(短編集)

屋根裏の散歩者



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初公開日(参考)1978年09月
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屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

2015年05月20日 屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

あらすじ 郷田三郎は引っ越したばかりの下宿で、偶然、屋根裏への入口を見つける。異質な空間に魅力を覚えた郷田は、昼夜を問わず屋根裏を「散歩」し、天井の隙間から他人の隠された本性や生活の秘密を盗み見る興奮に酔いしれるようになる。  ある日、彼は天井裏の小さな穴を利用した恐ろしい犯罪を思いつく。自殺として片付けられようとしたこの事件を、名探偵明智小五郎が明敏な推理力を発揮する・・・・・・  「屋根裏の散歩者」「鑑地獄」「押絵と旅する男」「火星の運河」「目羅博士の不思議な犯罪」「虫」「疑惑」 短編7編を収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

屋根裏の散歩者の総合評価:9.05/10点レビュー 44件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

「散歩者」という題名がいいですね

乱歩御代の短編の中でも有名かつミステリ色の強い一作。
まず「屋根裏の殺人鬼」とか「屋根裏の犯罪」などではなく「散歩者」というタイトルにセンスを感じますね。

とにかく何をやってもつまらない、人生を退屈している男がとうとう見つけた楽しみ……という犯人目線の倒叙ミステリです。
やってることは本当に酷いんですが、なぜか感情移入してしまう犯人でした。

明智小五郎も登場しますが、後の私立探偵として有名な完全無欠のヒーロー的なキャラクターではなく、『D坂の殺人事件』同様、正義感ではなく単純に好奇心から事件の真相を探る変わった男という位置づけです。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.43:
(5pt)

読み応えあります。まずはこの一冊から。

以前新潮文庫の傑作選を読みましたが
それに収録されていた作品もいくつか収録されています。

このシリーズは初期の作品から順に
作者本人の批評付きで読んでいける面白みがあります。

まだ十分には熟していない作品もありますが
乱歩の好きなネタというか、
こだわりの萌芽は十分伝わってきます。

明智小五郎が登場し
徐々に定着していくだろう様子もわかるし
怪人二十面相の原点も見られるし
その後の乱歩の作品に触れていくための準備となる掌編が
多数収録されています。

昔読んだけれどすっかり内容を忘れていた話も多かったので
改めて楽しめました。
面白い話は多いですが
中でもやっぱり「人間椅子」の
フェティシズムとスリルは最高です。

20年くらい前に出版されたシリーズですが
絶版にはなっていないようなので
注文すれば書店でも買えると思います。
大きな書店だと、この第1巻くらいは
店頭在庫があるようです。
Amazonだとどれも手に入ります。
絶版になる前に全部読んでしまいたいと思います。
江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)より
4334737161
No.42:
(4pt)

おすすめの一冊

高校生の頃、通学電車の中で夢中になって読んでいたのを懐かしく思い出します。捨て話なしの名作揃い。おすすめの1冊です。
「屋根裏の散歩者」「人間豹」「押絵と旅する男」「恐ろしき錯誤」全4話
屋根裏の散歩者 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:屋根裏の散歩者 (角川ホラー文庫)より
4041053145
No.41:
(4pt)

作品論はさておいて、この文庫全集の特徴についてでございます。

乱歩さんの作品の著作権が切れたのを期に、多くの出版社から作品集が発刊される運びとなってかなりの年月が経つのでございます。小規模な社から、かなり美麗な代表作の単行本が出されたり、とんでもなく分厚い「大事典」が出現したり、文庫本にいたっては、この光文社版の全集をはじめ、よもやと思っていた集英社文庫からは「明智小五郎事件簿」なるクロニクル版が登場したり、「まさか!!!!」の岩波文庫からは作品集が(しかも「怪人二十面相」でございますよ!!!)発刊されたりと、もう百花繚乱。どのシリーズで揃えればよいのか、どの出版社の版本で読めば「乱歩らしさが味わえるのか」と、遅れてきた読者は迷うばかりなのでございます。
 そんなわけで先輩読者を差し置いてではございますが、これから乱歩作品を「読んでみようか」と思われる、これからの読者の皆様にこの文庫全集の特徴をかいつまんでお知らせしたいと思うのでございます。
 まず、この「全集」は、全集という名の通り乱歩さんが別名義で発表した作品をも含めて、その創作された小説作品がすべてが収められているのでございます。主要評論と随筆も収録された巻もございますので、まさに一般読者にとっては完璧な全集と申せましょう。全小説収録というのが、これまでの「乱歩全集」には無いところなのでございます。そして各作品には著者自ら付した「自作解説」があり、作品によっては「まえがき」的な文章もあり、そして編集部が作成した膨大な「解題」や「注釈」が作品が発表されてからかなりの年月が経ってから作品に接するワタクシのような新米読者にはかなりの助けになるのでございます。(書けなくなった乱歩さんの「読者諒せよ」まで入っていますwwww)「盲獣」に於いては作者自らが削除したところまで復活しているのでございます。
 初版本の写真が口絵として掲載されていたりと至れり尽くせり。出来たら、この内容で豪華本を限定出版していただけないかと思うほどの充実した内容なのでございます。
 乱歩作品をパーフェクトに揃えるにはまさに、「これ」なのでございます。
江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)より
4334737161
No.40:
(4pt)

状態が良かった

保管状態が良かったです。
江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)より
4334737161
No.39:
(5pt)

さすがです。

乱歩先生は間違いない。
面白かったー。
屋根裏の散歩者  江戸川乱歩ベストセレクション3 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション3 (角川ホラー文庫)より
4041053307



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