獣と肉
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あらすじ
エジンバラの街では、強者は弱者を喰らい、弱者は強者にへつらい続ける。難民とおぼしき男が無残に刺し殺された。その身元は不明だったが、捜査に乗り出したリーバス警部は男が謎の女に会っていたとの情報を得る。警察に電話をしてきた女には独特の言葉の訛りがあった…時同じくしてパブの地下で女の骨が発見された。リーバスは、骨が250年前に魔女ときめつけられ住民に処刑された女のものと知る。大学の研究室に保管されていたはずの骨を、誰が、なぜここへ移動させたのか…さらにリーバスは、ある強姦犯が出所してきたことを知る。被害者の女性はレイプされた後に自殺した。その妹は最近失踪を遂げていた。なぜか死んだ姉そっくりの恰好をしていたというが…次々と襲いくる事件と謎に一匹狼リーバス警部が立ち向かう、現代イギリス最高峰のミステリ。2005年度CWA賞ダイアモンド・ダガー賞受賞作品。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
獣と肉の評価:
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獣と肉の総合評価:
8.00/10点 レビュー 1件。
感想一覧
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今回は今ヨーロッパで大きな問題となっている海外からの移民、難民の問題がクローズアップされているが、イアン・ランキンはここら辺がとてもうまい。そして実にいろいろな人物が登場し、いろいろな伏線が張られまくるが、終盤に一気に収束させる筆さばきは鮮やかの一語に尽きる。
その中でエジンバラの風情を描き、リーバスの境遇を描き、相棒のシボーンとの恋のさや当てを描く‥ほんとうにテンコ盛りの内容だ。初めてこのシリーズを読む人にはかなりエネルギーが必要になるのではないだろうか。
このシリーズは同じ設定ながら、作品によってかなり雰囲気に差が感じられる。最近読むリーバスはかなりハイテンションだ。僕は以前のちょっと陰うつな感じの彼も好きなのだが‥
ついでながら、ここ3作に用いられている、劇画調のカバーイラストにもちょっと馴染めない。やっぱりハヤカワ・ミステリ版じゃないとね〜