難民探偵
- 難民探偵 (1)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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文庫新刊の平台に並んでいたのを見つけたので買って来ました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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すごく盛り上がることはなかったが、つまらなくもない。 楽しめたので良かった。 | ||||
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結末も、とくに驚くこともなく「へーそーなんだ。 」という感じで 内容的にも冗長な展開が多くて、400ページは長かったです。 まとめようと思えば200ページ位でできると思いました。 | ||||
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「新たなる探偵小説の誕生!」という帯紙が躍る、西尾維新氏による長編小説である。西尾作品は初読。 いきつけの書店で平積みになっているのが目につき、裏表紙のアブストを見て購入。 結論から言うと、いわゆるミステリとしては及第点とはとても言えない。残念。 帯紙などによると、西尾氏はすでに複数のシリーズものを出している人気作家らしい。それもあって、そういう作家の新境地の探偵小説ってどんなもの?と思ったのだが・・・。 就職浪人の主人公・証子が、変わり者の叔父と、その友人である「難民探偵」とひょんなことから行動を共にし、とある事件の解決に立ち会い、はたまた会社組織のいろいろな内情を目の当たりにする・・・といったストーリー展開。謎の解明はいちおう終盤で行われるのだが、本作はどうやらこのあたりはメインではなく(実際、使われているトリックはミステリではかなり古典的な手法です。今やそれ自体はネガティブに受け止めるべきではないが)、主人公の内面の成長というあたりに主眼が置かれているものと思われる。それで推理小説やミステリではなく、帯紙が「探偵小説」なのだと読了後に多少納得(しかし時すでに遅し)。 文庫で400ページ余りのそれなりの大部なものなのだが、中身が薄い気がしてしょうがない。文字が大きくて行間が広いのもこれに拍車をかける。 印象がとくに悪いのがプロローグ。主人公が就職浪人に至る経緯が説明されるのだが、これがイジイジとした話がいったりきたりして長い長い。本人の愚痴だか反省だかわからないような、しかも直面している課題の解決につながらない分析めいた話が40ページ以上にわたって延々と続く(解決方法を知りたいのではなく、同乗してほしいからする相談話、というやつ?)。この時点でかなり嫌な予感はした。 中盤以降、探偵役と周囲の者とのディスカッションシーンが、物語の構成上の都合で比較的多い。それはいいのだが、何度もなんども同じ話をぐるぐる。いやいやその話はさっきしただろう?! 確かに現実社会ではさっきの話をもう一度蒸し返すやからが多いのは事実なのだが、それを小説でやらなくても、という印象。読んでいて非常にイライラが募る。 まぁその中でもクスっと笑えたのは、「十角館の殺人」のオルツィ、親指シフトキーボードうんちく。しかし分量的に一服の清涼剤にも足りない。 結局最後まで読み通した原動力は、この長い長い話が、たとえば最後の最後に驚天動地の着地点があってそのための周到に引かれた伏線、というのを最後まで期待していたのです。が…。 | ||||
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半分まで読んだ感想です。 (それ以上読むのに耐えられなかった) 心境描写だらけでお話が進んでいる感じがしなく、 だらだらと愚痴を聞かせ続けられているような感じでした。 半分位まで特に何も起きません。 800円は高いですね。200円ならジュース買った方が良いですね。 | ||||
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少なくとも自分は他の人が酷評しているような出来の悪い作品とは感じませんでした。 そこらの軽いばっかりのラノベよりはよほど楽しめました。 ただ、どんな人に薦められるかというと…難しいところですね。 少なくともミステリーファン向けでないのは間違いない。 他の方が書かれているように、落ちのつけ方はミステリーとして見れば相当雑ですし。 というか、そもそもミステリーのテンプレートを使用しているだけで、むしろ本質的にはアンチミステリーと呼んだほうがしっくりくる気がします。 また、化物語シリーズのような言語芸や、戯言シリーズのようなぶっ飛んだ設定もなく、そのあたりが好きで西尾維新ファンになっている人にもやっぱり薦められない…。 読み口は「少女不十分」あたりに近いですが、あちらは日常から発する非日常を描いているという特徴があり、こちらはそういう一言で言えるような特徴も無い。 強いて言えば…「ミステリーっぽく無さ」と、「独特の価値観や境遇を持つ人間同士のやり取り」を楽しむという感じでしょうか。 そう書くと、だいぶひねくれ者向けという気はします。 | ||||
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