魔のプール



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初公開日(参考)1958年01月
分類

長編小説

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魔のプール (創元推理文庫 132-5)

1967年05月26日 魔のプール (創元推理文庫 132-5)

自分の不倫をあばいた手紙の主を調査してくれと、リュー・アーチャーに依頼した女は、まるで敵地にのりこむような奇妙な態度だった。女丈夫の姑と、屋敷の石油採掘権を狙うボス。脅迫と殺人、誘と拷問……恐るべき組織の悪に単身立ち向かう私立探偵の活躍を描く、正統派ハードボイルドの雄マクドナルドのアーチャーもの。 (「BOOK」データベースより)




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魔のプールの総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

若さゆえにアーチャー未満

最盛期を迎える前の作品ということもあってか、結末の真相がインパクトに欠ける。意外と云えば意外だが衝撃は皆無に等しい。
ストーリーが流れるままに過ぎて行き、各々の人物像の性格が掴みにくく、透明度が高過ぎて浸透してこなかった。
アーチャーは若く、ラストシーンで警察署長と殴り合いを演じるほどの青さも見せるが、マーロウの影を引き摺っている感は多々生じた。
若さゆえのニヒリズムがアーチャーをアーチャー未満にしている。
今度は睡魔に邪魔されないよう、臨みたいものだ。

Tetchy
WHOKS60S
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No.2:
(5pt)

アーチャーシリーズ二作目!

サム・スペード、フィリップ・マーロウと並んで、リュウ・アーチャーシリーズもまた名作です。魔のプールも中々入手困難でしたので、大変満足しています。
魔のプール (創元推理文庫 132-5)Amazon書評・レビュー:魔のプール (創元推理文庫 132-5)より
4488132057
No.1:
(4pt)

文学的な深みがアップした、シリーズ飛躍のきっかけ的作品

ハードボイルド四天王のひとり、ロス・マクドナルドが生み出した、私立探偵リュー・アーチャーシリーズの第2作目。
ある日リューの事務所に、自分の不倫を暴こうと脅す手紙の主を調査してほしいという謎の女性が現れる。制限の多い調査に不自由さを感じながらも、女の奇妙な家族構成とそれぞれが抱える背景をたどるうちに、調査の方向は予想外の事件へと変わっていく…。
ラストでバケツをひっくり返すように登場人物が抱える人生の背景が次々に明らかにされる展開にやや強引さを感じないでもないが、アメリカ小説らしいカラッとした描写と美人を見る目はあるが女性は苦手というアーチャーの親しみあるキャラクターのせいで、松本清張的な重いストーリーが比較的クールに描かれており、よい意味で娯楽として踏みとどまっている。今作から、リュー・アーチャーシリーズは文学的な深みを増していくこととなるが、その原型である「人間が抱えている業」を描くスタイルが本作で確立された。プロットに多少の粗さがあるが、某カフカ賞受賞の日本人作家も大好きだという乾いた描写はその欠点を補う魅力を充分に備えている。
魔のプール (創元推理文庫 132-5)Amazon書評・レビュー:魔のプール (創元推理文庫 132-5)より
4488132057



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