(短編集)

掟上今日子の備忘録



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掟上今日子の備忘録 (講談社文庫)

2018年07月13日 掟上今日子の備忘録 (講談社文庫)

眠ると記憶を失う名探偵・掟上今日子。彼女のもとに最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件の依頼がもたらされる。容疑者は4人の研究者と事務員・隠館厄介。身体検査でも見つからず、現場は密室。犯人とデータはどこに消えたのか。ミステリー史上もっとも前向きな忘却探偵、「初めまして」の第1巻。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

掟上今日子の備忘録の総合評価:8.20/10点レビュー 87件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

掟上今日子の備忘録の感想

久々の西尾維新。キャラ造形や設定作りが巧いなと改めて思う。
ドラマ化やらで何かと耳にしていたのですが未読でした。文庫化されたので手に取りました。

前向性健忘症で眠ったら記憶が戻ってしまう探偵の掟上今日子と、頻繁に事件に巻き込まれる隠館厄介。探偵&助手の定番フォーマットですが、記憶障害の女の子探偵&巨漢の大男という設定や対比の面白さが新しさを感じます。キャラの名前についても西尾維新らしいと感じてしまう所が、個性の確立で凄いと改めて思いました。

5編からなる連作短編集。
1話目『初めまして、今日子さん』については、最初なので作品傾向の認識から始まります。キャラや物語設定紹介+軽めの事件。研究データの紛失事件という事で殺伐としない日常の謎といった所。
純粋に推理を始めるかと思いきやアンチミステリというか古典的な犯人特定法を用いるので、読者はこの作品がどういう種別のミステリなのか戸惑うと共に、ありきたりではない先の展開に興味が沸くかと思います。
2話目も日常の謎傾向の短編。3~5話は連続した物語。全編読んで感じるのは『記憶』というガジェットを一貫して扱っている事。キャラ設定についても、行動心理についても、事件そのものについても関わってきます。こういう拘りはとても好感です。

語り部の隠館厄介について。性格が戯言シリーズの"いーちゃん"を感じました。最終話の行動が正にそう思いますとともに、一筋縄では行かないと予感させる今後の物語展開にも期待が持てます。
全体的に殺伐さがない日常の謎寄りの探偵物語です。続編の文庫化も待ち遠しいです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

掟上今日子の備忘録の感想

西尾維新さん久々のミステリ。記憶が1日毎(正確には眠った時)にリセットされる名探偵・掟上今日子シリーズ。「お暇ですか〜」から「さようなら〜」の流れと伏線の張り方、最終章の解決編にはカタルシスを感じる事ができた。今日子さんのキャラクターも面白かった。

水生
89I2I7TQ
No.2:
(7pt)

掟上今日子の備忘録の感想

面白かった。
今日子さんの過去が気になるので、続編も読みたいです(^^)

スミレ
YEU1RLXC
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

「掟上今日子の備忘録」の感想

寝てしまうと、それまでの記憶を無くしていまうという、「忘却探偵・掟上今日子(おきてがみ きょうこ)」が登場する、五編の連作短編ミステリです。
語り手は、いつも事件に巻き込まれると、自分が犯人だと疑われてしまうという青年・隠館厄介(かくしだて やくすけ)で、彼が事件に巻き込まれてしまったときに役立つように、携帯電話には名探偵の名前がぎっしり詰まっているそうです。
事件解決率100%という有名な名探偵も登録されているそうですが、このシリーズでは、解決するのが最速の探偵(朝起きてから、夜眠るまでに解決する)である、掟上今日子に事件の解決を依頼します。
でも、そのたびに、彼女と依頼主の厄介とは初対面と言うことになってしまうところが面白いですね。

一話と二話は、厄介が依頼した個別の事件を書いたものですが、三話から五話までは、あるミステリ作家の新作に関する、一連の事件についての話になります。

朝に目覚めると記憶がリセットされているので、彼女の記憶のバックアップとして、左腕に油性のペンで、「私は掟上今日子。25歳。置手紙探偵事務所所長。白髪、眼鏡。記憶が一日ごとにリセットされる」と書かれており、毎朝これを見て自分を思い出していると言うことです。

でも、読みながら気になっていたのは、どの時点の記憶までが残っているのかと言うことでしたし、なぜ、眠ってしまうと記憶がなくなってしまうのかと言うところも不思議なところです。
しかも、なぜ探偵をしているのかという事もよくわからないまま話が進んでいくだけではなく、話が進んでいくと、実際には、彼女が何歳で、どういう人物なのかと言うことまでわからなくなっていきます。
事件の謎もちょっとユニークでしたが、それよりも、彼女の謎の方が面白いミステリでした。
このあと、「忘却探偵シリーズ」として、続編が書かれるのでしょうか?
ちょっと楽しみにしています。

トラ
WFY887SY
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.83:
(4pt)

毎回初めましてなのが良い意味悪い意味で刺さる

『よかったところ』
西尾維新好きなので戯言シリーズから入りyoutubeでPVを拝見して一目惚れで購入❣❣
備忘録というタイトル通り毎回その日の記憶を無くしてしまう探偵がメインですがこれが短編ものの今作では心に刺さります。最初は奇抜なところを突いているなと思う程度だったのですが読者としての視点・今日子さん以外のキャラ2つの視点でこの特殊な性質を見ると1話1話進む度にまた「初めまして」と言いながら登場する今日子さんがちょっと狂気じみて見えていくような感覚に陥りましたね
掟上今日子の備忘録Amazon書評・レビュー:掟上今日子の備忘録より
4062192020
No.82:
(5pt)

あなたは誰?

「な」が「にゃ」になる白髪メガネの天才は世に二人と存在するのか?
この物語には怪異も猫もいない。
人間味あふれる事件、人物たちの記録。
この本を読んた誰もが連想する2つの物語は結びつくのか?

その謎を解明すべくアマゾンの奥地へ向かった…
掟上今日子の備忘録 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:掟上今日子の備忘録 (講談社文庫)より
4065121639
No.81:
(5pt)

掟上今日子の備忘録1

私は小説はいつも推理小説しか読めない。
推理小説は誰かが悪い事をしてそれをつきとめたりする。謎を解く。悪い事を絵までついて自分の目に焼きつけるのが嫌。
私は記憶力が悪いので推理とゆう記憶なんて無理ですが、自分の頭の体操、脳トレ感覚で推理小説を読むため新しいこの本を選びました。
掟上今日子の備忘録 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:掟上今日子の備忘録 (講談社文庫)より
4065121639
No.80:
(4pt)

作家が好きなのでストーリーも良かったです。

作家が好きなのでストーリーも良かったです。
掟上今日子の備忘録Amazon書評・レビュー:掟上今日子の備忘録より
4062192020
No.79:
(3pt)

良い。

おもしろかったです…多分。
掟上今日子の備忘録Amazon書評・レビュー:掟上今日子の備忘録より
4062192020



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