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さよならまでの三週間



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【この小説が収録されている参考書籍】
さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)

さよならまでの三週間の評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

安全な暮らしを保証するのは銃、という社会

ジョー・ピケット・シリーズで知られるボックスのノンシリーズ作品。コロラド州デンヴァーに暮らす平凡な男が妻と養女を守るために、西部劇の主人公のように奮闘するハードボイルド・アクションである。
デンヴァー市の観光協会に勤めるジャックは愛する妻・メリッサと8か月になる養女と幸せな日々を送っていた。しかし、養女の実父である18歳の少年・ギャレットが突然親権を主張し、養女を引き渡せと言ってきた。しかも、ギャレットの父親は地域の有力者で法曹界に影響力がある連邦判事で、三週間以内に引き渡さないと法的な実力手段を実行すると言う。法的には勝ち目がなく、何とか穏便に親権を放棄してもらいたいと願うジャックとメリッサだったが、生まれつきのワルであるギャレットは仲間を引き連れて二人に様々な嫌がらせを仕掛けてきた。ジャックとメリッサに味方する友人たちが助けてくれていたのだがギャレットの嫌がらせは止まず、ついには友人の命まで奪うに至り、ジャックは法に従うことを拒否し、銃で家族を守ろうとする…。
法と秩序より銃と情理を優先する典型的なアメリカン・ヒーロー物語である。そのために、悪はあくまでも残酷で卑劣に描かれている。自分が信じる正義のためには殺人も辞さない、まさに西部劇、日本の仁侠映画の世界である。
基本的なテイストはジョー・ピケットものと同じで、シリーズ・ファンなら安心して楽しめることを保証する。

iisan
927253Y1
No.1:
(7pt)

ミステリーというよりも、ハードボイルド的な?

タイトルは優しい感じがしますが
内容は、すごくハードボイルドで(cjボックスの他の本も多少はハードですが)一気に読めました。
ジョーピケットシリーズではないので、いつものように自然の描写にウットリすることもなく
事件に慌ただしく追い立てられるような?息つく暇もないような感じでした。ジェットコースター的な面もありましたね。

たまには、こういう本もいいかもしれませんが、続けて読むのはちょっと辛いかな。


ももか
3UKDKR1P

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