さむけ
- リュウ・アーチャーシリーズ (19)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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リュウ・アーチャー・シリーズの第12作で、ミステリーベスト100などの企画では必ず上位にランクされる、ロス・マクドナルドの代表作。1963年の作品ながら、今でも十分に読み応えがある傑作である。 | ||||
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浅い、と思った。 | ||||
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登場人物が多く複雑なので、ゆっくりと読みました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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. 南カリフォルニアの私立探偵リュウ・アーチャーは、アレックス・キンケイドという青年から依頼を受ける。新婚旅行中に新妻ドリーが失踪したというのだ。調べると、見知らぬ中年男性の訪問を受けた直後にドリーはホテルを出奔したという。ほどなくしてドリーが地元の大学の学生になっていることが判明。そしてある夜、ドリーは大学教授殺害の容疑をかけられてしまう……。 --------------- 1964年に発表されたロス・マクドナルドの長編ミステリーです。Amazonで古書を手に入れて読み始めました。あまりの面白さに4日で読み終えました。 最終場面が丘を登る車と下る車で構成されている点も印象に残りました。この構図は、リュウ・アーチャーの初登場作品である『動く標的』と同じです。このラストシーンについては新訳版『 動く標的 』のレビューで私なりの感慨を綴りましたが、ロス・マクドナルドが丘の高低を改めて利用して物語を閉じたことに、なお一層、感じるところがありました。 なかなかの傑作です。 . | ||||
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ミステリーの枠に収まり切れない、文学的な知識に裏打ちされた傑作。読むべき小説だと思います。 | ||||
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読後感が気持ち悪いとしか言いようがない。「さむけ」という表現が当たっている。 | ||||
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若い頃読んだ時は名作として感銘を受けた記憶があったので期待して読んだが残念ながらそれほどの評価とはならなかった。犯人は覚えていたためか遅々とした展開に興味を持続できず読み進めるのに苦労した。終盤になってようやく3つの事件が一つにまとまり始め最終章の5頁は圧巻であるがそれまでは関係者との尋問場面を中心にした会話劇がじっくりと描かれ重厚ではあるがメリハリが無く冗長感は禁じえない。また登場人物も多く複雑な事実関係を把握するのが容易でなかった。例えばヘレン・ハガティ教授が結局どのように事件に関わっていたのかは途中から詳細な部分を忘れてしまい読後に再度読み返してようやく思い出すことができた。また、ペリン夫人やゴッドウィン医師の妻など事件に全く無関係な人物との会話は不要と思う。 伏線は張られているが絶妙という感じはしなかった。むしろ仕掛けとしてわざとらしいという感じであった。真相にたどり着くまでは複雑でかなりの紆余曲折があるが、事件そのものだけを考えると割と単純である。関係者が率直に全てを話していれば真相はもっと早く明らかになったはずである。また、最も重要な情報は終盤になってからアーチャーの友人の探偵アーニーから電話でもたらされるが、これも唐突でその後の推理も決め打ちのようでやや強引ではなかろうか。 最後の一文も最後の最後にその一語を出して読者にインパクトを与えたかっただけという感じがした。その人物の生き様を考えたときこのようなセリフになるであろうか。勧善懲悪劇のような終わり方にやや幻滅してしまった。 蛇足ながらアキレスと亀のパラドックスは無限小の問題である。無限回の足し算の結果が必ずしも無限大になるとは限らないという数学上の一つの帰結を意味しているだけであり、単に真犯人になかなかたどり着けないという比喩としては的外れと思われる。 | ||||
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主人公アーチャーが素晴らしい。日本の腐れハードボイルドみたく人生知り尽くしたみたいなのぼせ上がった礼儀知らずな態度・言葉使いがない。自分に酔っていない。礼儀をわきまえた大人の私立探偵とはこういう男のことでしょう。日本の探偵小説の馬鹿馬鹿しさを世に知らしめる金字塔小説。 | ||||
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