ウィチャリー家の女



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.67pt (10max) / 3件

7.00pt (10max) / 5件

Amazon平均点

4.70pt ( 5max) / 20件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
3pt
サイト内ランク []B総合:72位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

3.33pt

60.00pt

44.67pt

6.67pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1962年01月
分類

長編小説

閲覧回数5,585回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数8

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)

1976年04月01日 ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)

女の名はフィービ・ウィチャリー。二十一歳。彼女は霧深いサンフランシスコの波止場から姿を消し、杳として行方が知れなかった。彼女の父から娘の調査を依頼されたアーチャーのこころには、何故かフィービの美しく暗い翳が重くのしかかっていた……。アメリカ家庭の悲劇を描くハードボイルド派巨匠の最高傑作! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

ウィチャリー家の女の総合評価:9.17/10点レビュー 23件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

ウィチャリー家の女の感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

氣學師
S90TRJAH
No.2:
(7pt)

この胸に残るのは何なのか。

歪んだ愛情が織成す悲劇、いや正直な気持ちを押し殺したゆえの反動と云った方が正解か。
現象はあまりにも単純。2人の男と1人の女の死。犯人はしかも1人。しかし、その1人を炙り出すための炎は関係者各々の魂を苦く焦がし、また探偵自身も自らを焦がす。だが、あくまで彼は傍観者の立場を貫く。だから慮る事もせず、また望むのであれば自害の手助けをもする。
現時点では7点だが、我が胸に徐々に立ち上る感慨は治まりそうにない。

Tetchy
WHOKS60S
No.1:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

バランスの良い作品だと思いました

ドンドン読み進めました。

わたろう
0BCEGGR4
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(5pt)

ロス・マクドナルドが作り上げた珠玉の名品

20代の頃に初読したときは、ハードボイルドミステリーとして読んでいたので、錯綜した人間関係がわずらわしく感じることもありましたが、文章の美しさは堪能できていました。年をとって、文庫本で再読したときにはアメリカの家庭の悲劇を重層的に描いた小説としてゆっくり読めました。主人公のリュウ・アーチャーの淡々とした活躍は現代のキャラ立ちヒーローたちとは対極にあるもので、長尺の墨絵をみているような味わいです。文章の美しさだけでも価値があります。無駄な形容詞が一つもない言われたのがうなずけます。
ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)Amazon書評・レビュー:ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)より
4150705011
No.19:
(4pt)

メインのトリックがなあ

文章としての表現がハードボイルドの中ではかなり凝っていて、やはりチャンドラーの作風を思わせます。
それから、ロスマクの真骨頂と言われる登場人物への心理的なアプローチ。他の探偵と違って本作の探偵リュウ・アーチャーは心理学者のように登場人物たちを分析します。その点が特徴だなと思います。
それから、「〜のような」という直喩が多用されています。これは、純文学の要素が多いと言われる所以でしょう。
個人的には、少しくどいかなと思います。
ただ、本作については、何と言ってもメインのトリックですね。これについての評価は分かれると思います。
私は否定的です。やはり、さすがに無理があるなと。
その点で、星4つとしました。
ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)Amazon書評・レビュー:ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)より
4150705011
No.18:
(5pt)

傑作です

人物描写が重厚。冒頭からの霧に覆われたような状況から、徐々に謎の真相を突き詰めていく過程は、叙述が緻密で読み応えがあります。『さむけ』に劣らぬ著者の傑作です。
ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)Amazon書評・レビュー:ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)より
4150705011
No.17:
(5pt)

好みではないけれども!

高校生の時に読んでピンとこなかった作品です。云十年経過して内容をきれいさっぱり忘れてから再読しましたが、やっぱり面白くありませんでした。当時としてはインパクトのあったであろう精神分析ももはや時代錯誤だし、ミステリとしては明らかに不自然な文体もあり……。
それならなぜ2回も読んだかといえば、「法月綸太郎ミステリー塾 海外編 複雑な殺人芸術」でネタバレ警告が出てたからです。先に小説を読んでから評論を読みました。すると、なんということでしょう。駄作だと思いきや、ある種の怪作に大化けしました。優れた評論ってこういうのを指すんだなーて思います。
評論の威力を体感したい方にはおすすめできます。
ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)Amazon書評・レビュー:ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)より
4150705011
No.16:
(3pt)

前半がね~

前半はやや退屈。後半の怒涛の展開はまさに圧巻。だけどね、これを家族の崩壊だ悲劇だ孤独だアメリカの縮図だと言われちゃ本当かよーと思いますね。これは男と女がしでかした昔からよくある物語で、現代アメリカのどうこうと違うと思いますよ。哀れなのは依頼人ホーマーで托卵はされるは物語じゃ隅に追いやられてるしババを引いたみたいでかわいそう。面白いけど何かを大上段にかまえて読むほどの小説じゃないと思う。
ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)Amazon書評・レビュー:ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)より
4150705011



その他、Amazon書評・レビューが 20件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク