(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち



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ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

2011年03月25日 ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。 (「BOOK」データベースより)




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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの総合評価:7.67/10点レビュー 339件。Bランク


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No.18:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ライトからディープへと見事な戦略の勝利!

2011年に刊行されるや一気にブームとなった古書店を舞台にしたライトノヴェル。ドラマ化もされたので本を読む人以外でもその名を知っているほどの有名な作品をようやく手にしてみた。
第1巻である本書は4つの短編で構成された短編集である。

主人公は五浦大輔と篠川栞子。
五浦大輔は大学を卒業したものの就職先が決まっていない就職浪人。篠川栞子は北鎌倉に店を構える「ビブリア古書堂」を亡き父の跡を継いだ店主。この2人が出逢う話が第1話目の「夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)」である。
シリーズの幕開けを告げる本作はいわばビブリア版『マディソン郡の橋』とも云うべき適わぬ恋の物語だ。昭和の女性として飲む打つ買うの三拍子好きだった祖父にひたすら耐えるように連れ添った厳しかった祖母が棺まで持って行ったたった1つの本当の恋愛が死後1年経って、その蔵書から解かれる。
平凡と思われた家族にも何かしら隠された秘密はあるものだ。
そして五浦はこの事件がきっかけでしばらく古書堂のお世話になることになる。

第2話「小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)」は五浦がビブリア古書堂で働き出して3日目の事件を扱っている。
本作のミソは依頼人の志田が盗まれた本が新潮文庫だったという点だ。
これを大切なプレゼントの応急処置としたところが作者の着眼点の妙だろう。本作で挙げられている作品『落穂拾ひ』が本書の話と絡むのは当然のことながら、文庫をこのような小道具としたところを賞賛したい。本に纏わる話を考えていると取り上げる作者の経歴とかテーマとなる話そのものから物語を考えるので、なかなか本作のような発想は思いつかないものである。天晴れ。

3話目「ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)」はある夫婦に纏わる話だ。
紳士の暗い過去を知られないために本を処分するという動機の方が味わい深いと思わせながら、最後にさらに夫婦の仲が深まるエピソードに落とすあたりはなかなか。
謎と云い、物語と云い、小粒感は否めないが、それは本作が最後のエピソード「太宰治『晩年』(砂子屋書房)」への橋渡し的な役割を果たしているからだ。
古書に纏わる事件と云えば狂信的な収集家が起こす事件が定番だが、ラノベである本書では敢えてそのディープな内容を避け、本に纏わる日常の謎について語ってきたのだが、最後の事件になってようやく核心的な謎について触れられている。
1冊の本のために数百万もの大金を出し、手に入らないと解れば持ち主を殺してでも奪おうとする狂信的な書物愛こそが古本マニアの本質だ。最後に登場した栞子の宿敵とも云える大庭葉蔵の正体は正直意外だった。
また掉尾を飾るエピソードとあって、それまでの話に出ていた登場人物が登場する。2話目で志田と親しくなった女子高生小菅奈緒はビブリア古書堂の常連に、3話目に登場した坂口夫婦も登場し、更に1話目で判明した五浦の出自も意外な形で物語に関わってくる。
しかしこのコレクター魂こそが収集狂の典型とも云える。


冒頭にも書いたように既にドラマ化もされ、文庫も版を重ねたベストセラーシリーズの第1弾。旬も過ぎたかと思われたこの頃になってようやくその1巻目を手に取ることにした。

私は熱心なライトノヴェル読者ではないのでそれほど同ジャンルの作品を数多く読んでいる訳ではないのだが、色んなメディアから見聞きした昨今の業界事情から考えるとキャラクター設定としては決して突飛なものではなく、ミステリを中心に読んできた私にしてもすんなり物語に入っていけた。

人見知りが激しいが、いざ書物のことになると饒舌になり、明敏な洞察力を発揮する若き美しい古書店主というのは萌え要素満載だが、いわゆる“作られた”感が薄いのが抵抗なく入っていけた点だろう。また古書店主というのが本読みたちの興味をそそる設定であることもその一助であることは間違いでないだろう。

