ブルー・ヘヴン



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    初公開日(参考)2008年08月
    分類

    長編小説

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    ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)

    2008年08月22日 ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)

    アイダホ州北部の小さな町。12歳のアニーと弟のウィリアムは森で殺人事件を目撃してしまう。犯人はロサンジェルス市警の元警官四人で、保安官への協力を装い二人の口封じを画策する。途方に暮れた姉弟が逃げ込んだ先は、人手に渡る寸前の寂れた牧場だった。老牧場主のジェスは幼い二人を匿い、官憲を味方につけた犯人一味との対決を決意するが…雄大な自然を舞台に、男の矜持を賭けた闘いを描く、新たなサスペンスの傑作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    ブルー・ヘヴンの総合評価:8.46/10点レビュー 13件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    老カウボーイがかっこいい、まさに現代ウェスタン

    ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズで知られるボックスのシリーズ外作品。カナダ国境に近い森林地帯で牧場を営む男の自分の信念をかけた戦いを描いたサスペンス・アクションである。
    アイダホ州北部の小さな町に住む12歳のアニーと弟のウィリアムは、森の中で二人だけで釣りをしていて、集団によるリンチ殺人を目撃した。姉弟が目撃したことに気づいた犯人たちは二人を捕まえようとしたのだが、二人は追跡を逃れて森のはずれにある牧場に逃げ込んだ。老牧場主・ジェスが一人で切り盛りする牧場で、ジェスは二人をかくまってくれる。殺人事件を起こしたのは退職して移住してきたL.A.の元警官たちで、姉弟の口封じのために地元保安官に協力を申し出て捜査陣に加わり、捜査の権限を奪ってしまう。丁度その時、8年前にロサンゼルス郊外で起きた強盗殺人事件の捜査に執念を燃やす元刑事・ヴィアトロが町に入り、じわじわと犯人に近づいていた。犯行を隠すためになりふり構わずアニーとウィリアムを追い詰める元警官たちに対し、二人を守ることを決心したジェスは誇りと命を賭けて戦いを挑むのだった。
    これはまさに、襲ってくる敵に正面から挑んでいく正統派のウェスタンである。家族を失い、代々受け継いだ牧場も人手に渡る寸前まで追い込まれた老カウボーイが、信念と正義のために戦う一徹さが心を打つ。また、個性豊かな主要登場人物たちもきちんと書き分けられているので非常に読みやすく、感情移入を容易にしている。さらに、ワイオミングと同じ大自然の豪快さも魅力的で、ジョー・ピケット・シリーズに負けず劣らずのすがすがしい読後感が得られること間違いなし。
    ジョー・ピケットのファンはもちろん、ウェスタン小説のファン、爽やかなアクション・サスペンスのファンに自信をもっておススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.12:
    (5pt)

    アメリカの田舎の良心

    いい物語だった。ジョー・ピケットシリーズは全部読んでいて大好きだ。この物語も、もっとキャラクターを深く掘り下げてシリーズ化して欲しかった。長編だが、この三倍あっても良かった。銀行家とその妻やランチ主の過去などもっと膨らませても全然飽きないと思う。
    アメリカの田舎でそれこそCOWBOYがいるところで暮らした自分にはとても懐かしい感じがして、まさにアメリカの良心と悪意、そして悪気はいが邪魔な人達(郵便配達の女性のような)が本当にいきいきと描かれていると思った。
    ジョー・ピケットシリーズが映像化されたそうだが、私の大好きなキャラクターの鷹匠が黒人の設定になっているらしい。ポリコレいきすぎだと思う。ブルーヘヴンも映像化が考えられているそうだが、原作を活かして欲しいと切に思う。
    ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)Amazon書評・レビュー:ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)より
    4151779019
    No.11:
    (2pt)

    スピード感はあるけど面白くない

    お決まりのストーリー展開と登場人物もそれぞれよくあるタイプ
    いまいち弱い

    スピード感はあるので斜め読み
    映画だったら、各役者がキャラを作って、もう少し迫力とアイダホ感とかが出せるのかなと思った。
    ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)Amazon書評・レビュー:ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)より
    4151779019
    No.10:
    (5pt)

    何度でも読み返したい

    というわけで読み返しています。
    そのたびに胸が揺さぶられ、これが現代を舞台にした物語であることに感動する。
    ジェス・ロウリンズのようなヒーロー、絶対にいてほしい。
    クリント・イーストウッドのイメージを重ねている方が多いようですが、私の感覚・想いは別です。人それぞれなのでそれは書きませんが。
    後半の方で彼が馬に乗るシーン、映画だったらスクリーンに向かって拍手したくなるところですわー!!
    衝撃的ですが温かいエンディングも……とても良かったです。
    ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)Amazon書評・レビュー:ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)より
    4151779019
    No.9:
    (5pt)

    真の強さと勇気とは

    エンディングの衝撃により、読了後一晩経った今でも余韻を引きずっている。
    …いい内容だった。
    主人公は初老期の60代男性。
    他にも定年退職した刑事や、地元の銀行頭取や、疲れ果てている保安官など、中高年~初老期がずらり。
    対する悪党どもはもう少し若い。
    そして魅力的な40歳の女性と子供たち。
    壮年期の無敵でマッチョな主人公ではないが、働き盛りの終幕を迎えつつある男たちの「真の強さ」がテーマの、とてもいい人間ドラマだった。
    私も映画化するならクリント・イーストウッドが最適だと思う。ただすでに90代なので機を逸してしまったのが残念だ…。
    ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)Amazon書評・レビュー:ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)より
    4151779019
    No.8:
    (3pt)

    ファンタジー?

    たしかに最後まで一気読みしましたが、ラストはあまりにハリウッド的すぎてしらけてしまった。
     ジョー・ピケットシリーズを全部読み終わって、飢餓状態で読んだのだけれど、これはちょっといただけない。
     訳及びあとがきも残念。ジェスとハーンは20歳くらい年が離れている設定。年下のハーンはジェスを敬愛しているはずなのに話し言葉は「おまえ」で一貫しています。ピケットシリーズが違う訳者でよかったです。
    ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)Amazon書評・レビュー:ブルー・ヘヴン (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-1)より
    4151779019



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