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ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち
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ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 1~20 1/4ページ
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前シリーズでは、大輔が栞子さんの事件を解決していく様子をできる限り記録した体で物語が構成されていました。よって大輔以外の人たちの感情や考えは一切、分からないという物語でした。 本書では、事件簿ではなく「事件手帖」なのかも明らかになり、栞子さんの思いや考えも知ることができ、なんだか嬉しい気持ちになりました。新鮮でもありました。 とはいえ、事件の部分は「事件手帖」を読む形態を崩しておらず、大輔視点で物語が語られます。 その点を不自然と思われる方もいるとは思いますが、娘に話せない部分を除外すると言っても事件の内容は手帳に沿っているので、読者が読んだまま娘に語ったんだと思いますよ。 その結果、「よく分からなかった」と娘も素直に話してます。 意外だったのは手帳の内容が箇条書きだったり、メモ程度だったこと…誰がそれを文章に起こしたのかは謎のままですね。今回は栞子さんが話した体なので、文章にしたのは栞子さんになるのでしょう。 色々と謎もありますが、それも含めて「ビブリア古書堂の事件手帖」なのでしょう。 新シリーズも面白く読めました。やはり引き込まれますね。 | ||||
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出てくる夫婦がやたらと、離婚と死別が多く、不倫だらけなのがうんざり | ||||
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事件簿と言えば行き過ぎた欲が原因になるものだ。色欲、金銭欲、名誉欲などが著名なサスペンスの事件の動機になっているわけだが、この本では貪欲が古書に向かうことによって事件が起きるのである。古書には何の意志もないが、その古書に執着した者の心に悪魔が取り付き事件の舞台を提供するのである。コナンドイルは犯罪知識の天才としてシャーロックホームズを生み出したが、この作家三上は古書知識の天才として栞子を生み出し、古書にまつわる事件を解決に導くのである。古書堂のある北鎌倉には禅宗寺として円覚寺、建長寺などがあり、僧房では欲からの解脱を鍛錬しているのであるが近くの古書堂を舞台に悪魔が舞うのである。こんな設定もまた面白い、また事件の地理的、人的舞台が大船から逗子までの間でほぼ纏められており、長編と言え人間関係が理解しやすくなっている。読み終えて、古書に執着した者の死後のあり様も見てみたいものだと思いながら、お勧めの一冊である。 | ||||
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7巻で完結した『ビブリア古書堂の事件手帖』の外伝、 二人の娘の扉子を登場させながらも、 過去作の登場人物達のその後や語りきれなかった一面を描いています。 それもあってか、最終話はやや無理な展開もあって、 あまり読んでいても違和感があり、読後感も良くなく残念でした。 一方で、第二章は「ああ、そういうのもあるね」、 評者も類似品を古本屋に売り、次に行ったときにはすぐに売れていた、 という経験をしたことがあるので、 自分の疑似体験をさせてもらった気がしました。 その後、新章も発売されました。 ファンはつなぎのこの一冊も読んでいて悪くないと思います。 | ||||
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とにかく綺麗で、楽しく読ませてもらいました。感謝です。 | ||||
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栞子さんのふわふわな感じがとってもいいですね。舞台にしている鎌倉の町の様子が目に浮かぶようで描写もさすがです。本好きにはたまらん。 | ||||
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大怪我で入院中の古書店主篠川栞子と本の評価の持ち込みをしたのが切っ掛けで店員となった五浦大輔をめぐるミステリ系の四編の短編集。パズラーやサスペンスを志向しているようではなく、日常の謎系ベッドディテクティヴというぐらいのくくり。 第一編は、祖母の遺品に「夏目漱石」との為書き署名があったことから査定をしてもらおうと、古書店に漱石全集を大輔が持ち込む。その署名といくつかの情報とから栞子は大輔祖母のかつてを推理する。 第二編は、出入りのせどり屋が、盗まれた本と盗まれなかった本の特徴から、なぜその本が盗まれたかを推理する。これはなるほどと思わされたが、情報提出がたりない。 第三編は、夫が持ち込んだ本を妻が取り返しにやってきて、妻が語る夫の近況から夫の状況やなぜ愛読書を手放そうとしたかを推理する。 第四篇は、栞子が所有する太宰治の『晩年』初版を奪おうとしている男がだれかを栞子が見当をつけ、適切な対処をする。 といったもの。 推理のながさや強靭さには凸凹が多く、第一編はもう少し細やかに手を入れていたら秀作だったろうが、第四編など謎解きの情報が出された途端に大輔が疑い始めるという謎解きとしてはかなり駄作。まあ、そのあとのサスペンス・シーンと栞子の対処法をこそ味わうべきなのかもしれないが。 全体として、このシリーズはもうすこし謎と論理のアクロバット(都筑だったか)を真面目に取り組んでほしい。ドラマ版で謎解き情報を補完したものがあるのは、かならずしも文字と動画との差異だけが理由だとは思えない。 | ||||
