さよならまでの三週間



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    ミステリ→

    ↑現実的

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    初公開日(参考)2010年05月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,615回
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    さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)

    2010年05月10日 さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)

    我が子を守るため命を賭して闘う男。 MWA賞受賞の『ブルー・ヘヴン』につづく感動作 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    さよならまでの三週間の総合評価:7.60/10点レビュー 5件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    安全な暮らしを保証するのは銃、という社会

    ジョー・ピケット・シリーズで知られるボックスのノンシリーズ作品。コロラド州デンヴァーに暮らす平凡な男が妻と養女を守るために、西部劇の主人公のように奮闘するハードボイルド・アクションである。
    デンヴァー市の観光協会に勤めるジャックは愛する妻・メリッサと8か月になる養女と幸せな日々を送っていた。しかし、養女の実父である18歳の少年・ギャレットが突然親権を主張し、養女を引き渡せと言ってきた。しかも、ギャレットの父親は地域の有力者で法曹界に影響力がある連邦判事で、三週間以内に引き渡さないと法的な実力手段を実行すると言う。法的には勝ち目がなく、何とか穏便に親権を放棄してもらいたいと願うジャックとメリッサだったが、生まれつきのワルであるギャレットは仲間を引き連れて二人に様々な嫌がらせを仕掛けてきた。ジャックとメリッサに味方する友人たちが助けてくれていたのだがギャレットの嫌がらせは止まず、ついには友人の命まで奪うに至り、ジャックは法に従うことを拒否し、銃で家族を守ろうとする…。
    法と秩序より銃と情理を優先する典型的なアメリカン・ヒーロー物語である。そのために、悪はあくまでも残酷で卑劣に描かれている。自分が信じる正義のためには殺人も辞さない、まさに西部劇、日本の仁侠映画の世界である。
    基本的なテイストはジョー・ピケットものと同じで、シリーズ・ファンなら安心して楽しめることを保証する。

    iisan
    927253Y1
    No.1:
    (7pt)

    ミステリーというよりも、ハードボイルド的な?

    タイトルは優しい感じがしますが
    内容は、すごくハードボイルドで(cjボックスの他の本も多少はハードですが)一気に読めました。
    ジョーピケットシリーズではないので、いつものように自然の描写にウットリすることもなく
    事件に慌ただしく追い立てられるような?息つく暇もないような感じでした。ジェットコースター的な面もありましたね。

    たまには、こういう本もいいかもしれませんが、続けて読むのはちょっと辛いかな。


    ももか
    3UKDKR1P
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.3:
    (3pt)

    さよならまでの3しゅうかん

    ピケットシリーズのほうがベター
    さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)Amazon書評・レビュー:さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)より
    4151779027
    No.2:
    (5pt)

    ツッコミどころも満載ですが(笑)

    「養子に迎えたベビーが取り返されてしまうかもしれない・・・・」
    そんなおもいっきりドメスティックなネタふりから、いったいどうしてここまで面白くできるんだっ?!という展開にまず仰天。
    私個人は子ども嫌いでこういう話題にはきわめてクールな、主人公の上司リンダにちかい人間なので、主人公夫婦に感情移入できず、客観的に読みすぎたかもしれませんが、見方を変えれば、これって、大迷惑な家族のお話では(苦笑)?
    まきこまれたヒトたちの悲惨なこと!! (善悪こもごも、ではありますが)
    ある意味、アメリカならでは、の解決法ではあります。
    えぇッ!? ウソッ!! まさか・・・ とのけぞることうけあい。
    そんじょそこらの探偵モノや警察ミステリも色褪せるようなはじけっぷり。
    (でも、これくらいやらないと、拉致問題なども進展しないのかも・・・ と考えさせる一面も。)
    そして悪いヤツの多いこと、多いこと(汗)。
    何度こうつぶやいたことか! >「ありえね〜〜」
    もちろん一気読みでした。
    星4つにしようかと思っていましたが、C.J.ボックス作品の主人公がほとんどいつもおカネに困っている設定が身につまされとても他人事とは思えなかったり、

    「弱者を描くのがほんとうにうまいなぁ〜」

    ってことで、星5つ進呈!!
    さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)Amazon書評・レビュー:さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)より
    4151779027
    No.1:
    (4pt)

    愛する者を守るため、強大な敵と闘う ‘私’

    “現代のウェスタン”と称される、ワイオミング州猟区管理官<ジョー・ピケット>シリーズで有名なC・J・ボックスの、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’09年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)を受賞した『ブルー・ヘヴン』の次に書いたノン・シリーズ作品。

    子宝に恵まれず、念願の赤ん坊を養子として迎えた34才の‘私’ことジャックとメリッサ夫妻。ところが、ある日、その赤ん坊の実父の18才の少年と、その父親である人望厚い連邦裁判所判事が、親権を主張し、三週間という期限で赤ん坊を返せといってきた。少年はメキシコ人のギャングとつるむ札付きのワルで、‘私’たちにいやがらせを繰り返す。将来も含めて赤ん坊のことを思うと心情的には‘私’たちのほうが有利だが、法律的には圧倒的に相手方に分がある。ここに、‘私’の、友人たちの協力を得た三週間の闘いがはじまる。

    ストーリーは、「残り・・日」というように、その中に殺人あり、実力行使的な事件ありとスリリングにタイムリミット的な進行をする。そしてついに「その日」がやってくるのだが、その先にはなんともおぞましい真相と結末が待っていた。

    本書は、‘私’が1年前の三週間を思い出して綴った手記の体裁をとっているが、そこからは、正義を信じ、家族を思い、自らの信念を重んじて生きる不器用な男が、圧倒的に不利な状況の中で悪と立ち向かう、アメリカ人の魂というかヒーロー像をうかがうことができる。
    さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)Amazon書評・レビュー:さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)より
    4151779027



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