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二流小説家
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二流小説家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 1~20 1/5ページ
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非常に衛生的でいいものでした。長い間使わせてもらいます。今後ともよろしくお願いいたします。 | ||||
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犯人のモノローグ、主人公のモノローグに著者の色んな考えや思いをブチ込んでいるように思えるが、この主人公のたいした奴じゃない感じが嫌味っぽさを消してるような気がする。驚きの結末っていう感じではないが一筋縄では終わらない。好みは分かれるかもしれないが、日本でも各ミステリー大賞受賞してたり映画化されたりしてるだけあり、読み応えは十分だと思う | ||||
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それなりに楽しめたが軽快というよりも始終軽口を叩く主人公の饒舌体は好みが分かれるだろう。常にいささか過剰だから。肝心のミステリーとしては存外にオーソドックスだった。たぶん、余計な部分がこの本の魅力なんだろう。 | ||||
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「卵をめぐる祖父の戦争」を読んで気に入ったので”よく一緒に購入されている”「解錠師」と本作を連続して読んだ。 どの作品もすでに高い評価を得ているので「書かれている世界に没入したい」自分の目的には適っていた。が、本作がちょっと違うのは所謂メタ視点と言うか、作者と読者の関係に言及する部分だ。相当に書き手はハイになっていて、そこにノれれば相当に評価が高くなるだろうが、もう初老にも差し掛かろうという自分にはノリきれない部分があった。 気になったのが、登場する女性が一様にブロンド碧眼超美形という点。もちろんそうした女性が殺人の対象となりやすであろう理由付けは作品のテーマと合致するが、むしろ気合の入った作品だから自分の好みで一杯に満たしたいという欲望が透けて見えてしまう。気持ちはわかるが、こうした作品では一歩引く冷静さも欲しいし、他の人も書いているようにクレアという少女の扱いについては尻切れトンボ感が否めない。 それから使い古された感のあるシリアルキラー(原題)を扱った点、こればかりはどうしようもない部分もあるが、これら事件を通して「もっと大事なもの」が浮かび上がってくるものがあれば文句なく☆5個だったのだ。しかもクレアという、亡き母が言及した少女と絡めて。 惜しい一作だった。 | ||||
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物語が急速に動き始めるのは、ほぼ真ん中あたりから。 500頁を軽く超す長さとなった一因は、劇中劇ならぬ文中分の挿入にありますが、ここは読み飛ばしても(途中からそうしました)差し支えなし。よく練られたストーリーですが、どうしても納得できない部分もありました(ニューヨークの弁護士資格を取得するには金も学力も半端なく必要です)。単なる好みの問題では、終盤のクレアの取り扱いが不満でした。 | ||||
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6時間ほどで読めた。タイトルからミステリ系なのかなと思い手を取りました。 内容としては最近出版された割にはスタンダードなミステリー小説といった印象を受けました。面白かったです。 主人公がゴーストライターだったり、自分の母親や知人を著者に見立てて、自分の文章を本に出しているのですが、ストーリーの合間合間に、著者が作品の中で出している宇宙もののSF小説なりヴァンパイアものの作品を挟んできて、そこは正直流し読みしちゃいました。 著者の最初の作品ということなのですが、かなりレベルが高いという印象です。 お勧めの一冊です。 | ||||
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一通り読みましたが、途中稍々倦怠感を覚える小説でした。 | ||||
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紙の本の長さ: 8 ページなのにファイルサイズ: 701 KBもある? 一体どのような・・・・・・・ | ||||
