キングの死
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメリカ・ミステリー界に不動の地位を築いているジョン・ハートのデビュー作。若き弁護士が偉大な弁護士だった父の殺害を機に家族との関係、自分の生き方を直視し、父の死の謎を解きながら人生を再生する家族物語ミステリーである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「川は静かに流れ」からジョンハート氏のファンです。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アクが強いというかなんというか、はっきり好き嫌いが分かれるタイプの小説だ と思います。読ませる筆力はあると思うのですが、私はとにかく主人公のキャラ クターが受け入れられず、その悪い印象は最後の最後まで変わりませんでした。 父親が原因で俺の人生は台無しだよ!系の主人公で、実際そういう面はあるにせ よ、少しは己を顧みたら?とも思ってしまいます。あなた自身も充分クズですよ と。そんな人物が犠牲者かつ悲劇のヒーローのような扱いなのが引っかかります。 主人公が父親を殺したのは妹だと思い込んでいるのも謎です。証拠や自白がある、 または犯行を目撃したとかならわかりますが、大した根拠もないのに何故かそう 確信し、独りよがりに「妹は俺が守る!」と自己陶酔してる様は正直厳しいです。 一人称で書かれているため、思い込みが激しく自分本位な主人公の気持ち悪さが ダイレクトに伝わってきて生理的にきつかったです。物語の結末もびっくりする 位しょうもなくて、我慢してまで読まなければよかったと後悔した一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある弁護士が殺され親族が疑われ・・・というお話。 新人の処女作だったそうですが、初めて書いた作品の割りには重厚な感じで読み応えがありました。小説が進行する度に一家の意外な素顔が現れ・・・という展開もなかなか読ませる物がありました。 ただ、結末の方で明かされる真相が、今有触れた感じの真相だったので、その辺はやや類型的に思えました。この手の作品は最初は衝撃的でしたが、今はもう沢山書かれ過ぎたので、またかと思ってしまったのも真実でした。 そういう意味で☆はこの評価にしておきました。この後の方が評判がいいし、これから飛躍する可能性をしめした作品だと思うので。 元弁護士だそうで、リーガル・サスペンス等も書いてもらいたい才能だと思いました。そちらも是非手を染めて頂きたいジャンルです。 新人としてはよく出来ているサスペンス。機会があったら是非。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カネ返して欲しい位の駄作だと思う。まったく時間のムダだ。ホンマに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルは、「キング」=主人公の父親で、主人公を「キング」の如く支配していたことによります。 それが、「キングの死」によって、主人公がその呪縛から解き放たれる過程を描いています。 従って、ミステリーではありますが、「心理小説」としても読みごたえがあります。 物語は、1年以上に渡って行方不明だった父親の死体が見つかったところから始まります。 主人公は、父親が姿を消した時のいきさつから妹が犯人だと考えます。 そのために妹を庇う発言で警察を惑わしながら、一方で事件の捜査に着手します。 警察は、妹を庇う主人公の捜査への非協力から、彼を被疑者として特定してゆきます。 そして、ついに逮捕されることになります。 物語は、主人公の視点でのみ書かれていますが、彼に見えない警察の捜査の進行状況などは、彼に協力する新聞記者や探偵の発言などで補います。 そのあたりの巧みさもあって、違和感なく読めるし、主人公への共感も進みます。 後半は、真犯人は彼かな?彼女かな?といろいろ考えさせられ、ミステリーの醍醐味を十分に堪能できます。 素晴らしい作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなりのページ数のある小説だが あっという間に読んでしまうほど読ませる | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 17件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|