しかし扱っているテーマは古書というディープな本好きには堪らないが普段本を読まない中高生にはなんとも馴染みのない世界であるのになぜこれほどまでに本書が受け入れられたのだろうか。

上にも書いたがこういった古書ミステリに登場する古書収集狂は最後のエピソードにしか出てこないことが大きな特徴か。
本に纏わる所有者の知られざる過去が判明する第1話。
その文庫しかないある特徴を上手く利用した、本自体を物語のトリックとして使用した第2話。
夫が大事にしていた本を突然売ることになったことでそれまで隠されていた過去が判明する第3話と、1~3話まではいわゆる本を中心に生きてきた狂人たちは一切出てこらず、我々市井の人々が物語の中心となっていることが特徴的だ。従って古書を扱っていながらも所有者の歴史を本から紐解くという趣向がハートウォーミングであり、決してディープに陥っていない。

しかしそれでも1話目から作者自身が恐らく古書、もしくは書物に目がないことは行間から容易に察することができる。従って作者は話を重ねるにつれて読者を徐々にディープな古書の世界へと誘っていることが判ってくる。
例えば1,2話では現存する出版社の本であるのに対し、3話目からは青木文庫、砂子屋書房と今ではお目に掛かれない出版社の書物を扱ってきており、そこからいわば古書ミステリのメインとも云える収集狂に纏わる事件となっていく。

しかしそれでも作者自身もこれほどまでに世間に受け入れられるとは思っていなかっただろう。なぜならば本書にはシリーズを意図する巻数1が付せられてなく、また話も五浦の出生に纏わる過去が最後で一応の解決が成され、更に五浦がビブリア古書堂を去るとまでなっていることからも本書で一応の幕が閉じられるようになっていたことが判る。

しかしその作者の予想はいい方向に裏切られ、現在7巻まで巻を重ね、人気シリーズとなっている。これはビブリオミステリ好きな私にとっても嬉しいことだ。

そしてそのことが拍車をかけたのか、作者も古書の世界をさらにディープに踏み入り、そしてミステリ興趣も盛り込むことで『このミス』にランクインするほどまでにも成長した。

ラノベという先入観で手に取らなかった自分を恥じ入る次第だ。このシリーズがたくさんの人々に古書の世界への門戸を開くためにバランスよく味付けされた良質なミステリであることが今回よく解った。
次作も手に取ろうと思う。
栞子さん目当てでなく、あくまで良質なビブリオミステリとして、だが。


▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
No.17:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

人か本か、真に守るべきはどちらなのだろう。魅惑の栞子ワールド、『ビブリア古書堂の事件手帖 1』

後書きが1番印象的だった。というのは、中身が薄っぺらいということではない。本を愛する人がかいたのだと気づいた。(次からはそういう視点で読もう。)
古本を軸にミステリ小説の歯車が回る。とっても面白い試みだし、出逢えてよかった、と思う。
世の中にある本は、ミステリばかりじゃないって思えて、色んな本を読もう、と思わせてくれる。
じっくりと味わいながら読めたらいいと思う。

フェルマーを愛する一人
BQY6QLCN
No.16:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

最近重い内容の本ばかり読んでいたので、息抜きになるような本が読みたいと思ったときに図書館で見つけて読んでみました。
以前ドラマ化されていた事が印象に残っていたので、特にこちらでレビューをチェックすることもなく借りたのですが、思っていたよりしっかりとしたストーリーでした。

重苦しいような内容ではないのでとても読みやすく、ラストの事件は想像以上に大事件で前半からは想像もできない展開でした。
登場人物が最後までしっかりそれぞれの役割を果たしていて、無駄のないストーリーだったと思います。

普段読んでいる本に比べると、続きが気になって仕方ない・・・というような魅力ありませんでしたが、また息抜きに他のシリーズも読んでみたいなと思う作品でした。

chiiiisim
22ZP2D8P
No.15:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

悪くない。
ライトだから普段本をあまり読まない人、これから読書を趣味にしたいな、という人にもおすすめ。

テルテル
9638XNHX
No.14:
(6pt)

