二流小説家
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.44pt |
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ボリュームでいうと文庫本で550ページ程度だが、読了までにとても時間を要した。それも第1部や第2部があまりにも退屈だからだ。死刑宣告を受けた連続殺人鬼の告白本を書く売れない作家のお話だが、盛り上がるまでが長い。そして、結末としても驚くほどの物でもないといったところだ。 | ||||
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ペンネームを変えながら様々なジャンルの小説を書いてきた主人公のもとに、とある猟奇殺人事件で捕まった死刑囚から手紙が届き、物語は始まります。 | ||||
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登場人物の描写が素晴らしく、表情が目に浮かびました。 | ||||
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売れない小説家が体験した事件。 | ||||
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売れない作家に、収監されている死刑囚から告白本の執筆を依頼される。もし実現すればベストセラー間違いなし。ハリーは現在の生活から脱却できると死刑囚ダリアン・クレイがいるシンシン刑務所に向かう。しかし、このあとハリーはアクション映画の主人公さながらの災難と活躍をみせることになる。次々と若い女性を殺害し、バラバラに切り刻んだ後にゴミ箱等に捨てた殺人鬼。しかし、頭部だけは見つからない。そんな猟奇的な事件の犯人ダリアン・クレイ。彼の執筆依頼の条件はファンレターを寄越した女たちに会ってポルノ小説を書けというもの。彼に手紙を寄越した女たち三人に会っていくと、その女たちが次々に殺されていく。前の事件そっくりの殺害方法で。FBIのダリアン事件担当のタウンズ特別捜査官はハリーを疑い彼にまとわりつく。こういった流れでストーリーは進むが、間に彼ハリーがペンネームを使用して書いた、ヴァンパイア小説やらSFものなどが挿入されている趣向で作者の遊び心が見える。ただ、こういったサイドストーリーも本筋のストーリーにも、とてもオープンに書かれている部分が目に付き、かなり大人向きの内容ではないかと思う。少なくても高校生諸君には読ませられない内容と思う。ダリアンが犯人とされる事件とこの三人を殺害した犯人はどう繋がるのか。ダリアンは真犯人なのか。興味を引っ張りながらドンデン返しの結末に至る。さらにその後の真実に気付かされる訳だが、個人的にはそうワクワクしながら読み進んだとは言えないのが実情で、それは何故か考えるとミステリーとして、プロットは面白いが謎解きの要素が少し甘いということだと思う。しかし、翻訳の文の良さもあり物語世界にはすんなりと入りストーリーは楽しめたと思う。ハリーのモノローグや登場人物の造形も上手く文章はこなれている印象だった。 | ||||
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読み所が豊富で、1冊読んだだけなのに何冊も読んだ気分です。 | ||||
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この小説を読み終わった後、一体何の話だったのかと思ってしまうほど、勿体ない感がどうしてもあった。最終的に小説家・芸術家についての哲学・あるべき論を語りたかったのか?それほど、詰め込まれている、ある意味お得?小説かもしれないが、読み手からすると賛否両論は同然あるでしょう。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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アメリカのサスペンスにありがちなサイコな事件ですが、犯人はすでに捕まって刑務所の中。謎をといていくのはその自伝?を依頼された、あまり熟れない作家なのですが、挿入されるこの作家の劇中劇のようなポルノ小説やヴァンパイア小説SFとかがかなり面白いです。話のメインストーリーとは直接何も関係ないのですが、主人公の言うところの虚構の世界と現実の世界。そしてこの物語そのものも私達にとっては虚構の世界なのですが、その対比が絶妙です。 | ||||
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ひと言では言い表わせない、複雑な味わいの作品だ。 | ||||
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