ファイナル・カントリー
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文庫本になったので、手に取った。たしかハードカバーで刊行されたときは、それなりに激賞されていたはず。しかし……クラムリーさま、どうしたのですか、読めません。ハードボイルドとは、こういうものでしたか? 支離滅裂な理由不明のご乱行の数々を、長々と語ることがそれだったでしょうか?「さらば甘き口づけ」や「酔いどれの誇り」は今いずこ。それとも昔にすがっていてはいけないのでしょうか? 元熱烈なファンだったので、大まけの★★。 | ||||
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アナーキーな中年探偵ミロシリーズ。題名『ファイナル・カントリー』がストーリーそのものを暗示している。錯綜する登場人物とストーリーに頭の整理が追いつかないが、重厚な物語はさすが。破天荒な暴力シーン、酒、ドラッグ。そして緻密な描写と多用される比喩がすばらしい。名作。 | ||||
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たぶん、登場人物などは気の利いた粋なセリフやひねった言い回しをしているのだろうが日本人の俺には意味がわからない。読んでてイライラしたので途中で読むのをやめてしまったので内容については批評のしようがない。しかし、この翻訳者はまるでダメ!!原文に忠実に翻訳してるのだろうが日本人にはわからない。ほうちょっと、日本人にわかりやすい表現にしてもらいたい!! | ||||
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銃、暴力、ドラッグ、酒・・・。いずれも圧倒的な質と量。日本では定年後の「団塊の世代」に属するはずの主人公がとにかく暴れ回る。日本人が枯れ過ぎなのか、彼が枯れな過ぎなのかおのおのの判断に任せるが、耐えて耐えて最後の一撃にすべてを託すのではなく、冒頭から「殺るか、殺られるか!」のハイテンション、ハイスピードとなると草食、農耕民族には「ハードボイルド」という前提があるにせよ、だんだん読むのが辛くなる。好き嫌いが極端に分かれてしまう作品だろう。 | ||||
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クラムリーは超寡作なので、本作品も勿体無くて購入後1年以上寝かせていました。結論から言えば、寝かせる必要が無いほど熟成した味わい深い作品です。こう書くと滋味あふれる知性的小説のようですが、主人公のミロは、ジジイなのに(作中、還暦を迎えます)、その行動たるや無軌道な若者の如くです。それでも熟成感を感じさせるのは、ミロの魅力的な人物像を読者に印象付けるクラムリーの筆力でしょうか? 今回の作品でも、嘘・欲望・暴力・愛・別離が描かれており、行き着いたところには、ある種の諦観があるのですが、それが虚しいものとは思えませんでした。こんなことをしていて一体何の得があるのか?このミロの行動原理に対する疑問を考える上でも重要な2人の女性が登場します。この女性たちとミロのやりとりが非常に秀逸です。 いやはや、全く文句なしの5つ星です。 | ||||
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