川は静かに流れ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2008年度MWAの最優秀長編賞受賞作。5年ぶりに故郷に帰ってきた男が幼馴染みが殺害された事件に遭遇、さらに家族が巻き込まれる事件が続き、その真相を追究することで愛する家族の隠されてきた実像に直面する人間ドラマ、家族物語である。 | ||||
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丁寧に語られる家族の話でした。 | ||||
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ミステリ色は少し薄味ですが家族の物語として読めば中々読ませる物語だと思います。個人的には好きな言葉使いであったりして文章も気に入ったので物語の世界にすっかり浸って読み進めました。 | ||||
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淡々と描かれる、崩壊していく家族の物語ですかね。 | ||||
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小説としての完成度、みたいなものは高いし、作家の書く力は優れていると思います。 登場人物の描写はしっかりしていて、目の前に人物が映画のように浮かんできます。 しかしながら、せまい田舎の農村で、10人くらいの限られた登場人物がドロドロの人間関係を繰り広げ、 その中から少なからぬ死人や重症者が出て、その犯人がまたその中に居そうな雰囲気、という話で、 途中であまりの重たさに息苦しくなりました。 中盤で話しが停滞して進まなくなるのでその印象が加速され、最後に犯人がわかって、読者は深い闇の中へ ドーンと突き落されます。 物語のドロドロさをちょっと脇へよけて、ミステリとして考えると、 「その動機で殺すか?」、「その動機で殺す犯人がそんな巧妙なアリバイ工作するか?」、 「いくら家族を守るためでもそんなことまでするか」 とかのプロット的な違和感もいくつかありました。(重さのせいで見えにくいですけど) まあ、殺人事件だから重苦しいのは仕方ないとしても、私としてはその中に、何か救いとか、 家族の絆の再確認とか、先の人生への希望とか、読み終わった後に少しでいいから「何か残してほしい」 タイプなんですが、いっさいまるで何もないです。 くだらないものを読んでしまって「ちくしょう、金返せ」というのとは違うんですが、 これを読む時間があれば別のもの読めばよかった、とは思いましたな。 | ||||
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活字を追っているのに、頭の中に映像が出てきて、映像のほうが面白かった。映画化されたら、こんな画面だろうなあと想像しながら読んだ。 | ||||
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一人称の自分語りで始まった瞬間に、面白さを確信した。 ミステリー小説というより、 サイダーハウスルールとか、 ガープ世界のような成長物語に近い。 ミステリのトリック的な部分は、ぶっちゃけ適当だけど、 そんなものはどうだっていいんですよ。 物語の面白さは人間同士の感情のやりとりと成長なんすから。 惜しむらくは、殺人犯を掘り下げなくてさらっと終了しちゃったこと。 もっとエグ&バイオレンス&大爆発させてくれれば、 さらにスッキリさわやかな読後感だったかも。 でも、このあっさり感もお茶漬け的でステキ。 | ||||
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どこがどう愚作なのか、いちいち述べる必要を感じないほどの愚作ぶりである。このジョン・ハートとかいうバカ者の小説に接するのは本作で最初にして最後となるだろう。その稚拙で冗長な書きっ振りからはあまりに安易な創作姿勢が透けて見える。だから、単に本作がダメというに留まらず、他の作品もダメに決まっていると確信できるし、今後「化ける」可能性も無きに等しいだろう。 こんな三流のミステリ作家が、二作連続でエドガー賞最優秀長編賞を受賞し、あまつさえ誰が言い出したのか知らんが、ミステリ界の「新帝王」と呼ばれているとか、悪い冗談としか思えない(だいいちミステリ界の旧「帝王」とは誰のことなのか?)。裏表紙の折り返しの写真を見るといい。斯くもマヌケな満面の笑みを晒している者が「帝王」なんぞであろう筈もない。 | ||||
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週刊文春の書評で珍しく池上冬樹が満点の5つ★をつけた作品。期待して読んだが、正直僕にとっては期待はずれ。 ミステリーと家族ものがうまく絡んで味のある作品を書くのがこの作者の特色で、第一作も同様の作品で結構評判に なったと解説に出ているが、入り組んだ家族関係と5年前の殺人や何度か起きる連続殺人をどう関連するかという 謎解きはなるほど、面白いといえば面白いが、べつに卓越したプロットや深い家族関係が描かれているわけでもない。 家族物語とミステリーが一緒になっている作品は僕は嫌いではないが、全体的に米国過ぎて、ちょっと辟易するのは 僕だけだろうか。 | ||||
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