(アンソロジー)
江戸川乱歩に愛をこめて
- アンソロジー (252)
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作家はみんな江戸川乱歩が好きなんだ!と納得。 特に大槻ケンジの「怪人明智文代」は快作。この一篇を読めただけでも、 このアンソロジーを買う価値はある。 | ||||
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江戸川乱歩は私が推理小説に嵌る発端となった作家である。戦後間もない小学生の低学年時代に少年探偵団や怪人二十面相を楽しんでいたが、ある日、突然としてこれらの作品のトリックが気に入らなくなってしまい。一時、遠ざかっていたことがある。その後、古今東西の推理小説を読破して、定年退職を機に原点に戻り、江戸川乱歩作品と再会した。少年時代は江戸川乱歩の戦前の作品を読む機会はなかったが、初期作品を読むとやはり優れた作家だと見直すことになった。しかし、全集を読み終えて、私の乱歩感は日本推理小説の父であることに異論はないが、作家としてより、むしろ評論家、書誌家さらに新人育成に多大の貢献をされた方との思いが強い。 本作の題名に敬意を表して購入した次第である。 | ||||
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アンソロジーというのは、作品の傾向やレベルをそろえたものや、テーマをそろえたものなど、さまざまである。 どちらかといえばテーマをそろえたものが多いのだが、本書は江戸川乱歩をテーマとした短編集であり、良く言えば実にバラエティに飛んだ、悪く言えばごった煮のようなものである。 しかし、このごった煮というか詰め合わせ的なものが、実に楽しい。 ミステリありファンタジーありで、読者各人の嗜好により各編に対する好きずきは異なるだろうが、ぜひ全編通して読んでほしい。 各作家の乱歩に対する愛情が、それぞれの形の愛情が、本当によく分かる。 1日一編ずつのペースで、ゆっくりと読んで欲しい。 でもそうすると、次の本を読むのが遅くなってしまうけれども。 | ||||
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ミステリー文学資料館編のアンソロジーをよく読む。本作の前にはシャーロック・ホームズ関係のアンソロジーが2冊ほど出ているが、それも読んだ。アンソロジーの良いところは、普段読まない作家の作品に触れることができること、また普段読む作家でも、あまり出会わない作品を読めることだろう。私の場合、本書では、恩田陸氏や森真沙子氏が前者で、島田荘司氏や北杜夫氏は後者にあたる。だから、食わず嫌いだった作家の魅力に気づかされることも少なくない。 乱歩好きにとっては、こういった企画を好きでない人がいるかもしれないが、色々なタイプのミステリーを楽しみたいに人にとっては、便利な1冊といえる。当然だが、いずれの作品も、乱歩が描いた世界の雰囲気をそれなりに味わえるようになっている。 | ||||
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