神の獲物



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    神の獲物 (講談社文庫)
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    初公開日(参考)2008年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,061回
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    神の獲物 (講談社文庫)

    2008年03月14日 神の獲物 (講談社文庫)

    まるで外科手術のような鮮やかさで切断されたへら鹿の死体が発見された。次に家畜。ついには人間にも凶行が及び、森に現れたジャック・ザ・リッパーは、小さな町をパニックに陥れる。ワイオミングの大自然と家族をこよなく愛する猟区管理官ジョーが「自分の力を超えた」相手と対決する、好評シリーズ第3弾。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    神の獲物の総合評価:6.86/10点レビュー 7件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    オカルト風味を加えて失敗した?

    ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズの第3作。野生動物殺害から始まり家畜、さらには人間にまで及んできた猟奇的殺害事件に、ジョーが合理的な思考で挑んで行くサスペンス・ミステリーである。
    娘たちと釣りに出かけた山中でジョーは奇妙な状態のムースの死骸を発見する。周囲には足跡がなく、掃除屋の動物にかじられた跡がなく、しかも皮膚や性器が外科手術のように鮮やかに切断されていた。原因が分からないままの数日後、近くの牧場で十頭以上の牛が同様に死んでいるのが見つかった。更に今度は、近くの牧場のカウボーイと近隣の郡の水質検査会社社長が、同じように殺害される事件が発生し、住民はパニックに襲われた。急遽設置された対策本部に検察、保安官、FBIなどが集まったのだが、テロリスト、危険な宗教団体、政府の陰謀、変質者など様々な犯人説が唱えられ、さらにはエイリアンの仕業とまで言われ始めるのだった。必ず合理的な説明がつくはずだと信じるジョーは、捜査機関の間の壁を越え、いつも通り周辺に波風を立てながらも全力で真相解明をめざすのだった・・・。
    事件の様相が超常現象っぽく、さらにジョーの長女シェリダンや鷹匠ネイトが見る夢がところどころに挿入され、全体としてオカルト風味が加えられたのが、これまでのシリーズとは異なっている。本筋となる事件の解明は論理的なのだが、どこかに人知を超える物の存在を暗示しているため謎解きミステリーとしての醍醐味が薄まっているのが残念。大自然の保護とエネルギー開発の対立、史実としての家畜惨殺事件という2つのテーマを無理につなげようとして成功しなかった印象だ。
    シリーズの一作として、シリーズ愛読者にはオススメするが、単体で読むにはちょっと物足りない作品である。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.6:
    (2pt)

    動物たちの不可解な動きは何なのか

    サドルストリングの住民はみな機嫌が悪いのか?会うたびに主人公が憂鬱になるようだ。
    動物の行動が解せない。ムースや鷹や馬などがどうして騒ぐのか、その最中に馬の
    顔の皮がどうやったら生きてはがされるのか。明らかにしていない。馬のような神経質
    の動物が生きて皮をはがされるなど全く不可解だ。この作家は馬のことを知らないのでは
    ないか。謎を解いていないので評価は悪い。1でもよかったくらいだ。
    神の獲物 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:神の獲物 (講談社文庫)より
    4062760053
    No.5:
    (5pt)

    早く次が出て欲しい

    この巻だけ持っていなかったので、kindl版で購入。
    巻を経るにつれて、心奥の描写が巧みになっているが、初期にあたるこの巻は、素直な描き方で、これはこれで気に入っています。
    神の獲物 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:神の獲物 (講談社文庫)より
    4062760053
    No.4:
    (4pt)

    シリーズ全作買いました

    これはとてもおもしろい。沈黙の森もすばらしく、3作目の本作まで一気に読みました。
     超常現象をどう評価するかが、好悪の分かれ目だと思います。自分的には1点減かな。
    神の獲物 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:神の獲物 (講談社文庫)より
    4062760053
    No.3:
    (4pt)

    現実と超自然のはざまで

    シリーズ第3作目ということなのですが、前2作を知らずに本作から読みました。途中、どう考えても何か伏線がある(過去の事件から来る人間関係のからみ)のが読み取れ、3作目だと気づきました。1、2作目を先に読んでいるとどこまですっきり読めるかわかりませんが、やはりシリーズものは作品順に読むべきでした。
     さて、本作品ですが、前半は事件事件の前フリ段階で、それほど引きずり込まれるようなこともなくゆっくりと読みましたが、後半展開が早くなり一気に読み終わりました。家族を愛する薄給の猟区管理官の生活中に起こる事件を題材にしているため、事件そのものは解決されるのですが、超自然的な力も否定しきっていないところが普通のミステリーと異なるところでしょうか。アメリカの国立公園や自然管理に興味のある方には面白く読めると思います。
    神の獲物 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:神の獲物 (講談社文庫)より
    4062760053
    No.2:
    (3pt)

    <ジョー・ピケット>シリーズの新境地をひらくサスペンス

    C・J・ボックスによる<ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット>シリーズ邦訳第3弾。

    仕事を愛し、家族を愛し、誰よりも正義感の強い等身大のヒーロー、ジョーが今回直面するのは「自分の力を超えた未知なる敵」だった。

    娘たちと釣りに出かけたジョーは、奇妙なムースの死体を発見する。まるで外科手術のような鮮やかさで顔や性器が切り取られており、その周囲には人や獣の足跡はなかった。
    次は12頭もの家畜の牛が同様の手口で殺され、ついにその凶行はふたりの人間にまで及ぶ。

    対策本部が設置され、「カルト教団」、「政府の新兵器実験」、「テロリスト」、「変質者」、「鳥」、果ては「エイリアン」説まで飛び交う始末。
    ジョーは対策本部の一員ではあったが、殺人事件の捜査からははずされる。しかし事件には合理的な説明がつくはずだと信じるジョーは、あえて禁を破り、無能な保安官事務所を敵にまわしながら、前作で登場した鷹匠の力を借りながら捜査に奔走する。

    やがて見えて来たのは、静かな西部の小さな町にブームを巻き起こしているエネルギー開発問題との関連だった。ラストで意外な真犯人と実行犯が明らかになるのだが、本書では過去の作品のように正義を貫き、命がけで闘うジョーの姿は見られない。

    むしろ本書は、オカルト風味を取り入れたスリラー・サスペンスであり、このシリーズにおけるC・J・ボックスの作品世界がさらに広がったと言えよう。
    神の獲物 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:神の獲物 (講談社文庫)より
    4062760053



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