もしも栞子が美人でなかったら

ヒロイン栞子の性格が面倒臭すぎて作品自体の魅力も半減。美男美女で無いと許されなそうな性格の人間が大嫌いなのでこのシリーズはもう読まないと思う。このシリーズを読んでる人は一度栞子がもしデブでブスでおばさんだったらどう感じるか、それでも読む気になるか一度考えてみてはどうか。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
No.13:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

北鎌倉の片隅でひっそり営む古本屋「ビブリア古書堂」。
店主は篠川栞子。
栞子は淑やかな美人だが、非常に人見知りでとても接客向きではない。
しかし、古書への愛と知識は並大抵ではない。
栞子は古書に関することとなると、人が変わったように堂々と、情熱的に語りだすのである。
一方、五浦大輔は「本が好きだが読めない体質」。
祖母の遺品を整理していると、夏目漱石全集の一冊にサインらしきものが。
そこで、五浦はビブリア古書堂へ鑑定を依頼することに。
すると、栞子は持ち込まれた古書を見、五浦の話を聞いただけで、古書と祖母にまつわる謎を解き明かしてしまう。
「人見知りな本の虫」篠川栞子と、「本が好きだが読めない体質」五浦大輔。
この一件を機に、二人は古書の秘密に触れ、解き明かしていく―・・・

所謂「人の死なないミステリ」形式の連作短編集です。
古書にまつわるミステリです。
古書には本の著書や内容だけでなく、数多の持ち主を経た歴史、そしてそれに伴う秘密という魅力があります。
また、栞子と五浦の青春小説でもあります。

面白い小説だと思います。
人物は割合魅力的ですし、文章も読みやすいです。
各話も全編通しても、伏線等々、綺麗にまとまっています。
難点を上げれば、何となく展開が読めてしまう点でしょうか。
また、ミステリらしく、人間の業がないわけではないのですが、あまり深みを感じません。
良くも悪くも綺麗で軽い気がします。
そのため、深く印象に残る一冊ではないかなと思います。

決して面白くないわけではありません。
古書に着目している点も面白いです。
著者の古書への想いや、本作を丁寧に作り上げたことが感じられます。
重厚なミステリではないですが、軽くサラッと読むミステリとしては良いと思います。
個人的にはミステリとしてより、青春小説として続きが気になります。
軽いミステリを求めている方、ほのぼのとした青春小説を求めている方にオススメです。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

なんとなく ほのぼのして
鎌倉を感じながら
話に引き込まれます

jethro tull
1MWR4UH4
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

いつもの癖で話題本は敬遠してしまっていたのですが……読んでみると面白かった。

主人公は無職男性。昔おばあちゃんに酷く叱られたトラウマにより本が読めない。本を読めていたらどんな人生を歩んでいたのだろうと思う今日このごろ。おばあちゃんが亡くなり、遺品の本を売りに行く為、ビブリア古書堂に訪れる――。

キャラクター作りやその人達の役割が綺麗に繋がるな~という印象でした。
本にめちゃくちゃ詳しい女店長も魅力的で、人見知りと本を語る時のギャップが面白い。また、病院で入院中で行動不可なのに、安楽椅子探偵ばりに聞いた話から、古書のエピソードにちなんだ日常の謎を推理し解決する名推理っぷり。ミステリ要素以外にも本が読めない男性との出会いから、仕事仲間になり、会話も生まれて・・と、男女の青春物語としても綺麗に楽しめました。

太宰治や夏目漱石などの読書経験は、有名どころを国語の教科書レベルで読んだ程度だったので、この手に詳しい人はもっと楽しめる要素があるのかなと思います。まったくの射程外だったので各エピソードについては新鮮で楽しめました。

