最後の音楽 リーバス警部シリーズ



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初公開日(参考)2010年10月
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長編小説

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最後の音楽―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2010年10月31日 最後の音楽―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

クリスマス近づく夜、エジンバラ城脇の寂しい道で、ひとりの男が撲殺された。被害者は、ロシアから逃れてきた亡命詩人。引退を翌週に控えたリーバスは、なんとしても事件を解決せねばと焦る。捜査線上にはあの宿敵カファティの影も浮かんできた。しかし外交と政治の迷路にはまり、思うように捜査は進まない。最終日は容赦なく迫ってくる。そしていつものごとく直感を信じ、自分流に行動するリーバスに、まさかの厳しい処分が…。リーバスは有終の美を飾れるのか?イギリス・ミステリ界が誇る孤高の刑事、最後の事件。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

スタンディング・オベイション

ハマったあげく、エジンバラまで足を運ばされたほどのリーバス・ファンの私ですが、まさかこんなに早く、「退職日」までおつきあいすることになろうとはっ(苦笑)。
(亡くなるまでおつきあいしたモース警部シリーズに匹敵する感慨深さ。)
しかし、ね〜、これ、ラストが鮮やかでビックリしました。
あたたかい目で見続けたシリーズだもの、

「いったいどのような幕切れを迎えるのか?!」
「がっかりさせたら許さないよっ!」

・・・という心配は無用でした。
これまで、シリーズ中には、どんくさかったり、あかぬけない展開だった巻もはっきり言ってありましたよ。
しかし、しかし、リーバスよ! アナタはかっこよかった!!
60になって、お腹が出て、フィッシュ&チップスばっかり食べててもいい!
フェイド・アウトの余韻もすばらしい、最高傑作だと思います。
筆力の冴えた若手作家がたくさん出てきていますが、このエンディングのセンスのよさは出色ではないでしょうか?
意表を突かれた、と言ってもいいと思います。
(なぜか、みなさんの評価は低めですが・・・・・)
たくさん出てくる楽曲についてもっと詳しければ、もっともっと楽しめたでしょう。唯一残念な点です。
絶頂期のリーバスも知る者としては、最終回もベルトの下の活躍がほぼ皆無だったのも、ちょっとつまらなかったかも(笑)。
冗談はさておき、この粋な退場に、私は拍手を惜しみません。

さてさて、アンコールは・・・・?
最後の音楽―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:最後の音楽―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
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No.3:
(3pt)

リーバス警部最後の事件なんですが...

500ページ近くに渡って、たった一人の(?)<ロシア亡命詩人>殺害の真相を追って怪しげなロシア投資家、その投資に群がる議会の議員達、英大銀行の変な行員達、彼らを取り仕切るエジンバラのフィクサー・カファティの暗躍を延々と読まされるのだが、最後に訪れるであろうラストに相応しい<炙り出される>壮大な(はずの)陰謀と読後のカタストロフィに対する期待を胸に、盛り上がりに欠ける話の進行にも、ややこしい登場人物の相関関係にも耐えて睡魔を退け読みぬいたのだが...ラスト50ページで明かされる真相は... そこまで苦労して頭に入れてきた延々とした物語とは”ちょっぴり”乖離した真相だった...そんな訳で、読後には期待したカタストロフィを得られなかった”期待外れ感”とリーバスに小突き回されたロシア人登場人物への同情?全くの余談だが、リーバス警部物を読むたびに、かってリーバス最大のライバル登場と言われた(週間文春だったと思う)「花崗岩の街」マクレイ部長刑事を思い出すのだが、2006年以降音沙汰が無い。そろそろ続編は出ないのだろうか?
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No.2:
(4pt)

シリーズ継続を望みます。そんな雰囲気の内容

リーバス警部シリーズ最終作ではあるが,ストーリーはシボーンを中心に今後も続くことを期待させる作品。一応の退職を迎えたリーバスであるが,シリーズが続くのであれば一歩引いた形でシボーンをフォローする役割が期待される。
その分今回の作品は他の作品と違い割合あっけなく事件は解決に向かうので,ご祝儀相場といった感じは否めない。もちろん,500ページ以上ある作品でもファンはしっかり読まされてしまうのだが,前作「死者の名を読み上げよ」に比べるとすこーし深さは足りないかという感は受ける。
ということで,一つ会えて星を減らし,シリーズ再開第1作に5つ星をつけられることを期待します。
最後の音楽―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:最後の音楽―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
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No.1:
(4pt)

リーバス警部・最後の10日間

’87年に『紐と十字架』で始まった、現代英国ミステリー界を代表するイアン・ランキンによるスコットランドはエジンバラ警察の<リーバス警部>シリーズの、ノンフィクションを加えると第18作・完結編。40才の部長刑事として初登場してから20年、’07年発表の本書でリーバスは現役引退を迎える。本書は、リーバスの警部としての最後の10日間をドキュメンタリー・タッチで克明に描いている。

’06年11月15日の夜、ロシアの反体制派の詩人がエジンバラ城脇のひとけのない路上で「ぼこぼこに殴られて」撲殺された。ひとつ間違えれば国際問題にもなりかねない。翌週末に定年退職をひかえたリーバスは相棒のシボーン・クラーク部長刑事と共に捜査に当たる。事件の調べが進むにつれ、ロシアから来た財界の大物、スコットランド議会の有力議員、大手銀行の幹部職員、例によって上からの権威に弱いリーバスの上司たちが敵として立ちはだかる。そして宿敵・エジンバラを仕切るギャングの黒幕カファティの影が・・・。

事件は殺された詩人の知り合いの録音技師が自宅もろとも火災で焼け死ぬに至って、リーバスは一層真相解明に乗り出すのだったが、いつものように独断専行型のリーバスに対して、退職まで残り僅かだというのに警察本部長から停職命令が出されてしまう。

この<シリーズ>のファンにとって、リーバスのあざやかな“最後の引き際”とカファティとの“決着”に興味津津で読み進んでゆくのだが、世の実力者たちに臆することなく立ち向かうリーバス、彼の推理と行動の果てに解決を見る意外な盲点。そしてエピローグで明かされる、ツイストの効いたもうひとつの事件の真相と、これはこれで読み応えのある内容である。が、リーバス警部というキャラクターは、これで終決してしまうのはまったく惜しい。いつの日にかまた彼に会えることを期待して・・・。
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