血に問えば
- リーバス警部シリーズ (14)
- 警察小説 (526)
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ジョン・リーバスシリーズ14作目。例によって殺されるのは男ばかりw美少女がレイプされて殺されるなどという、使い古されたパターンは書かないランキンは偉いよな。本書にはネットTVで覗き部屋を提供する、危ういゴスロリリストカットマニアの露出狂美少女も出てくるが、美少女が大人のおもちゃにされるシーンなんてもちろん描写されてません。可哀想な美少女というより犯人扱いw自分の娘も見捨てた(見捨てられた?)リーバスなので、美少女を助けようという動きを一切しないまま物語が終わるのが痛快。何を考えているか判らない統計上の数値としてやり過ごすのがナイス!自己主張する若者を馬鹿にしている視点が素晴しい!危険な馬鹿なことをアクティブにしている美少女は見捨てるくせに、犯罪組織に利用されている知恵遅れの青年を助けるエピソードがあるのが、とても清々しい。児童劇を見せて、原作の児童書に興味を持たせ、本で救おうとするのだ。本を読める知恵があるのに、悪になったり不幸になったりする奴など、わざわざ助ける価値ねえよ。自業自得ざんす。本書は本が好きな静かな大人の為のハードボイルドである。 | ||||
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ジョン・リーバスシリーズ14作目。 例によって殺されるのは男ばかりw 美少女がレイプされて殺されるなどという、 使い古されたパターンは書かないランキンは偉いよな。 本書にはネットTVで覗き部屋を提供する、 危ういゴスロリリストカットマニアの露出狂美少女も出てくるが、 美少女が大人のおもちゃにされるシーンなんてもちろん描写されてません。 可哀想な美少女というより犯人扱いw 自分の娘も見捨てた(見捨てられた?)リーバスなので、 美少女を助けようという動きを一切しないまま 物語が終わるのが痛快。 何を考えているか判らない統計上の数値としてやり過ごすのがナイス! 自己主張する若者を馬鹿にしている視点が素晴しい! 危険な馬鹿なことをアクティブにしている美少女は見捨てるくせに、 犯罪組織に利用されている知恵遅れの青年を助けるエピソードがあるのが、 とても清々しい。 児童劇を見せて、原作の児童書に興味を持たせ、 本で救おうとするのだ。 本を読める知恵があるのに、 悪になったり不幸になったりする奴など、 わざわざ助ける価値ねえよ。 自業自得ざんす。 本書は本が好きな静かな大人の為のハードボイルドである。 | ||||
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うひゃぁ~ついにポケ・ミスじゃなくなっちゃったよ!通勤や旅行に最適だったんだけど‥なによりもあの雰囲気が好きだったのに。「売れてきた」ってことですか? おなじみのリーバス警部シリーズ。もちろん、そのせいだけじゃないけれど、今回はなにか堅苦しくキレに欠けるような気がした。一気に読み通させるパワーが不足気味。 ストーリーはかなり複雑。学校に不審者が乱入し、生徒を撃ち殺したあと自殺するーという今風な事件を軸に、リーバスへの殺人の嫌疑や軍隊時代のトラウマなどが織り込まれていく。そしてラストにはちょっとしたどんでん返し‥面白さの要素はじゅうぶん持っているはずなのに、それが生きてこない。 何故だろう?いつもの脇役陣は健在だが「いつもの」範疇を越えてこないし(辛口なら『深く描かれていないー』といわれるかも)スペンサーのボストン、スカダーのNYのようにエジンバラの「街」がさほど描かれていないのも痛い。 でもリーバスはすごく優しい。彼は上司には牙を剥くが、自分より弱いものには、それが犯罪者であったとしても実に公正に接することができる。だから事件も解決できるのだが、今回のような濡れ衣を着せられてしまうこともある。そういうところがこのシリーズの魅力でもある。 こんなヒトとパブで飲んだくれてみたいーと思うのは僕だけじゃないはず。どうですか? | ||||
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うひゃぁ~ついにポケ・ミスじゃなくなっちゃったよ!通勤や旅行に最適だったんだけど‥なによりもあの雰囲気が好きだったのに。「売れてきた」ってことですか? おなじみのリーバス警部シリーズ。もちろん、そのせいだけじゃないけれど、今回はなにか堅苦しくキレに欠けるような気がした。一気に読み通させるパワーが不足気味。 ストーリーはかなり複雑。学校に不審者が乱入し、生徒を撃ち殺したあと自殺するーという今風な事件を軸に、リーバスへの殺人の嫌疑や軍隊時代のトラウマなどが織り込まれていく。そしてラストにはちょっとしたどんでん返し‥面白さの要素はじゅうぶん持っているはずなのに、それが生きてこない。 何故だろう?いつもの脇役陣は健在だが「いつもの」範疇を越えてこないし(辛口なら『深く描かれていないー』といわれるかも)スペンサーのボストン、スカダーのNYのようにエジンバラの「街」がさほど描かれていないのも痛い。 でもリーバスはすごく優しい。彼は上司には牙を剥くが、自分より弱いものには、それが犯罪者であったとしても実に公正に接することができる。だから事件も解決できるのだが、今回のような濡れ衣を着せられてしまうこともある。そういうところがこのシリーズの魅力でもある。 こんなヒトとパブで飲んだくれてみたいーと思うのは僕だけじゃないはず。どうですか? | ||||
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