血の流れるままに
- リーバス警部シリーズ (14)
- 警察小説 (526)
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イアン・ランキンは大のお気に入りだが・・・このカバー装丁の文庫シリーズは最低デザイン。リーバスよく読んだらこんな装画のカバーにしないでしょ。全然イメージ違うもの。版元の実力不足。 | ||||
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複数の事件の糸が撚り合わされていき、一つの大きな流れに結びつく物語は、重厚、骨太といった形容詞が最も似合うと思います。 喫煙、飲酒、野菜嫌いと不健康この上ない生活をおくり、権力に屈せず事件の真相を追う主人公の姿にカタルシスを覚える読者も多いと思います。ネタばれになるので詳しくは書けませんが、権力に屈しそうになりどん底に落ち込んだ主人公が不屈の意思を見せて再度立ち上がる姿は感動的に描かれていたと思います。 寒いエジンバラの町並みを思いつつ、冬の夜長に読むのにふさわしい小説といえるでしょう。 | ||||
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複数の事件の糸が撚り合わされていき、一つの大きな流れに結びつく物語は、重厚、骨太といった形容詞が最も似合うと思います。喫煙、飲酒、野菜嫌いと不健康この上ない生活をおくり、権力に屈せず事件の真相を追う主人公の姿にカタルシスを覚える読者も多いと思います。ネタばれになるので詳しくは書けませんが、権力に屈しそうになりどん底に落ち込んだ主人公が不屈の意思を見せて再度立ち上がる姿は感動的に描かれていたと思います。寒いエジンバラの町並みを思いつつ、冬の夜長に読むのにふさわしい小説といえるでしょう。 | ||||
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現代英国ミステリー界を代表するイアン・ランキンによるスコットランドはエジンバラ警察の<リーバス警部>シリーズの第7作。邦訳されたのは、第8作で’97年度、英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)賞」ゴールド・ダガー賞、(最優秀長編賞)を受賞した『黒と青』についで2作目だが、本国の発表順ではひとつ前の作品となる。’99年、「このミステリーがすごい!」海外編で第9位にランクインしている。時は厳寒期のエジンバラ。書き置きを遺して家出したエジンバラ市長の娘の誘拐犯と名乗るふたりの青年たちとリーバスとその上司の激しいカーチェイスのシーンで幕を開ける。追い詰められた彼らは橋の上から川に飛び込んで死んでしまう。時を同じくして、銃身を短く切ったショットガンを持った釈放されたばかりの元服役囚がエジンバラ区会議員のもとを訪れ、それを口にくわえて自殺する。リーバスは、一見何の関係も無い3つの死を調べるうちに、なぜか上層部から休暇を言い渡され、各方面から捜査中止の圧力がかかる。そんなことでへこたれないリーバスは部下を内密に協力させて捜査を続けるのだが、そこにはエジンバラを含めたスコットランドに関る大規模な汚職があったのだ。この物語の読みどころは、「謎解き」の興趣はさておき、何者も曲げることのできない不屈の正義感をもったリーバスが、社会の病巣とでも言うべき巨悪に立ち向かい肉薄する過程であり、“体制”という巨大な権力に対して一匹狼としてひるむことなく闘いを挑む姿である。本書でイアン・ランキンは、従来の本格謎解きスタイルに重きを置いた伝統的な英国警察小説ではなく、ハードボイルド・アメリカ私立探偵的要素を取り入れ、強烈な個性を持ったリーバスを主人公に据えて、独特のミステリーワールドを作り上げている。 | ||||
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リーバス警部シリーズ第7作。(邦訳では2作目)市長の娘が誘拐された。容疑者の乗った車を追跡するリーバス。しかし、追いつめられた彼らは橋から投身自殺する。同じ頃、区議会議員を襲った元受刑者が、議員の目前で持っていた銃で自ら命を絶ってしまう。捜査を進めるリーバスだが、横やりが次々と入り・・・。このところ身辺が忙しくて、読むのに時間がかかりました。読書を一度中断すると、登場人物の誰が誰やら分からなくなるていたらく。重たい雰囲気のエジンバラの冬、政治的な圧力に一人立ち向かうリーバス警部はかっこいいですね。アメリカの警察ものとはまた違った面白さです。 | ||||
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