刺激的な要素はないのですが、たまには落ち着いて楽しむのも良いかも。と思える温かい綺麗な作品でした。

egut
T4OQ1KM0
No.10:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

「これは面白い!」これがこの小説を読んだ時の第一印象です。
マンガを読んでいるような軽いタッチの文章で書かれていますが、大変読みやすく、一つ一つの本にまつわるエピソードも奥が深く勉強になると共に大変楽しめました。
登場人物たちも個性あふれる人物が多く、本にまつわる話という難しいテーマを盛り上げており、ミステリーとしての要素も深く味わいがあります。著者の練りに練った話の展開に、こだわりと能力の高さを感じました。1巻以降続けて読むことをおすすめします。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

期待通りの面白さでした。ラストの真犯人を解明したきっかけは、この作品の特徴を良く顕していると思います

水生
89I2I7TQ
No.8:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

読んでる間にかなり時間が空いてしまったので、簡潔に。

話題になっていたので、どれくらい面白いのかとワクワクしながら読み始めたが、面白い。
栞子ちゃんが可愛いのもさることながら、やりとりが愉快なこと、シナリオの展開のテンポが良いこと、栞子ちゃんの推理が鋭いことがとても印象に残った。また、最終の第4話の回収っぷりも驚き。

これは時間を作って続編を読みたいと思う。

白髭9
BK2OMGW4
No.7:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

あまり期待していなかった分、しっかりとした内容だったので驚きました。
なかなか良いです。
第3話辺りから、ジワジワとミステリー形式になってきたところがとてもグッときました。
さっそく2冊目を読んでみます。

マグル
ZH9M7YFR
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

気持ちよく読めました。

表紙のイメージを持ちながら、気持ちよ~く読ませて頂きました。内容にも興醒めするような所は無く、一応短編になっているので、区切りもよく、軽いミステリーとしてとても楽しませて頂きました。

ぴっこ
OFUWBKTO
No.5:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

所詮はラノベ...でも。

ライトノベルとはいえ、太宰や漱石などの作品が扱われており、他のラノベとは一線を画すであろうと期待をこめて読みました。太宰、漱石、小山清といった作家の作品を巧みに物語に折り込み、丁寧にわかりやすく書かれていることに好感を持ちました。
全体の雰囲気はやはりラノベ、所詮はラノベという印象はどうしても拭えなかったし、各章の”オチ”もそうでした。でも高尚ともいえる過去の作品をうまく溶け込ませて読みやすい作品にしているところがベストセラーの要因でしょうか。とりあえず第2巻も読んでみます。

本好き!
ZQI5NTBU
No.4:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

読みやすくてそれなりに楽しめました。

舞台が北鎌倉で、僕は北鎌倉の主人公の行っていた高校の方面と逆側に進んだところの学校うに通っているので、かなり親近感を抱きました。

アンコウ
BKBVHN0W
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

一冊の本を題材にした短編集です。
ちょっとラノベチックなところがあり、そのためか読みやすく、またミステリとしてもけっこう上質なものであると思います。
登場人物も魅力的で、サクッと読む人にはピッタリですね。

アルバトロス
CRRRDTJB
No.2:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

初心者の私にも読みやすい本でした。
物語は、主人公が亡き祖母が大切にしていた一冊の古書の価値をしるために
学生時代気にかけていた女性が居た「ビブリア古書堂」に本を持っていくところから始まります。
そして、主人公はその女性に出会ったことで新しい運命の歯車が回り始めます。
この本を読むことで、古書には本の中身だけでなく人から人へと渡ることで本自身にもいろんな物語があるんだな、と感じさせてくれます。
主人公と女性の純愛も読んでいておもしろいですし、人間関係もそれなりにおもしろいと思います。
読んでみて早く次作を読みたいという気にも駆られてしまいます。
どっぷりではない初心者向け?の内容かとは思いますが、おもしろかったです。

kariya
NFQORK3W
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

大型店舗以外の古本屋さんってあんまり見たことないなーって思いつつ、ラノベ設定な栞子さんの古書堂を想像。実在する古書が出てくるんだけど読んだ事ない。読んでたらもっと楽しめたと思ったね。軽い日常のミステリーだったね。

えんじ
VGV1LYIG
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