初秋
- スペンサーシリーズ (37)
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全2件 1~2 1/1ページ
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アメリカのハードボイルド探偵小説です。 | ||||
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ロバート・B・パーカーの作品がこれほど中身のないものだとは予想していませんでした。ただのマッチョ探偵の日記にすぎません。なぜ「初秋」なのかも理解できませんでした。 | ||||
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銃を持ち、肉体的にも精神的にもタフな私立探偵が活躍するという、典型的なアメリカ産ハードボイルド小説です。 特に、ハードボイルド論を説くために、少年を男にする、という設定を用いたのは秀逸だったなと思います。 主人公のスペンサーが少年に対し、男はこうあるべき、という話をすることで、無理なく、端的にハードボイルドな男を演出することに成功しています。 初めて著者の小説を読みましたが、どちらかというとチャンドラーよりハメットよりかな、という印象を持ちました。 他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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学生の頃、ハードボイルド小説が好きで北方謙三、大藪春彦あたりを読んでいる頃に、海外作家も方へもいった。 もちろん、チャンドラーから入り、ロバート・B・パーカーも読んでみた。 ロバート・ラドラムの暗殺者シリーズにもハマっていたなぁ。 この初秋といえばハードボイルド小説の名作。 私も好きな作品でした。 入院することになった会社の若い子におススメハードボイルド小説セットとして差し入れしました。 おススメです。 | ||||
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愛情のないクズ親同士のいざこざに巻き込まれ、無気力になっている子供を赤の他人が鍛えて、自立心のある一人前の人間にしていく。 こんなあらすじに興味を覚え、読んでみました。 スペンサーが、ポールに大工や筋トレ、ボクシングを指導し、大切なことを語るところは心をうたれるところがありました。 しかし、後半はポールの実父の犯罪を危険に晒されながら暴いていくというサスペンスものになり、その過程で僕個人が期待していた「少年の成長」が置いてきぼりになってる印象がありました。 そもそも、作品自体が推理モノですしね。 食事のシーンが美味しそうでした。 | ||||
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離婚した夫婦の争いの中、自立する機会を失った少年ポールを、スペンサーが体を鍛えることから成長を促す。派手なアクションはなく、いわゆるハードボイルド的な作品ではないが、成長小説として一流の作品です。のちのシリーズで、成長して頼りになるポールにお目にかかるのが楽しみです。 | ||||
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「ネグレクト」され続け「お互いを傷つけあうための道具」として両親に扱われ続けた少年と、その少年をひょんなことから拾上げる骨太探偵のお話。 「無関心」という必死の盾により己を守る少年の心を「体を鍛える」ことによってほぐしていくスペンサー。 「君は自立せねばならない」というセリフはどこかのタイミングで男であれば誰もが言われる必要があることですよね。言われるタイミングとしては15歳あたりはベストだろうと思います。 自分の家の居心地をよくすることに必死なマイホームパパをよく見かけますが私はいつもそれに批判的です。 特に男の子にとっては 「我が家の居心地がよくない」 ということが物凄く自立を促し家を出ていくきっかけとしてとても良いことだろうと思っていますが、それでも本書に登場するこの少年の環境はひど過ぎます。 スペンサーじゃなくても私でも手を差し伸べるかもしれません。 この一連の「自立した男」へと進んでいく過程でスペンサーが大事にしているのは少年の心をほぐす為には「体を鍛えること」が最も適しているとしていること。 「気持ちを気持ちによって変える」という至難の業に取り組んでいる人を見ると「外から変えたほうが簡単なのに」といつも思う私にとってこのスペンサーの言動は我が意を得たりでとても溜飲が下がりました。 あの悲惨な両親の子供にしてはやたらと聞き訳が良すぎる気もしますが、朴訥とした素朴な会話の中に「誠実に自分に向き合ってくれている人」をしっかり見分ける能力のあった子、だということで納得させました。 ジェイソンステイサムを勝手にイメージして読み切りました。 とても危険なのに心温まる素敵な本でした。 ただびっくりするのはフォーシーズンズホテルをフォアシーズンズと翻訳しているところ。 他に全く手落ち感が無かっただけにこれは本当に悪目立ちしました。 | ||||
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