(アンソロジー)
古書ミステリー倶楽部3
- アンソロジー (252)
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江戸川乱歩の作品が読みたかったのですがほんの少しだけでした。 | ||||
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光文社の古書ミステリー倶楽部、第1集、第2集が好評だったようで、第3弾が出版されました。 収録作品は以下の通りです。 1:口絵(江戸川乱歩)、第1集、第2集と同じく、先ず、乱歩の口絵からスタートします。 2:のっぽのドロレス(宮部みゆき)、自殺した妹のマンションを整理するために訪れた姉、書棚の位置が高いのに疑問を感じ、調査しますが・・・・・。 のっぽのドロレス(ポケミス)が小道具として使われています。 3:閻魔堂の虹(山本一力)、好短編だとは思いますが、これってミステリー? 4:緑の扉は危険(法月綸太郎)、古書マニアと密室殺人を上手く組み合わせています。面白いです! 作品の中で、三島が本名で書いた「悪霊」が出てきて、こんな本てあったっけなと思ったら・・・・・・・。 5:長い暗い冬(曽野綾子)、怪談、怪奇小説のアンソロジーによく収録される高名な短編です。しかし、これってミステリー?? 6:書肆に潜むもの(井上雅彦)、貸本屋の一面をとらえているとは思いますが、やはり書き手が井上さんですから、井上風にアレンジされています!! 7:一銭てんぷら(長谷川卓也)、古雑誌を扱ったミステリーというよりはファンタジーです。一銭天麩羅、織田作の夫婦善哉に出てきますが、 大阪の庶民の食べ物だったようです。 8:悪い夏 悪い旅(五木寛之)、マリファナを扱っていますが、「冒険者たち」の冒頭と雰囲気はよく似ています。 フラワー・ムーブメントの雰囲気をよく表しています。ヘッセの「春の嵐」が小道具として上手く使われています。 しかし、この当時の五木さん、いい作品が沢山ありました。 9:バルセロナの書盗(小沼丹)、元になっている実話があった作品です。書痴、書狂の生態が鋭く描かれています。 10:凱旋(北村薫)、凱旋が本来持つ意味、それがわかった時・・・・・。短い作品ですが、心に強く残ります! 11:紅唐紙(野村胡堂)、銭形平次の作者の作品です。結構面白かったです。「奇談クラブ」を読み直します。 12:D坂の殺人事件(草稿版)(江戸川乱歩)、草稿版を出してきましたか!しかし、これは反則です!! やはり、第1集、第2集より内容は、正直落ちると思います!! 今回は、ファンタジ・ータッチ、或いは、怪奇・幻想風の作品がかなり多いように感じました。 私のベスト3は、4、10、8 (順位不同です)ですか!ただし、5は高名な作品のため、除外しています。 | ||||
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