ペリカン文書
- 法廷ミステリ (212)
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若く美しく聡明な女性が、大統領・FBI・CIAを相手に大立ち回りする活劇です。 映画を見たのですが、分かりにくかったので本を読みました。 ことの発端は、ミシシッピ川河口の三角州・湿地帯の地下に油田が発見されたことです。 油田開発には環境破壊が伴い、ルイジアナ州の州鳥であるペリカンの絶滅にもつながります。 環境保護団体と、大統領への大口献金者である採掘事業家との間で法廷闘争が始まります。 連邦最高裁裁判官は、任期がない終身職で、空席補充は大統領の指名によって決まります。 大統領が共和党か民主党かによって人権・環境に対する考えが異なり、判決が逆転することがあるのです。 登場人物が多いので人名リストを作りながら読みました。 7章でストーリーの構図が提示され、事件の因果関係や人間関係が分かりやすく、楽しめました。 ただ冗長な部分(例えば成人映画館の襲撃の詳細や離婚履歴など)が多く辟易したのでマイナスです。(半分のページ数で必要十分なストーリーが展開できると思います。) | ||||
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さすがにグリシャムは期待を裏切らない。ケーススタディのつもりで書いた犯人を推定する小論文が大統領の目に留まり、事実でないことを確認させようとしたことから関係者が殺害されだすという、非常に面白い設定で、展開も面白い。多少無理な部分があるとしても、おおむね納得できる展開であり、読後感も良いと思います。 | ||||
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最高裁判事2人の殺人事件をいち法学部女学生がどんぴしゃで解明してしまったことが、この物語の発端である。 pelican briefと呼ばれるそのレポートは、恋人である大学教授の手からあれよあれよという間にホワイトハウスまで渡ってしまい、国家を巻き込む 大騒動に発展する。FBIだ、CIAだと随分大仰だなという気がしないでもなかったが、サスペンスとしてはとても楽しめた。 しかし不満な点もないわけではない。例えばgreat KhamelとDarby Shawの絡みはもう少し引っ張ってもっとスリル感を味あわせてほしかったし、 伝説の殺し屋の結末としてはあっさりし過ぎ感が否めなかった。歳とってヤキが回ったってことなのかな。それにしても・・・ そういえばCIAがDarbyを守る理由ももうひとつよく解らなかったし、FBIの長官がDarbyに優しすぎるのもちょっと信じがたい(笑)実際にはどうなのか 私が知る由もないのだが、このあたりが余計に荒唐無稽さに拍車をかけている気がする。 CallahanはなんでDarbyこんなやつ好きになった?と全然魅力的に思えなかったし、Granthamにしても、ただ一緒に危機を乗り越えるうちに 情が移ったのか?と思う程度。出てくる男どもがだめんずばかり(失礼)で、無理やりとも思えるロマンス展開に少々鼻白んでしまった。 そういえばJohn Grishamの小説って私が呼んだ数少ない中ではスーパーヒーローは出てこなかった。作者の信念もあるのかもしれないが、 本作のような大掛かりな設定の話なら、もう少しクールなパートナーを用意してもよかったのにと残念に思う(笑) だめんずと言えばその極みは何と言っても大統領!側近のCoalを思い切りうっとおしがっているくせにややこしいことはすべて彼に丸投げで ゴルフと大統領に再選されることしか考えていない。最後に泣きが入るところはもうギャグでしかないし。もしこんなのが実際に大統領になって しまったらアメリカ国民にはご愁傷様と言うしかないだろう(笑) | ||||
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展開もテンポよく、飽きずに読めます。 John Grishamさんの本(というかサスペンスものの洋書全般?)はとても登場人物が多いので、 登場人物をメモしながら読んだ方がいいです。覚えられません。このpenguin readersの本でも 40人の名前をメモしました。(これでも登場人物全員ではありません) やっかいなのはこれだけではなく、John Grishamという登場人物がいた場合、場面によって Johnと書いたり、 Grishamと書いたりすることがあるということです。 だからちゃんとメモをしていないと、「誰それ?」ということになります。 penguin readers のlevel5ですが、複雑な文章はない(Grisham本によくある法律系の単語もない)ので、 比較的簡単です。TOEIC400くらいでも読めると思います。level5に挑戦したいけどドキドキしてる方、 是非お試しあれ! | ||||
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