ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち
- ビブリア古書堂 (12)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.33pt |
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ビブリアの外伝。栞子の娘の扉子が登場。まだ6歳ということらしいのですけど、6歳とは思えない言動。どうもそこが読んでいてしっくりこなかったです。とはいえ、それはどうでもよく、今回も古書とそれにまつわる事件、楽しく読ませていただきました!今回登場した『雪の断章』、以前から気になっていましたので、次読みます! | ||||
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完結したかに思ったシリーズ、まだ続いていますね。扉子という新たな登場人物も加わってますます楽しみが増えてきました。今回は北原白秋、佐々木丸美、内田百閒といった作品が出てきますが、このシリーズのいいところはこういう過去の作品を読んでみたいと思わせるところ、佐々木丸美は初めて聞いた作家だし(恥ずかしながら…)、内田百閒も古書店で探してみたくなりました。 | ||||
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安定した面白さです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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前シリーズでは、大輔が栞子さんの事件を解決していく様子をできる限り記録した体で物語が構成されていました。よって大輔以外の人たちの感情や考えは一切、分からないという物語でした。 本書では、事件簿ではなく「事件手帖」なのかも明らかになり、栞子さんの思いや考えも知ることができ、なんだか嬉しい気持ちになりました。新鮮でもありました。 とはいえ、事件の部分は「事件手帖」を読む形態を崩しておらず、大輔視点で物語が語られます。 その点を不自然と思われる方もいるとは思いますが、娘に話せない部分を除外すると言っても事件の内容は手帳に沿っているので、読者が読んだまま娘に語ったんだと思いますよ。 その結果、「よく分からなかった」と娘も素直に話してます。 意外だったのは手帳の内容が箇条書きだったり、メモ程度だったこと…誰がそれを文章に起こしたのかは謎のままですね。今回は栞子さんが話した体なので、文章にしたのは栞子さんになるのでしょう。 色々と謎もありますが、それも含めて「ビブリア古書堂の事件手帖」なのでしょう。 新シリーズも面白く読めました。やはり引き込まれますね。 | ||||
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出てくる夫婦がやたらと、離婚と死別が多く、不倫だらけなのがうんざり | ||||
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事件簿と言えば行き過ぎた欲が原因になるものだ。色欲、金銭欲、名誉欲などが著名なサスペンスの事件の動機になっているわけだが、この本では貪欲が古書に向かうことによって事件が起きるのである。古書には何の意志もないが、その古書に執着した者の心に悪魔が取り付き事件の舞台を提供するのである。コナンドイルは犯罪知識の天才としてシャーロックホームズを生み出したが、この作家三上は古書知識の天才として栞子を生み出し、古書にまつわる事件を解決に導くのである。古書堂のある北鎌倉には禅宗寺として円覚寺、建長寺などがあり、僧房では欲からの解脱を鍛錬しているのであるが近くの古書堂を舞台に悪魔が舞うのである。こんな設定もまた面白い、また事件の地理的、人的舞台が大船から逗子までの間でほぼ纏められており、長編と言え人間関係が理解しやすくなっている。読み終えて、古書に執着した者の死後のあり様も見てみたいものだと思いながら、お勧めの一冊である。 | ||||
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7巻で完結した『ビブリア古書堂の事件手帖』の外伝、 二人の娘の扉子を登場させながらも、 過去作の登場人物達のその後や語りきれなかった一面を描いています。 それもあってか、最終話はやや無理な展開もあって、 あまり読んでいても違和感があり、読後感も良くなく残念でした。 一方で、第二章は「ああ、そういうのもあるね」、 評者も類似品を古本屋に売り、次に行ったときにはすぐに売れていた、 という経験をしたことがあるので、 自分の疑似体験をさせてもらった気がしました。 その後、新章も発売されました。 ファンはつなぎのこの一冊も読んでいて悪くないと思います。 | ||||
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とにかく綺麗で、楽しく読ませてもらいました。感謝です。 | ||||
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