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栞子と大輔がゴールインしてから7年後。二人の間に生まれた娘・扉子に栞子が古本にまつわるエピソードを語っていく短編集。シリーズ本編で出てきた坂口夫婦や志田さんなども登場するし、栞子たち家族の仲睦まじい様子も想像でき、ビブリア古書堂シリーズを読破した者からすると嬉しいのひと言。出てくる書物をすべて読みたくなる、大満足の外伝でした。 | ||||
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ビブリア古書堂の後日談だけれど、本編とは比べようもないほど薄っぺらい話作り。ファンサービスのための後日談と割り切ればそんなものかもしれないけれど、それ以上のものではない。そんないら立ちがあるものだから、篠川夫妻の娘の扉子の行動にも腹が立ってくる。買取査定中の本を勝手に読んだ挙句、叔母の文香とその本を引っ張り合うあたりはいら立ちを覚えずにいられない。 結局ただのファンサービスの本でしかない。ビブリアの本編と続けて読むと正直がっかりすると思う。 | ||||
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待っていた続編でした!面白く一気に読んでしまった! | ||||
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ビブリア古書堂のの事件手帖シリーズを若者に読んでもらい、読書に親しむ習慣を増やしてもらいたい。 読みやすいので、読書が苦手な人たちとっても、楽しく読み進められると思う。 アットホームな文脈は、小・中学生にもお勧めの書籍だ。もちろん大人が読んだって面白いことは間違いない。 | ||||
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スピンオフかと思ったが、充実した内容でした また一気に読み終えてしまった | ||||
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シリーズをすべて購入し、読了しているが、少しマンネリ化している。ミステリーとしてもう一工夫を望みたい。 | ||||
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シリーズの続きは難し・・と思いました。 マンネリを避けるために・・扉子をを登場させたのですが・・ その分、内容が薄くなって・ハラハラドキドキ感が薄れています。 【ふでき】ではないのですが・・ | ||||
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あまりライトノベルは読まないのですが、このシリーズは継続して読んでいます。 もしシリーズを読んだことがある方は、想像どおりの内容です。 こうだったらよかったのにと思ったのは、 ・有名な作家なので、扱う物語として認知度の高いものをもっと使ってほしかった。 (「本陣~」「八つ墓村」「犬神家~」「悪魔~」など、いくらでも事欠かない) ・もっと扱った物語の内容を事件の伏線として利用してほしかった。 (獄門島の内容はそれほど出てきません) | ||||
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人物描写が巧みで、 それぞれの人物に寄り添って読めるところが 気に入っています。 | ||||
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遂に読み終えてしまったビブリア古書堂の事件手帖の番号はふられてないけど実質は8冊目の最新刊です。今回は栞子さんが扉子に話して聞かせる古書にまつわる思い出話の数々で原点に返って過去の常連さん達が主役で逆に栞子さんと大輔は脇役に回っていますね。志田・坂口夫妻・小菅奈緒・吉原喜市の息子と心に傷を負った人達だからこそ三上さんは愛着を込めて描き続けるのでしょうね。今回の収穫は「雪の断章」で早速ネットで手に入れましたね。扉子ちゃんには残念ながら虚構の世界では本作は未だ出版されてなくて大輔の手帳にのみ存在するのですね。 ビブリア古書堂の事件手帖=五浦大輔の手帳だったのですねとはたと気づきましたね。処でナンセンスな事を書きますが、篠川家は完全に女系家族で将来は女性しか生まれて来ずに婿を貰い続けてビブリア古書堂は永遠に繁栄して行くのでしょう。扉子が産む娘の名前は平凡ですが「章子」は如何でしょうか?智恵子(T)栞子(S)扉子(T)で次はSに違いなく字数は3文字で決まりでしょうね。他には書子(書庫)で後に「ショコタン」と呼ばれる(中川の本家がちゃんといますよね)というのはくだらない冗談ですね、三上さん新刊を熱烈にお待ちしますね。 | ||||
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さすがに、題材に選ばれた文学だけあって、厳選されています。今までのストーリーを読み返すと、なお意味が深く理解できます。 | ||||
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1巻~7巻までは最高に面白かったが今回は別。好奇心旺盛な扉子、子をもつ親として行動は理解できます。ただこれはあくまで物語で扉子はキーになる登場人物ではない。また各話にでてくる悪役がゲスすぎです、誰だって弱いが他人に危害を加えてうさばらしって…四話は閉店したあの親子が逆にかわいそうになってきました。四話の親はすでに登場してるけど子まで出す必要あったのかな。後味悪いので星2。栞子ファミリーの幸せな家庭、それがみれたことは救い | ||||
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楽しみにしていました。また次回作が読みたいです。 | ||||
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