獣と肉
- リーバス警部シリーズ (14)
- 警察小説 (526)
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このところ立て続けにリーバス警部のシリーズが読めるのはとても嬉しい。相変わらずリーバスはエジンバラの町を縦横無尽に動き回り、あらゆる事件に頭を突っ込み、イヤな顔をされたり、恫喝されたり、嫌味を言われたりするのだが、ぜんぜん気にせず働きまわる。かつて所轄のしがらみで捜査を止められたり、処分されたりしたのがウソのようだ。どうやら彼には治外法権が与えられたようだ。今回は今ヨーロッパで大きな問題となっている海外からの移民、難民の問題がクローズアップされているが、イアン・ランキンはここら辺がとてもうまい。そして実にいろいろな人物が登場し、いろいろな伏線が張られまくるが、終盤に一気に収束させる筆さばきは鮮やかの一語に尽きる。その中でエジンバラの風情を描き、リーバスの境遇を描き、相棒のシボーンとの恋のさや当てを描く‥ほんとうにテンコ盛りの内容だ。初めてこのシリーズを読む人にはかなりエネルギーが必要になるのではないだろうか。このシリーズは同じ設定ながら、作品によってかなり雰囲気に差が感じられる。最近読むリーバスはかなりハイテンションだ。僕は以前のちょっと陰うつな感じの彼も好きなのだが‥ついでながら、ここ3作に用いられている、劇画調のカバーイラストにもちょっと馴染めない。やっぱりハヤカワ・ミステリ版じゃないとね〜 | ||||
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このところ立て続けにリーバス警部のシリーズが読めるのはとても嬉しい。相変わらずリーバスはエジンバラの町を縦横無尽に動き回り、あらゆる事件に頭を突っ込み、イヤな顔をされたり、恫喝されたり、嫌味を言われたりするのだが、ぜんぜん気にせず働きまわる。かつて所轄のしがらみで捜査を止められたり、処分されたりしたのがウソのようだ。どうやら彼には治外法権が与えられたようだ。 今回は今ヨーロッパで大きな問題となっている海外からの移民、難民の問題がクローズアップされているが、イアン・ランキンはここら辺がとてもうまい。そして実にいろいろな人物が登場し、いろいろな伏線が張られまくるが、終盤に一気に収束させる筆さばきは鮮やかの一語に尽きる。 その中でエジンバラの風情を描き、リーバスの境遇を描き、相棒のシボーンとの恋のさや当てを描く‥ほんとうにテンコ盛りの内容だ。初めてこのシリーズを読む人にはかなりエネルギーが必要になるのではないだろうか。 このシリーズは同じ設定ながら、作品によってかなり雰囲気に差が感じられる。最近読むリーバスはかなりハイテンションだ。僕は以前のちょっと陰うつな感じの彼も好きなのだが‥ ついでながら、ここ3作に用いられている、劇画調のカバーイラストにもちょっと馴染めない。やっぱりハヤカワ・ミステリ版じゃないとね〜 | ||||
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