酔いどれの誇り



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初公開日(参考)1984年09月
分類

長編小説

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酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1992年04月01日 酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)

没落した名家の生まれのミロは、遺産が入る日を待ちわびる酒びたりの私立探偵。ある日、彼のもとを一人の女が訪れた。行方不明の弟を捜してくれというのだが、やがて、若者は麻薬の射ちすぎで死体となって発見された。姉の話とは裏腹に、弟は自堕落な日々を送っていたらしい。埋もれた過去を追い、ミロは荒廃した街へ踏み込んでいった。大西部の片隅に生きる人々の哀しみを、詩情をこめて謳い上げる極上のハードボイルド。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

酔いどれの誇りの総合評価:8.43/10点レビュー 14件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

埃っぽい話

主人公は飲み過ぎです。吐きそうになりました。

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(2pt)

駄目なおっさんと都合の良すぎる女

この手の小説を読むときに読んでいく中で
主人公のハードボイルド探偵に憧れや言動や生き方等を
真似したり吸収したくなるような要素というモノがある

しかし、この主人公のミロには何のカッコよさや憧れを
抱く事は無く最後までただ過去にとらわれアルコールや
ドラッグに溺れる悲惨なおっさんという印象しか受けなかった
(女の前でよく泣くし)

他のアル中探偵を引き合いだせばマッドスカダーが有名だろう
こちらには悲哀やカッコよさは感じたが

このミロはダメすぎて、、
そのくせ何故か女を都合よく2人もモノにしているのは余りに
非現実的で都合の良すぎる展開ではないだろうか?

銃を持った二人組に殺させなかった理由も分からない
何故ミロを殺せたのに殺さなかったのか?
犯人は既に殺人を犯しているのに何故
主人公は殺させなかったのか?
筋が通らない。

更に事件の細部は説明されず終わらせたりと
都合が良すぎたりいい加減な感がある小説

評価できる点としては背景描写などはとても詩的で
美しくその部分だけは素晴らしかったと思う

邦題の 酔いどれの誇りよりも 原題の wrong caseがしっっくり
くる作品だった。
酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774021
No.12:
(4pt)

アメリカの病

10年ぶりくらいに読み返したが、やっぱり面白い。が、案外クラムリーは女嫌いな作家なのかなと感じた。
フィットネスジムに通う私立探偵パーカーシリーズと並べるとわかりやすいが、酒にドラッグにと破滅的なのがクラムリー。

「純文学」とされるという評価も聞くが、暴露型私小説のようなすべて晒してやる、というところも醍醐味だと。つまり、ミステリーの部分とミロの人生、家族や先祖も含めてのストーリーというのも読ませるポイントとなっていると。

ミロの人物像というのはアダルトチルドレン的な感じなのかしらね。アルコール依存症の両親に育てられたのもあるし。
しかし、この作品を読むと自分も飲みたくなってしまうから困る(笑)
酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774021
No.11:
(1pt)

酔いどれの誇り

没落した名家の生まれのミロは、遺産が入る日を待ちわびる酒びたりの私立探偵。ある日、彼のもとを一人の女が訪れた。行方不明の弟を捜してくれというのだが、やがて、若者は麻薬の射ちすぎで死体となって発見された。姉の話とは裏腹に、弟は自堕落な日々を送っていたらしい。埋もれた過去を追い、ミロは荒廃した街へ踏み込んでいった。
酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774021
No.10:
(5pt)

愛すべき酔っぱらい

週刊文春1984年 海外5位

ミルトン・チェスター・ミロドラゴヴィッチ三世(ミロ) シリーズ。

”婚姻の解消”が専門の私立探偵ミロ。ヘレン・ダフィからの依頼は、行方不明の弟、レイモンドの捜査だった。悪態をつきながらも、彼女の魅力に抗えないミロは、調査を開始する。ほどなくして、レイモンドが死亡していることが判明するのだが、次にヘレンは弟を殺害した犯人を捜してくれという。 ・・・

神様が公認している職業 酔っぱらい だけに、主人公が全編をつうじてしらふの状態がほとんどないというハードボイルド。

メリウェザー(架空の都市)で、遺産が手に入る53歳まで鬱勃として酒を飲み過ごす日々。悪態をつく、キレる、暴力をふるう(が、強くない)、アルコールだけじゃなくドラックをやる。アンチヒーローぶり甚だしいのだが、このダメさ加減が愛すべき探偵ミロの魅力というところか。酒と血の匂いぷんぷんで、読んでいるうちにこっちまで、酩酊してしまいそう。

登場人物たちも普通じゃない。アンダーグラウンドな世界へようこそというところ。1975年の作品ではあるけれど、古さはまったく感じさせることはない。

事件の顛末より、ミロや登場人物たち、街の空気感が印象的。引き続き、ミロの活躍(?)を追っかけてみたくなる。

若干意味のとおらない文章があるんだけど、読みが浅いってことなのかなぁ。
酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774021
No.9:
(5pt)

クラムリー!!

これがやっぱり最高ですね、クラムリーは。
ハードボイルドって大人の読み物といわれ
てますけど、基本、精神性が子供じみてる、
というか男の子じみている、と思うのです。
だから、逆に高校生とか大学の頃のほうが
素直に読めて、老けたら案外シラけます。
一時期はやった、冒険小説とかも同じですねえ。
ヒギンズとか、年くうと、読めない。
だけどこの作品だけは、何度読んでもいい!!
ヒッピー時代の終焉を、愛着こめて、
でも距離を置いて描くところ、
ダメ人間に対するやさしさ、
すべてが愛おしい作品です。
ボネガットの「ローズウォーターさん」
に通じるやさしさとシビアさを、
ぼくは感じます。
ただ面白い、という以外の魅力が
いっぱいつまった、本当に名作です!!
酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:酔いどれの誇り (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774021



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