さよならまでの三週間
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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ジョー・ピケット・シリーズで知られるボックスのノンシリーズ作品。コロラド州デンヴァーに暮らす平凡な男が妻と養女を守るために、西部劇の主人公のように奮闘するハードボイルド・アクションである。 | ||||
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タイトルは優しい感じがしますが | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ピケットシリーズのほうがベター | ||||
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「養子に迎えたベビーが取り返されてしまうかもしれない・・・・」 そんなおもいっきりドメスティックなネタふりから、いったいどうしてここまで面白くできるんだっ?!という展開にまず仰天。 私個人は子ども嫌いでこういう話題にはきわめてクールな、主人公の上司リンダにちかい人間なので、主人公夫婦に感情移入できず、客観的に読みすぎたかもしれませんが、見方を変えれば、これって、大迷惑な家族のお話では(苦笑)? まきこまれたヒトたちの悲惨なこと!! (善悪こもごも、ではありますが) ある意味、アメリカならでは、の解決法ではあります。 えぇッ!? ウソッ!! まさか・・・ とのけぞることうけあい。 そんじょそこらの探偵モノや警察ミステリも色褪せるようなはじけっぷり。 (でも、これくらいやらないと、拉致問題なども進展しないのかも・・・ と考えさせる一面も。) そして悪いヤツの多いこと、多いこと(汗)。 何度こうつぶやいたことか! >「ありえね〜〜」 もちろん一気読みでした。 星4つにしようかと思っていましたが、C.J.ボックス作品の主人公がほとんどいつもおカネに困っている設定が身につまされとても他人事とは思えなかったり、 「弱者を描くのがほんとうにうまいなぁ〜」 ってことで、星5つ進呈!! | ||||
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“現代のウェスタン”と称される、ワイオミング州猟区管理官<ジョー・ピケット>シリーズで有名なC・J・ボックスの、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’09年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)を受賞した『ブルー・ヘヴン』の次に書いたノン・シリーズ作品。 子宝に恵まれず、念願の赤ん坊を養子として迎えた34才の‘私’ことジャックとメリッサ夫妻。ところが、ある日、その赤ん坊の実父の18才の少年と、その父親である人望厚い連邦裁判所判事が、親権を主張し、三週間という期限で赤ん坊を返せといってきた。少年はメキシコ人のギャングとつるむ札付きのワルで、‘私’たちにいやがらせを繰り返す。将来も含めて赤ん坊のことを思うと心情的には‘私’たちのほうが有利だが、法律的には圧倒的に相手方に分がある。ここに、‘私’の、友人たちの協力を得た三週間の闘いがはじまる。 ストーリーは、「残り・・日」というように、その中に殺人あり、実力行使的な事件ありとスリリングにタイムリミット的な進行をする。そしてついに「その日」がやってくるのだが、その先にはなんともおぞましい真相と結末が待っていた。 本書は、‘私’が1年前の三週間を思い出して綴った手記の体裁をとっているが、そこからは、正義を信じ、家族を思い、自らの信念を重んじて生きる不器用な男が、圧倒的に不利な状況の中で悪と立ち向かう、アメリカ人の魂というかヒーロー像をうかがうことができる。 | ||||
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