古本屋探偵の事件簿
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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紀田順一郎がここまで物語を構築できない作家だったとは思いませんでした。収録されている4編すべてが事件性に乏しく頻繁に登場する名古本のタイトルさえも鬱陶しく感じられました。友達になりたくない作家です。 | ||||
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『11枚のとらんぷ』が非常に面白かったので創元推理文庫は私にとって信頼のブランドとなった。したがってまたムラムラと読書の虫と収集欲が頭をもたげてきて、とりあえず当時出ていた創元推理文庫の日本人作家の作品を手当たり次第、手をつけることにした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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”本”その物が好きな人にとっては、古本も同じ様に気になる。紙から電子媒体に変化すると、余計に内容よりもその存在自体が、出版と同時に貴重な骨董品になって行くのじゃないか?と思える昨今。 そこに、この一冊。古本業界やコネクター心理や印刷を巡るドロドロな人間関係、その全て、挙げられる書物も時代背景も、難しい漢字使いも、どんどん深まって進む面白さと一緒に、諸々勉強させて頂きました、と言いたいです。 この一冊で、読み物が本からスマホに変化するのと歩調を合わせて、戦争体験とその時代感覚も消えて、街の様子が変わると同時に、人の生き様も変わって行くんだな~と感じさせられました。 | ||||
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古本屋探偵シリーズの3本の中編と1本の長編をまとめて一冊にしたもの。 収録されているのは、「殺意の収集」「書鬼」「無用の人」「夜の蔵書家」。 神保町に店を構える主人公が「本の探偵」の広告を出したところ、怪しげな事件が舞い込み、というストーリーなのだが、とんでもない古書マニアたちが登場し、その執念と鬼気迫る姿にぎょっとさせられる。 まあ、たしかにこういうひとたちが巣喰う業界だよね……。 ミステリとしては、あまり期待しすぎてはいけない。 | ||||
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古本ですがなかなか手に入らなかったのですががアマゾンで簡単に手に入れられました。 | ||||
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書鬼がよかったです。壮大なクライマックスでした。 長編のものは、なかなか話が進まないのが残念でした。 | ||||
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この本のおもしろいところは、どんなコレクターにも 共通することだが、個性というか異常性が描かれているところで 推理小説としては今ひとつ。 特に一番の長編である「夜の蔵書家」はピークが最初の方にあり、 先が知りたいという欲求はあまり起こらなかった。 例えていうなら、横溝正史の市中ものを見ているような 物足りなさを感じた。主人公も苦手なタイプの人間で、色気もない。 そういうわけで、スリルとサスペンスを求める人にはやや 退屈なページもあるだろう。 それにしても古本屋というのは居心地の悪いものだ。そしてこの本からは 居心地の悪さが同じようにつたわってくるため、少々疲れる。 それだけリアルということなのかもしれないが。 | ||||
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