押絵と旅する男



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初公開日(参考)1979年04月
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長編小説

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江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)

2005年01月12日 江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)

魚津へ蜃気楼を観に行った帰りの汽車の中、二等車内には「私」ともう一人、古臭い紳士の格好をした60歳とも40歳ともつかぬ男しかいなかった。「私」はその男が、車窓に絵の額縁のようなものを立てかけているのを奇異な目で見ていた。夕暮れが迫ると、男はそれを風呂敷に包んで片付けた。目が合った。すると男のほうから「私」に近付いてきて、風呂敷の中身を見せてくれる。それは洋装の老人と振袖を着た美少女の押絵細工だった。背景の絵に比べその押絵のふたりが生きているようなので驚いてる「私」に「あなたなら分かってもらえそうだ」と男はさらに双眼鏡でそれを覗かせる。いよいよ生きているみたいに思えた押絵細工のふたりの「身の上話」を男は語り始める。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

押絵と旅する男の総合評価:8.23/10点レビュー 13件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

立体的な映像小説

乱歩らしさがいっぱいでした。

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(4pt)

大変にキレイでしたー。

うつくしい本で非常にうれしいです。ありがとうございました。
江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)より
4334738206
No.11:
(2pt)

伏字・・・・

文字は大きく読みやすいです
でも伏字おおすぎ

蟲」なんて特に何が書いてあるかわからない状態。
伏字のない文庫を探しています
江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)より
4334738206
No.10:
(3pt)

古色蒼然

面白いところもあるが、全体として古くて暗い。残虐なシーンの描写は吐き気をもよおす。
江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)より
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No.9:
(5pt)

写真の出現を完璧に捉えた小説

「押絵と旅する男」ですが、これは写真の本質(変化する我々生身の存在に対し、一瞬前までは生身の人間であったことが確実なのに、半永久的に、ほぼ永遠に変化しない)を、人類が写真と出会った驚きを、完璧に捉えた二度と現れない記念碑的作品でしょう。
なお、乱歩の「火星の運河」は人類が映画と出会った瞬間の衝撃を見事に捉えているように思います。
江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)より
4334738206
No.8:
(4pt)

「押絵と旅する男」が一番いい

収録されている作品は「押絵と旅する男」「蟲」「蜘蛛男」「盲獣」の4篇である。元々高校生の時に江戸川乱歩にハマって片っ端から作品を読んだのだが、これらの作品を読んだ記憶はなかった。一時夫婦で魚津の蜃気楼を見ようと5月から6月にかけて毎年のように通った時期があって、家内がこの本を見つけて買っていた。

「押絵と旅する男」は、昔のすいたガランとしたローカル列車に乗ったことがある人なら、それも夕方近くに乗ったことがあればよけい雰囲気がわかるだろう。単調でリズミカルな線路の継ぎ目の音を響かせながら、車内の電灯と空の明るさが同じくらいの夕闇が迫る中、窓側はまだ明るいが通路側はオレンジ色の照明を帯びてやや暗い。その中で語られる話なのだ。
「蜘蛛男」は探偵小説らしい作品なのだが、著者が中盤であまりにわかりやすいヒントを描写しているので、犯人がほとんどわかってしまい、そこで作品内でも犯人がすぐに暴露されればいいのだが、しばらく引っ張るので白ける。
「盲獣」は著者本人も認める「エログロ」の変態もので、全集に入れたくなかった。特に終わりの方の「鎌倉ハム大安売り」という章は著者自ら吐き気を催すほどで、全集では削除したくらいである。
「蟲」もエログロなのだが、自ら失敗作だと認めている。
江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)より
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