おそらくは夢を(夢を見るかもしれない)
- バラバラ殺人 (74)
- フィリップ・マーロウ (12)
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悪くはないと思う。 | ||||
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受注、発送、梱包、全てが丁寧で、対応も迅速にいただけました。大変素晴らしい出品者だと思います。商品もとても綺麗でした。 | ||||
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主要登場人物であるマーロウとヴィヴィアンのキャラクターが変わっている。前作でのヴィヴィアンの数々の言動の理由は、前作を最後まで読んだ読者には分かっていると思うが、この作者はそうではなかったらしい。ハメットとチャンドラーをテーマに博士論文まで書いている作家なのに。前作は最後まで読んでから再読するとヴィヴィアンの人となりについてより理解できる作りになっている。その会話を主にした心理描写が上手く、だからミステリーとしてはプロットにやや難があっても名作と言われている。ボガート版の映画化でも脚本はそれを踏まえて書かれている。 続編としては星1としたいところだが、作者のチャンドラー愛を鑑み+1とした。 | ||||
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レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」を、卒業論文にチャンドラー研究を選んだロバート・B・パーカーが書きました。 残念ながら翻訳は菊池光さんではないのですが、それでもなお、スペンサーっぽさが濃いです。 っていうか、前作の「プードルスプリングス物語」はほぼスペンサーでした。なんちゅうか、軽口が多すぎるのです。 まあ、これはこれでハードボイルドの一つでしょう。 | ||||
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Chandlerの遺稿(1-4章)を元に書き上げた”Poodle Springs"に続き、彼の長編デビュー作"The Big Sleep (Vintage Crime/Black Lizard)"の後日譚として書かれた本作は、永らく入手困難だったが、ようやく納得できる価格の中古本を手に入れることができた(幸いにも若干の黄ばみがある以外は状態も良かった)。はやる気持ちを抑えて"The Big Sleep (Vintage Crime/Black Lizard)"を再読後にページをめくると、Prologueには同作最終章の抜粋が、さらにMarloweが当時を回想するかたちでいくつかの名シーンが収録されており、再読は不要だったかもしれない。 事件から数年が経過し、General Sternwoodは既に大いなる眠りについている。Marloweは、Sternwood家の執事Norrisから精神疾患者向け高級リハビリ施設に収容されているCarmenが失踪したことを聞き、彼に調査を依頼される。相変わらず鬱状態の姉のVivianやMarloweの警告を無視して彼女にちょっかいを出すEddie Mars(肩書きは書ききれない)そしてBernie Ohlsを筆頭に数人の警察関係者、といったおなじみのキャラクターももちろん登場する。 まさか著作権絡みではないだろうから、単純に売れなかったために入手困難なのだろうがその理由として、プロフェッショナル・ライターによる二次創作があまり好意的に受け止められないことに加えて、MarloweとEddie Marsの関係があげられるのではないか。Vivianを巡る二人の共闘は確かに熱い展開なのだけれど、"The Big Sleep (Vintage Crime/Black Lizard)"における二人の描写を考えると、ちょっと無理があるように感じられた。 ストーリーとは直接関係ない部分で、ふだんは私立探偵としてあまり良いイメージを持たれていないMarloweが、Neville ValleyにあるTHE RIVER RUN INNのバーでギムレット(!)を飲みながら、笑顔が素敵な赤毛のWendyから情報を入手するシーンが気に入っている。 邦訳版のタイトルが、文庫化の際に「夢を見るかもしれない (Hayakawa Novels)」から「おそらくは夢を (ハヤカワ・ミステリ文庫)」になったのだけれどこれは、タイトルがShakespeareの引用であることに気付いたからだろうか。 | ||||
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