フリーファイア
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「ワイオミング州猟区管理官・ジョー・ピケット」シリーズの第7作。猟区管理官の職を解かれていたジョーが州知事からの内密の依頼でイエローストーン公園で起きた殺人事件の謎を解く、シリーズでは特異な設定のミステリー・アクションである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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4人殺して無罪!?という掴みから、ぐっと引き込まれます 一気に読んでしまうおもしろさがあります 買って読んで損はありません 以下ネタばれあり ただ、この本の掴みの為しかたないですが、 一発逆転をかけた弁護士が前金ももらわずに4人は殺さないでしょうし、 目的の人物を葬り去る方法は別にいくらでもあったでしょう とてつもない金に目がくらんだ人間たちですが、 現ナマを掴んでもいないのに、人を殺そうとし過ぎです そして確実に仕留めらなければならないのに、ミスが続き過ぎです よーくできた2時間ドラマ いや、映画の王道の筋書きですね とはいえ、本当に面白く読めました 作者の作品はこれが最初ですが、 この作品の続きで、ネイトがどうなるのか知りたいですし、 前の作品でジョーの家族に起こった事件も知りたくなりました おすすめできます | ||||
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ワイオミング州、猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ最新版「復讐のトレイル(2014/08)」から読み始め、ランダムに遡って、本日、一つ前の本書(2013/06)を読了した。 デビュー作『沈黙の森』だけは邦訳当時読んでいたはずなのに、書名以外すっかり忘れていたため、もう一度、楽しめた。 それぞれ、読みきりのストーリーになっているし情景が変わって面白いが、イエローストーン国立公園に「出張」した主人公が敏腕の人妻公園管理官とタッグを組んで暴れまわる本書「フリーファイア」もシリーズ白眉の一冊であった。 不器用だが熱い中年男の主人公が、組織で上司(流れ)に逆らって干されても、報酬が安くても、地位に恵まれなくても、自分の信じたところを進み、真実追求に喰らい付く。 そして、その根底にあるのは、家族相互および決して裏切らない親友とのゆるぎない信頼関係。 このあたりがアメリカ人の好みなようだが、どうしてこれは、我々大和民族の美意識にも大いに合致し共感できるところだ。 池井戸 潤(著)の一連の経済小説、(「倍返し」で有名になった)半沢直樹シリーズや花咲 舞シリーズの大ヒットがそれを裏付ける。 主人公を目の敵にして精算書の粗捜しをする事務屋あがりの無能な上司(のちに非業の死を遂げた経緯は、ちょっと可哀想ではあったが・・・)、ランディみたいな下らない奴は、池井戸 潤の本を読むまでもなく、日本でもどこの組織にでもいる人種だ。 現実の世界では、カネや地位に汲々とする世渡りの巧い連中が往々にして出世し、気の弱い真面目で不器用な同僚たちが割りを喰うのは、アメリカも我が国も同じだろう。 拝金主義と反日で凝り固まっている北東アジアの隣人たちとは共感できそうにないが、アメリカ人とは分かり合える余地がかなりあるな、と感じさせたシリーズであった。 [本シリーズ翻訳出版にあたっての注文] アメリカに暮らしたこともない平均的日本人にとって分かり難いアメリカの地理や文物・制度については、最小限の注釈をつけていただきたい。 漫然と訳出すればいいというものではない。 少なくとも、以下の項目については注釈が要る。 1.各巻ごとに、簡単な地図がほしい。 2.アメ車ファンでもなければ理解し難いクルマの種類。特に、多用される「ピックアップ」に後席があったりなかったりするのは、Wピックかシングルピックかによるのだろう。 日本でほぼ全滅した1tボンネットトラックのようなものだが、メーカーと車種が殆ど記載されていないので図か写真がほしい。 3.アメリカ郡部での法執行官制度の複雑怪奇(特に相互関係)さは、司法警察員といえば「おまわりさん」しか知らない日本人には到底理解不能。 4.本シリーズに多数登場する銃器の解説も必要だろう。主人公の官給自動拳銃グロックが「40口径」とは日本人にはなじみがない。グロックといえば9mmパラベラムだろうが、Wikipediaによればヴァリエーションとして「.40S&W弾(10x22mm)は主に警察や民間で使用されている。」とあるからアメリカ仕様であろう。 主人公の愛銃の一つ「308カービン」も疑義あり。.30カービンではないのか? あるいは308口径アサルトライフルのセミオート民生版か。(私自身は銃を所持しないが、仕事で銃砲店に出入りしており銃器にはある程度馴染んでいる) 5.動物名にも、それぞれ最小限の解説が必要だ。特に、本シリーズ全般を通しての主要猟獣エルクElkと、別に登場するムースMooseは同じ動物(標準和名:ヘラジカ)ではないのだろうか? 北米ではワピチ(アメリカアカシカ)がエルクと呼ばれているとの説もあり、すると本書の「エルク」はヘラジカでなくアメリカアカシカということになる。 スミソニアンハンドブックスMammalsの英語版を見るとMooseはMooseとしか書いていない。一方、日本語版の同じページにはヘラジカ(エルク)とあり、まったくわけがわからない。 プロングホーンとミュールジカも、日本では馴染みがない。翻訳者と出版社は、動植物名をそのままカタカナに直すだけではだめである。 学名か、せめて標準和名くらい記すべきだろう。 | ||||
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休暇旅行で読み始めたのですが、とにかくすいすいと読めてしまい、あっという間に読了してしまいました。全米ベストセラーというだけあって、プロットは秀逸だと思います。エンディングも爽やか。主人公がスーパーマンではなく点も良いと思います。このシリーズでは第7巻目だとのことでしたが、知らずにこの巻を読んでしまいました。早速、第1巻を注文しました。 | ||||
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いつも最後まで一気に読み通してます。 そして、最後に引っかかりができて、すっきりしない読後になるんですね・・・ シリーズで最初から読まないと楽しめないかもしれません。 でも、面白いです。 | ||||
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友情、家族愛、正義感にあふれるジョー・ピケット。 今回は知事命令で、イエローストーン公園で起こった殺人事件について捜査することになるのだが… イエローストーン公園は複数の州にまたがり、国立公園で、そして法の抜け道が存在するようで。 通常のクライムサスペンスと異なり、ジョーが完ぺきではない(銃が苦手で下手、とか)人なのが本作の魅力と思う。 いつも通り、車は壊すし… この作品をきっかけに、リアルのコチラ側の世界でも、いろいろなことが動き始めたようです(本書ラスト参照)。 | ||||
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