一瞬の敵



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初公開日(参考)1985年03月
分類

長編小説

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一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1988年01月01日 一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

サンディはハイスクールに通うごく普通の少女だった。この夏までは。そのサンディがショットガンを持って家出した。前科者の恋人、デイヴィと一緒に違いないので連れ戻してほしいとのサンディの両親の依頼を受け、アーチャーは、デイヴィのアパートを訪ねた。だがサンディとディヴィはアーチャーのすきをつき、ショットガンを手に姿をくらましてしまった。あとには、サンディの父の雇主ハケットの広大な地所を示す地図が残されていた。2人の狙いは何か?事件を追うアーチャーが見た、富めるものと貧しき家族の生んだ悲劇を描く円熟期の異色作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

一瞬の敵の総合評価:7.25/10点レビュー 8件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

メモを取りながら読むのを勧めます。

家庭内の悲劇を描く作者の本作も、最後は後味の悪い、重く苦しい結末を迎えた。

物語は複雑だ。登場人物の成り代わり、偽名行為の連続で、登場人物の色合いががらりと変わっていき、その二転三転する流れに頭が追いつかず、考え込むことしばしばだった。しかし、登場人物が多過ぎ、悪趣味なまでにプロットをこねくり回しているのも確かである。
ともあれ、不可解だった逃走者の行動が、最後論理的に明かされる手並みは見事の一言。


▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
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No.7:
(1pt)

不満です

画像イメージとは全く異なる商品が届きました。甚だ不満です。
一瞬の敵―リュウ・アーチャー・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1244)Amazon書評・レビュー:一瞬の敵―リュウ・アーチャー・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1244)より
415001244X
No.6:
(3pt)

一瞬の敵

サンディはハイスクールに通うごく普通の少女だった。この夏までは。そのサンディがショットガンを持って家出した。前科者の恋人、デイヴィと一緒に違いないので連れ戻してほしいとのサンディの両親の依頼を受け、アーチャーは、デイヴィのアパートを訪ねた。だがサンディとディヴィはアーチャーのすきをつき、ショットガンを手に姿をくらましてしまった。あとには、サンディの父の雇主ハケットの広大な地所を示す地図が残されていた。2人の狙いは何か?
一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150705135
No.5:
(4pt)

良くも悪くも典型的な後期アーチャー・シリーズ

今は亡き瀬戸川猛資氏も確か『夜明けの睡魔』の中で本書を賞賛していたがエラリー・クイーン顔負けのフーダニットとしての面白さは第一級。
しかし多過ぎる登場人物の未整理が物語を必要以上に錯綜させ停滞させている点や、準主役というべき悲劇的で無軌道な少年のキャラクターを活かしきれず、テーマ性がいささか希薄になってしまったのが残念な所だ。
殴られたアーチャーが自らの老いを実感する場面などシリーズの読者には感慨深い箇所も。
良くも悪くも後期ロス・マクドナルド作品の特質が露わな作品だ。
一瞬の敵―リュウ・アーチャー・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1244)Amazon書評・レビュー:一瞬の敵―リュウ・アーチャー・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1244)より
415001244X
No.4:
(4pt)

アーチャー・シリーズのなかでは標準的なハードボイルド

私立探偵アーチャーはある日、ある父親から家出した娘を探し出して欲しいと依頼された。アーチャーは娘を探すうちに、彼女がとある青年と一緒に誘拐を企んでいることを知る。彼女の足跡を追うなかで、アーチャーは過去の事件との関連に気づき…

物語が進むごとに人物相関図が込み入ってくるのだけれど、なんか無理に複雑にしているような印象を受けた。こいつが犯人かもしれない、という匂わせ方も少しわざとらしさを感じる。社会派的要素も少なく、ドライな雰囲気もないので、アーチャー・シリーズとしてはわりと標準的なハードボイルドといったところ。家族関係のドロドロも相変わらず。

チャンドラーもそうだし時代もあるのだろうが、著者の描く「父親」は象徴的にも実質的にも抑圧者のそれ。アメリカはエディプス・コンプレックスがやたら深刻な国なのかと考えてしまう。
一瞬の敵―リュウ・アーチャー・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1244)Amazon書評・レビュー:一瞬の敵―リュウ・アーチャー・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1244)より
415001244X
No.3:
(5pt)

アーチャー・シリーズのなかでは標準的なハードボイルド

私立探偵アーチャーはある日、ある父親から家出した娘を探し出して欲しいと依頼された。アーチャーは娘を探すうちに、彼女がとある青年と一緒に誘拐を企んでいることを知る。彼女の足跡を追うなかで、アーチャーは過去の事件との関連に気づき…

 物語が進むごとに人物相関図が込み入ってくるのですが、なんか無理に複雑にしているような印象を受けました。こいつが犯人かもしれない、という匂わせ方も少しわざとらしさを感じます。
 社会派的要素も少なく、ドライな雰囲気もないので、アーチャー・シリーズとしてはわりと標準的なハードボイルドといったところ。相変わらず家族関係はドロドロしていますが。

 チャンドラーもそうですし時代もあるのでしょうが、著者の描く「父親」は象徴的にも実質的にも抑圧者のそれで、アメリカはエディプス・コンプレックスがやたら深刻な国なのかと考えていましました。
一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150705135



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