完全犯罪
- 怪奇探偵小説 (8)
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全1件 1~1 1/1ページ
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三大奇書の黒死館はよく取り上げられるが、 | ||||
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-収録順- 完全犯罪 後光殺人事件 聖アレキセイ寺院の惨劇 黒死館殺人事件 オフェリヤ殺し 1987年の初出版当時はフォントが大きく好まれただろうが、私が購入した2003年では普通、 現在(2024年)ではやや読みにくいと感じるフォントサイズだと思うので、もっと新しい物で 読んだほうが良いと思う。 | ||||
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まさしく奇書である。本書のペダントリー三昧と真相に達することなき探偵法水麟太郎の 衒学的超論理の世界は、一つの奇跡的な世界である。 | ||||
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2018年11月の版から塔晶夫の解説は著作権継承者の本多正一氏により引き上げられたため、掲載されていません。書誌が未修正です。 | ||||
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近代日本を代表するミステリーの金字塔! エロ、グロ、ナンセンス。 濃いです。 是非、若い人も読んでみよう。 | ||||
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日本探偵小説全集の小栗虫太郎の巻。 「完全犯罪」「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「黒死館殺人事件」「オフェリヤ殺し」を収録。 大作「黒死館~」はS・S・バン・ダインの影響から書かれたとよく言われており、私もそう思いましたが、いくらなんでも影響受けすぎ、バン・ダインも超える様な異様な探偵小説になっております。 まず、殺人が起こる、それがどうゆう風に、いかに起こったかよりも、その殺人にどうゆう意味があるのかを過去のあらゆる学問(天文学、キリスト教の教理問答等)から探ったり、考えたりに延々堂々巡りを繰り返し、その間にまた殺人が起こり・・・と、当時の時代状況だから許される、今だったらありえない様な展開で、今読んで面白いかと問われたら疑問に思えました。読んでいる間、誰が殺され、誰が容疑者かもあまり追求されない為、今小説がどういう状況なのかもよく把握できない部分も多かったです(私の読みが浅いかもしれませんが)。 読んで、エーコの「薔薇の名前」を少し想起しましたが、あちらはキリスト教の総本山イタリアで書かれ、内容も中世の隔絶した修道院で起こる連続殺人という事で納得できましたが(それでも動機は不可解でしたが)、キリスト教に疎い国で、こういう内容では今読むと少し・・・というのが正直な感想でした。 一回読んだだけの感想なので、再読したらまた評価が変わるかもしれませんが、長いのでとても今すぐ読み返す気にもならないので、こういう評価をしておきました。すいません。 他の短篇は短い分、情報量が少なく普通の推理小説として読めましたが、人に勧めるかどうかはやはり少し疑問でした。 巻末の付録に、家族の方の小栗の実像が書かれた文章が掲載されておりますが、情緒的であいまいな人間くさい人で、インテリを嫌い肉体労働もしていたと書かれており意外でした。「黒死館~」みたいな物を書いた人なので超インテリっぽい人を想像していたので。 異彩を放った日本の探偵小説の異端に触れられる短篇集。お暇ならどうぞ。 | ||||
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