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いまハロウィン。渋谷で奇妙な扮装をした若者たちが騒ぎまくっている。 それを横目にこの本を読んだ。私にはtoo muchだった。連続殺人の物語だが これでもかというグロテスクな場面にうんざり。おそらくアメリカでは、毎日 血の滴るステーキを喰らっているから、こんなのはお約束のどういうことも ない描写だろうが、お茶漬けで生きている私には本当につらい。 でもこの本は(アメリカでの評価の低さに比較して)2011年に出版された 日本ではすごい人気である。お化け屋敷のなくなった日本では、恐いもの見たさの 欲望がこの本に集中したのか。2013年には上川隆也主演で映画化までされている。 きっとホラー映画に仕上がっているんだろうな。見てないけど。 さて物語はこう始まる。売れない二流作家が、連続殺人の死刑囚に、事件の 真相執筆の許可をえさにポルノ小説を依頼される。人を食ったストーリーだ。 そして文庫で560頁の長い長い物語が展開される。長い理由は、すべてに著者の 一家言が顔を出すから。例えば、自分の好物の小籠包について、 ・・あつあつの肉汁をわれに賜る、しっとり柔らかな穢れなき乳首。 人生を生きるに値するものとし、苦境を踏みこたえるための活力を 与えてくれる。・・ こんな感じ。すべてのものにこの種の思い入れやら薀蓄が入る。人生論も小説論も 入り、女性たちとのいろんな関係も入り乱れ、自分の書いた通俗小説も挿入され、 もうサービス過剰、いっぱいいっぱいなのである。でも慣れてくると、これが 不思議な味になってくる。シリアスな話とちょっとまぬけな脱力感が交互に ブレンドされてあっというまに読めてしまう。私は恐い猟奇的な話が苦手だから 目を覆いながらフルスピードで読み終えた。推理小説としての出来はまずまず。 風俗小説としては秀逸、なかなかの手だれである。 原題は THE SERIALIST。「シリーズものの作者」という意味。翻訳者は苦労して 「二流小説家」と訳している。でも原題のSERIALISTには連続殺人者という ニュアンスも感じられて、しがない連載物作者と栄光に満ちた連続猟奇殺人者の きりむすぶ物語というテーマをより直截に表現したタイトルだと思う。 著者51歳の時の処女作。男盛りのエネルギーむんむんの作品である。 | ||||
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評判が良さそうなのであまり中身も確認せずに読み始めました。死刑囚から告白本の執筆を依頼され、という出だしから、あーこれは真犯人は別にいて、作家が犯人探しに奔走するっていうパターンかな、と思いましたが、いえ、確かにそれはそうなんですが、書きぶりの軽妙なタッチにダマされます。 ほんわかドタバタ系のミステリーかと思っていると、序盤の急展開に追いついていけません。二度見しました、ほんとに。犯罪シーンとそれ以外の描写のギャップが激しいのですが、それに慣れてくると、ストーリーにぐいぐいと引き込まれます。間に展開される作家(主人公)の本業である三流小説もいい味出してます。確かにこんな小説たくさんあるよねーと思うでしょう。私も結構好きですし。愛読者たちの集うサイトの様子も興味深いものがあります。 興味をもたれた方はぜひ一読をお勧めします! | ||||
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面白い作品を作ろうとしてプロットを複雑化する作家がけっこう多いと思うけど、この作品はプロットがスッキリしていてわかりやすいので、普通に短編を読んでいるみたいで読みやすい。それに登場人物の特徴や風貌も想像しやすくてよい。魅力的に感じる。ミステリー的な話でぐいぐい引っ張られました。結末としての面白さよりも過程としての面白さでしょう。主人公は哲学っぽいことをよく言うので、ちょっとそれに共感したりして、なかなか深く読めた。 | ||||
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2011年ミステリーベスト・ランキング1位の「二流小説家」はわたしにとってはペケな本だった。 わたしの好きなミステリードラマに例えるとこれがわたしの嫌いなアメリカミステリードラマのような陽気で馬鹿っぽくて盛り込みすぎというか余計なものを入れ過ぎで早く物語の中にストンと落ちて行きたいのにナンやかや余計なものに邪魔されて入っていけず。 それに猟奇殺人でしょ。うるさいし、気味悪いし、読む気にならず、それでも一応飛ばし読みしてみたのだがわたしには合わなかった。 わたしはイギリスミステリードラマのようなタイトでカッシリしたなおかつしっとりと落ち着いた英国紳士のような雰囲気のものが好いの。 ペラペラ饒舌でとりとめもなく緩慢で。こんなものはイヤなの。 | ||||
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後半のエピソード、明らかに不要な部分がある。 後半、女子高生のクレアの登場回数が減って、スイスの寄宿舎に行く、となっているのが残念。 多くの読者は、主人公&クレアの冒険活劇を望んでいたのではないか? | ||||
