血に問えば

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種別
長編
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あらすじ

2004年09月30日 血に問えば (ハヤカワ・ノヴェルズ)

その男は警備の手薄な私立学校に押し入り、銃を乱射した。血は流れ、血は飛び散り、血は鮮やかに周囲を染めた。無残な骸と化した少年たちを前に、男は自らのこめかみを撃ちぬき自殺した。犯人の名はリー・ハードマン。かつて英国陸軍の特殊部隊に所属していた有能な男で、重大な犯罪歴も特になかった。スコットランドはエジンバラの刑事リーバスは、自身も特殊部隊にいた経歴をもっていたため、捜査に駆りだされる。しかし、強引な捜査ばかりを行ない、署内で疎まれる一匹狼のリーバスを、上層部は辞職に追い込もうと画策していた。リーバスは、リーを調べ続け、謎のゴス・ファッションの少女や精神病院に送られた殺人者といった奇妙な人物たちの存在を突き止める。さらに英国陸軍の調査官がリーバスの捜査を妨害し、事態は混迷を深め…。(「BOOK」データベースより)

評判

血に問えばの評価:

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No.2
(4pt)

ゴスロリ美少女を見捨て知恵遅れの青年を助けるリーバスに萌え

ジョン・リーバスシリーズ14作目。
例によって殺されるのは男ばかりw
美少女がレイプされて殺されるなどという、
使い古されたパターンは書かないランキンは偉いよな。
本書にはネットTVで覗き部屋を提供する、
危ういゴスロリリストカットマニアの露出狂美少女も出てくるが、
美少女が大人のおもちゃにされるシーンなんてもちろん描写されてません。
可哀想な美少女というより犯人扱いw
自分の娘も見捨てた(見捨てられた?)リーバスなので、
美少女を助けようという動きを一切しないまま
物語が終わるのが痛快。
何を考えているか判らない統計上の数値としてやり過ごすのがナイス!
自己主張する若者を馬鹿にしている視点が素晴しい!
危険な馬鹿なことをアクティブにしている美少女は見捨てるくせに、
犯罪組織に利用されている知恵遅れの青年を助けるエピソードがあるのが、
とても清々しい。
児童劇を見せて、原作の児童書に興味を持たせ、
本で救おうとするのだ。
本を読める知恵があるのに、
悪になったり不幸になったりする奴など、
わざわざ助ける価値ねえよ。
自業自得ざんす。
本書は本が好きな静かな大人の為のハードボイルドである。
血に問えば (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 血に問えば (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152086025
No.1
(3pt)

「ハード」になりました‥

うひゃぁ~ついにポケ・ミスじゃなくなっちゃったよ!通勤や旅行に最適だったんだけど‥なによりもあの雰囲気が好きだったのに。「売れてきた」ってことですか?
おなじみのリーバス警部シリーズ。もちろん、そのせいだけじゃないけれど、今回はなにか堅苦しくキレに欠けるような気がした。一気に読み通させるパワーが不足気味。
ストーリーはかなり複雑。学校に不審者が乱入し、生徒を撃ち殺したあと自殺するーという今風な事件を軸に、リーバスへの殺人の嫌疑や軍隊時代のトラウマなどが織り込まれていく。そしてラストにはちょっとしたどんでん返し‥面白さの要素はじゅうぶん持っているはずなのに、それが生きてこない。
何故だろう?いつもの脇役陣は健在だが「いつもの」範疇を越えてこないし(辛口なら『深く描かれていないー』といわれるかも)スペンサーのボストン、スカダーのNYのようにエジンバラの「街」がさほど描かれていないのも痛い。
でもリーバスはすごく優しい。彼は上司には牙を剥くが、自分より弱いものには、それが犯罪者であったとしても実に公正に接することができる。だから事件も解決できるのだが、今回のような濡れ衣を着せられてしまうこともある。そういうところがこのシリーズの魅力でもある。
こんなヒトとパブで飲んだくれてみたいーと思うのは僕だけじゃないはず。どうですか?
血に問えば (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 血に問えば (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152086025

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