけでなく、古書の流通システムについても触れており、勉強になります。
前作ではあまりミステリにおける人の業のようなものはあまり感じません。
しかし、今作では心温まる話と、人の業を思わせる話とが混在しています。
人々は古書を通して失くしたものや、寂しい想いを埋めようとしています。
篠川家の場合はそこに母親が大きく影響します。
母親に関しては仲良し姉妹でも、というか、姉妹だからこそ折り合えないことがあるようです。
また、母親を知る人は、安易にその話題に触れることがきません。
そんな中、母親について知らず、本の世界に引きこもる栞子に知らず影響を与える大輔がどのような役割を果たすのか、次作が楽しみです。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.3:
(9pt)

ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆の感想

3冊目のビブリア古書堂。今回の話が一番好き。
とてもドキドキました。
早く4冊目を読みたいです。

マグル
ZH9M7YFR
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆の感想

ドラマ化もされ、作品の雰囲気もわかったので第2巻でやめようかと思ったけど、結局3巻目も読んでしまった。。。
1章の古書店の入札に関しては初めて知った内容なので、印象に残りましたね。
あとはそれなりの謎を提起して。。。

4巻目も出るんですか?終わり方が気を持たせるような感じだし、あとがきにも触れられて
いるし。

もうっっ、また手を出しちゃうぢゃないですかっ!

ps.ドラマ版、大丈夫か?(原作栞子さんとのあまりのギャップに心配になります。。。)

本好き!
ZQI5NTBU
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆の感想

今作では、前作触れた謎めいた失踪中の女性---。
ビブリア古書堂店主「篠川栞子」の母「智恵子」の人物像と篠川家の物語に迫る内容になっています。
古書には、古書自身の物語があり、それは意外なところで人と人とを繋いでいる。
それは運命であり、絆なのかもしれない・・・。
そんな物語を読み解き明かしていく中で、いろいろな人が語る「母・智恵子」という人物。
彼らの話を聞いて、「篠川栞子」何を考え、何を思うのだろうか・・・?
そして、「妹・文香」は過去に苦悩する姉を見て何をどう感じているのか・・・?
今は亡き父親や、「妹・文香」の気持ちが今作の重要なポイントではないかと思います。
過去に縛られた家族を、ビブリア古書堂店員「五浦大輔」はその呪縛を解き放つ人物、そして「篠川栞子」の心の支えになる人間になりうるのか?
いや、なってほしい!!
これから先、彼が篠川家の物語にどう関っていくのか?
早く次回作が読みたくてたまらない衝動に今回もされてしまいました(苦笑
前作読んだ方にはもちろんおすすめの一冊です。
このシリーズが気になっている方はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?

kariya
NFQORK3W
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.133:
(5pt)

ますます栞子さんファンになりました

どんどん謎が深いものになってきていますが、いずれも栞子さんに鮮やかに解決されてしまいます。
古本ってホントに奥が深いのですね。
それを思いつく三上先生の発送力にも感服です。
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)より
4048866583
No.132:
(2pt)

陰気な作品

Kindle Unlimitedで全巻借りられたので読んでみましたが、この巻で読むのをやめて返却しました。

殺人事件ではないミステリーの描ける範囲って、最終的には鬱々とした人間関係とか、金銭問題とか、そういうのになってしまう訳ですよ。
そのせいなのか解らないのですが、えらく陰気な雰囲気。
どうにも最初のエピソードから陰鬱としていて堪らなかったのだけど、巻を追うごとにそれが溜まっていく感じでした。
個々のエピソードはハッピーエンドで終わっているけど、どうにも陰気臭いのがずっとついて回ってる気がして読んでいてほっとする瞬間が殆どありませんでした。
印象に残る部分もないし、メインの栞子さんも五浦さんもなんかぱっとしない人物。
作者の古書の知識はすごいけど、内容についてもさほど掘り下げたりしてくれている訳では無いので、辞書的な情報を得ている感じでした。
色々不満点はありますが、総じて陰気な雰囲気が漂う作品だったなーと思っております。
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)より
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No.131:
(4pt)

何度、読んでも興味深い

文庫本で、何回も読んでいて、今回初めて電子書籍として読み進めています。

回数を重ねても読みやすく、面白いストーリーです。

趣向を変えて、電子書籍で読むと新たな発見がありました。

飽きないストーリー展開で、オススメします!
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)より
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No.130:
(5pt)

三上ワールドにどっぷり!

益々、面白くなっていくですね。
古書にまつわる種々のエピソードも大変面白く読ませてもらっています。
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)より
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No.129:
(5pt)

面白い

このシリーズ全7巻までkindleで読みましたが、とてもいいお話で、主人公たちを好きになれます。オススメ。
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)より
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