さらば愛しき女よ
- ハードボイルド (137)
- フィリップ・マーロウ (12)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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個人的には、原形の短編「女で試せ」の方が訳文、結末ともに好みですが | ||||
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相変わらず難解で読みにくかった。しかし前作とは違う翻訳者のを取ったからなのか、私自身がチャンドラーに少し慣れたのか、前作よりはスラスラと読むことができた。ストーリとしてもこちらの方が好みだった。 | ||||
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あまりストーリーとしては面白くありませんでした。 | ||||
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チャンドラー長編2作目にして不朽の傑作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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村上春樹さんの翻訳を読みたかったので購入しました。 大学時代に別の翻訳を読んだのですが、内容を忘れていたので、2倍楽しめました。 | ||||
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チャンドラーの代表作であり、本作を読まずしてハードボイルド小説は語れないほどの傑作。前作の「大いなる眠り」に比べストーリーが整理されており読みやすく、最後には意外な真相が用意されていて、ミステリとしての出来ばえもすばらしい。 街並みの描写や登場人物のセリフなど、キメ細かな描写によって1940年代の米国の雰囲気が生々しく伝わってくるし、悪役を含め登場キャラ全てが個性的で生き生きと表現されている。特にある登場人物(犯人)が最後にとる行動が、とてもビジュアル的で鮮鋭に描かれており、強烈に印象に残る。 本作はハードボイルド・ミステリの金字塔であり、欠点といえば、とにかくマーロウがカッコよすぎることぐらいだろう。 | ||||
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ロンググッドバイに続いて、チャンドラーの2作目として読みました。 最初に驚いたのは、マシンガンのように放たれる比喩を含む描写の数々。 ロンググッドバイでは、ここまで多くなかったと思い、読み返してみたらやっぱりそうでした。 両作の間には十年以上も開きがあるので、チャンドラー自身がまだ若かったということなのでしょうか。 例えば、ある場所から別の場所に舞台が移り変わるたびに、2、3ページに渡って情景描写が差し込まれます。 人物の外見描写も普通よりかなり長く、比喩が多いですね。 これが、チャンドラー人気の理由なんでしょうね。 ミステリーとしても、とても面白く、楽しめました。 | ||||
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海外の小説、ゲームに限らず、銃で制圧されて捕虜になってどこかに監禁されてというシーンが頻出する 洋ゲーだと大体一回は必ず入ってるくらい人気のプロットだ たぶん巌窟王とか鉄仮面のころからの伝統なのかもしれない ここでもとっつかまって麻薬ばんばんうたれてとある。ある意味、はいはい、なろうなろうみたいな定番なのかも。1940年にこんなの書かれた日には、そりゃ戦争負けるわとしか。 暴れる君の意外な純情、時代劇や新宿鮫とかで定番のネタ、ここから来たのかもしれない 今じゃありえない人種差別ばりばり君 マーロウこんなにぼこぼこにされて普通の人なら脳内出血そのほかもろもろで死んでると思う | ||||
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言わずもがな「さらば愛しき女よ」(清水版)が事実上スタンダードになっている日本。原題の『Farewell, My Lovely』のLovelyはたしかに美人を指して言う事もあるからなのだろうけれど、本文をよく読むと、主人公フィリップ・マーロウが共感し憎めない愛すべきと述べているのはむしろムース・マロイやレッドに対してであるわけで。 確かに一見してムース・マロイの粗暴だけれど一途な愛を向けて去る、あるいはすでに変貌し思い出の中にしかいなかったという視点から見れば「さらば愛しき女よ」となるのかもしれないけれど、いささかハードボイルドな小説にあってロマンティックなタイトルにすぎるようにも思えてならない。かといってどちらとも取れるし、それは読者の選択に委ねられている。 「ロング・グッドバイ」でも見られるようにそうした一見曖昧なタイトルはレイモンド・チャンドラーならではの「タイトルに多重の意味を含ませる」という手法であり小説世界作り方のひとつなのかな、と。 | ||||
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