監視対象 警部補マルコム・フォックス
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リーバス警部シリーズで有名なイアン・ランキンの新シリーズ「警部補マルコム・フォックス」の登場作。今回も舞台はエジンバラ、主人公は警部補なのだが、警察官とはいいながら警官を監視する職業倫理班所属という点が、リーバス警部シリーズとは大きく異なっている。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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スコットランドを舞台にした世界観に浸りながら、リーバスと同僚達をはじめとする人物が入り乱れ、様々な憶測を呼びながら物語が進みます。細かくさりげない描写が想像をかきたて、飽きさせません。 | ||||
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交通事情のせいだと思いますが、予定日より、二日遅れでした。 | ||||
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先に読んだイアン・ランキンのマルコム・フォックスシリーズ第二作目の『偽りの果実』が読み応えがあったので第一作の本書『監視対象』を入手し読むことにした。 このシリーズを読む時系列が前後してしまったが違和感なくストーリーに入り込むことができた。 本書は、二作目より50ページほど多い長編であるが、中だるみすることなくページを繰ることができる作品であった。 翻訳者の熊谷千寿さんが、あとがきで下の・・・内のようなことを書いていたから転載したい。 ・・・リーバス警部シリーズと同様、ランキンは本書でも、エジンバラの裏側を生々しく描いている。二面性を持った都市だ。カトリックとプロテスタント、旧市街と新市街。古城や教会は観光客を引きつけるが、郊外には不動産ブームが到来し、去っていった。バブルがはじけ、未完成の物件と借金ばかりが残っている。いっときの日本でも、いやというほど目にした光景だ。・・・ アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻したのが、2008年9月のことであったから、イアン・ランキンがこの物語で描写している事件には現実感が横溢している。 不動産投資に失敗して多額な負債を返済できなくなった成り上がりのチャーリー・ブローガンは、自分のクルーザーで沖に出て行方不明となった。 警察も自殺だろうと推定しながらも捜査を続けていた。 時を同じくするように、フォックスの妹であるジュードの恋人ヴィンスの撲殺死体が見つかった。 フォックスは、秘密裏にヴィンス殺害の捜査を始めてしまうのだが、新たな監視対象者のジェーミー・ブレックという若い巡査部長に、ヴィンスが働いていた建設現場へ聞き込みに行って遭遇してしまった。 フォックスはジェーミーを監視しながらも、徐々に互いの情報を交換し始める仲となってしまった。 フォックスがジェーミーを密かに監視しながらも、ジェーミーの刑事としての資質や人柄を知ると徐々に信頼を深めてゆく過程で挿入しているいくつものエピソードは、ランキンならではの巧みさを感じさせてくれる。 まぁ、ストーリーそのものは予想通り進んで行くが、ジョン・ リーバス警部とまったく異なる新しいキャラクターとして登場した監察室警部補マルコム・フォックスシリーズの第一作を楽しく読み終えました。 「『偽りの果実』の訳者あとがきで熊谷千寿さんが、「さて、次作『Saints of the Shadow Bible』(2014年9月11日)では、フォックスはランキンの生み出した名キャラクター、リーバス警部と共演を果たしている。リーバスほどのキャラクターなら、苦情を申し立てられないほうが不思議だろう。」 と、感想を述べていたが、本書の巻末には、2011年『Standing in Another's Grave』(リーバス・シリーズ18、フォックス・シリーズ3)、2013年『Saints of the Shadow Bible』(リーバス・シリーズ19、フォックス・シリーズ4)と記してあったから、未訳ながら二人が共演する作品は、二作あるようであるから翻訳出版されるのが楽しみである。 | ||||
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リーバスシリーズは全て読んでいるランキンのファンであるが、今作は、はっきり言えばミステリーではない。ただし小説としては上手いし、読ませる。プロットもしっかりしているが、横綱相撲をとっている感は否めない。でもやはり次回に期待したい。 | ||||
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プロットは読んでる途中で、ややネタバレが早いかも。でも面白い。 | ||||
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