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かなり酷評してる人がいらっしゃいますが、わたしはとても楽しめました。 この本は意見が2つに割れます。 というのもこの作品の魅力が作家、翻訳者の文章能力によって成り立っているからです。 また、なかなか深遠なテーマをわかりやすく噛み砕いて、登場人物が問答するようなシーンもあり、人によっては単調に思えてしまうかもしれません。 「推理小説、サスペンス、文芸作品、新書など」を良く読む層にはオススメしますが、「推理小説、サスペンス、ライトノベル、漫画などを」をよく読む層にはおすすめできません。 ただ、文章自体は非常に併用でよみやすく、キャラクターコミカルです。 作中に挿入される主人公の小説が無駄だというレビューがありますが、そんなことはありません。 ちゃんと文章にかかっています。 | ||||
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最後の最後まで手を抜かずによく練れた優れた推理小説です。楽しめましたが、殺人場面がエグすぎかな? | ||||
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様々な名前を使い分けてポルノ、ヴァンパイアもの、SFなどの小説を書いている二流小説家が、かつて4人の女性を惨殺しその姿を写真に収めたことから有名になった死刑囚の告白本の著者に指名されたことから始まる物語。 主人公のダメダメっぷりとハーレムっぷりに、日本のライトノベルの主人公を思い出してしまった(笑)。 最初はえらくタラタラと話が進むのに、ちょっとだれるなあと思ったけれど、「現在」において再び殺人事件が発生したところからはテンポよく読めたかな。 ただ、〆がまたまた何度も何度もくる。ロードオブザリングの何度も繰り返す帰還シーンにうんざりした私としては、さくっと終わらない〆がちょっと残念だった。 しかし、冒頭だけ読むと残酷な描写なんて出てこないんじゃない?と思っていただけに、えらく細かく書かれたスプラッタシーンは満足。 不満というか気になった点は、死刑囚の設定がありきたりというか、これまで見てきたミステリの殺人犯のフォーマットをなぞっただけのようで、血が通っていなかった。 一方、作中の登場人物同士の掛け合いはクスッとできる場面もあり、経歴が生かされていたと思う。 気になるのは、著者の経歴のすべてが注ぎ込まれたような第一作目。以降のネタがないんじゃないかなということです。余計なお世話か。 | ||||
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いや~、邦題とカバーの写真のイメージが見事に裏切られました。 こんなディープな内容を想像できますか?このカバーのイメージから? 内容は、上記の解説の通りです。 主人公が犯罪者の計略にはまる点は先日読んだ「氷の闇を越えて」と似ています。 大きな違いは、魅力的な登場人物の創り込みが巧みで、サイドストーリも上手い 、ディープなサブカルチャーの世界の設定や状況も巧み、、会話の台詞も抜け目が無い。 そして大切な場面展開のテンポもいい。ハラハラ、ドキドキ、トホホ、の場面設定や心境の創り込みも見事です。 同じようなことばっかり書いてますが、そんな訳で分厚い本作は一気読みでした。 自虐的な?性格の著者を皮肉っているかのような「二流小説家」というのも良いじゃないですか。 でもね、猟奇的な血みどろの惨殺現場が事こまかに書かれているので、そっち方面が駄目な方 は本作は読まない方がいいでしょうね。されど、邦題とカバーからはそんなことは想像できないでしょうがね。 D・ゴードンさん、大注目ですね♪ | ||||
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年末ランキング1位独占の有名な作品だが、エピローグの意味が分からない。 主人公のハリー・ブロックは著述者ではないということ? 実は殺人鬼が書いた小説だった・・という真相なら、ウルトラ級の叙述トリック炸裂作品となるが、そんな評判や書評は見たこと聞いたことない。 どうにもすっきりしない終わり方だ。 面白かったけど。 | ||||
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日本でいうキャラクターミステリーのようなテイスト。 それでいて緊迫感があり楽しめました。 | ||||
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ミステリ要素以外の、主人公の生活描写などが冗長だという意見が多いが、自分はそこが面白かった。 しみったれた褪せた生活の中で大きな事件を乗り越え、特に何も残らないのに、なんとなく進んだような終わり方。嫌いじゃないです。 | ||||
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