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二流小説家
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二流小説家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 21~40 2/5ページ
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結論は、冗長ではありますがつまらなくはないです。しかし面白くもないです。 驚くような伏線もしかけもありません。怪しいキャラは最初から怪しいです。 もう一転二転あるんだよね?と思ったら終わってます。 読後の満足感を期待して読まないならいいと思います。そういう小説です。 グロ描写は、意外と頑張ってます。だめな人は読んじゃだめですね。 だがしかしです。この本でこのグロ部分すらも大したことなかったら、もう果てしなくつまんないです。 なのでグロ部分がいいアクセントの眠気覚ましになってます。これくらいのきつさで正解です。 あと気になったんですが、アレ、この作者日本人だっけ?と表紙を何度か見返しました。 作中に出てくる女子高生の描写が、あまりにも「萌え」系なので。 髪型やら服装やら性格やら、やたら細かい。ラノベみたい。 もしかしたら日本のオタク文化に傾倒してるんだろうか。 主人公といい、登場キャラクターの描写は結構良い味で面白かったです。 | ||||
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読破しておりません。 出だしがよくわからなくて、読み続けられませんでした。 | ||||
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二流小説家である主人公が書いている作中作が、 本編の筋(謎解き)と全く関連もリンクしていない点が残念。 ここにヒントが隠れているはずだと思って、一生懸命読んだのですが・・・。 | ||||
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メインストーリー自体はミステリー小説としては平凡な出来であろう。 だが休日の日にだらだらと暇つぶしに読む本としては、私には面白かった。この小説の中はメインストーリーとは別に主人公の書いた二流小説が散りばめられている。この二流小説がいかにも二流小説なのである。この二流小説をいかにも二流小説だと思いながら面白がれる人であれば、休日の暇つぶしには最適な本になるであろう。それがミステリー小説の楽しみ方なのかどうかは別ではあるが。 | ||||
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完全なラストまでがしつこい、と感じました。しかし、作者の愛すべき人柄がにじみ出ています。私は、デイヴィッド ゴードンの次の作品が読みたい、青木氏の他の翻訳も読みたい、と思いました。 猟奇殺人が描かれていますが、おとぎ話を読んでいるような感覚でした。 私はこの作品が好きです。 | ||||
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三賞受賞と聞いて読んだが、最悪の本で、冗長で下品、面白くも何ともない。こんな本に賞を出した組織に対して大きな不信感を持った。読むのも時間の無駄だが、出版したこと自体資源の無駄。受賞の裏を疑う。 | ||||
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何か本書を貶している人が少なく無いですが、それらの悪評を信じてはイケマセン。 本書はミステリとしての結構もよくできているし、それが、語り・脇役(特に女子高生)・作中作などの様々な小説的仕掛けとマッチすることに見事に成功している、まぎれもない傑作である。 エドガー賞を逸した本書が「このミス」で1位を獲得したことを日本人は誇って良いとさえ思う。 | ||||
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登場人物のペルソナ上しかたないが、とにかく言葉に品がない。子供にはとても読ませられない単語が連発される。 基本的には主役である作家の男性の一人称で話が進んでいくのだが、 合間にその作家の作品の一部が差し込まれる。さらになんの伏線にもなっていない。 そしていわゆる「終盤のあっと驚く展開」パターンなんだが、その内容は日本でもおなじみの感じのやつ。 真犯人でない人物へのミスリードの散りばめ方も稚拙ギリギリのレベル。 ただ、物語の進行に応じた登場人物の心情の変化、人物間の距離の取り方は良かったように思う。 きっと(舞台を日本に置き換えたクソみたいな実写版でなく)映画で見るとそこそこ楽しめる娯楽作なのだろう。 ミステリーの粗ばかりついている素人批評家のメガネには適わないだろうが、 何も考えずに娯楽作として小説を読める人には向いていると思う。 | ||||
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無駄に長く、日本のミステリファンにはあまり受け入れられないであろうトリック。 ミステリーは一気に読んでしまわないと途中で内容が抜けてしまうが、長すぎて一気読みはできなかった。 翻訳が合わないせいもあったのかもしれないが。 好きな人は好きな作風であるかもしれない。 | ||||
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一言で表現すると、しがない三文小説家のポルノチックでグロテスクなほろ苦青春ミステリーといったところか。(詩的で哲学的な部分も少しはあるが) 縦糸が主人公の三文小説家としての生活、横糸がミステリーになるのであるが、縦糸の部分に比重がかかりすぎて冗長な感がぬぐえず、肝心のミステリ―部分も特にひねりがあるわけでもなく平凡。 話の半分近くまでひたすらスローペースで展開し、全文550頁余りの割にミステリーの部分は少ない。(その分登場人物たちはいい味を出しているのではあるが) 三冠海外ミステリという帯につられて購入したが、作品としては全くの凡作。一旦休止しても早く次が読みたいという感はなかった。 ミステリーとしての枠にとらわれず、ドラマとして読めばそこそこ面白いのかもしれない。 | ||||
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「人は何故、小説を読むのか?」 時に違う自分の冒険譚に酔い、時に平凡で無慈悲な現実からの逃避のために、人は小説を読むのだろうか? ならば、フィクションの供給者である小説家は何故、小説を書き続けるのか? この冗長で残酷な物語の主人公が巡らすセンテンスの螺旋は作者本人の現実であり、その怠慢な現実を打ち破るために用意された物語が猟奇殺人犯との対決である ダメ男が若くて利発なパートナーである彼女に尻を叩かれながらも、一念発起して伝説的猟奇殺人犯と対峙すると決める・・・まさに二流小説家が夢想する冒険譚である そこには、小説好きの読者なら共感し得る作者=主人公の長年に渡り内に秘めた自分の仕事へのニヒリズムが何段にも重ねられ、その一見すると意味のないようなセンテンスのひとつひとつがやがて主人公の鼓動のように物語の内省を語り始めるのである 用意されている仕掛けは至極単純だが、読み込んでいくうちにミステリー小説の主人公と同化している自分に気付いて、思わず苦笑いしてしまう超二流ミステリーの傑作であります | ||||
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売れない作家……ではない。ミステリ、サスペンス、ヴァンパイアものにポルノ記事まで、糊口を凌ぐために小説を書いている二流小説家のハリー。 そんなハリーの元に、死刑囚のダリアンから4人の女性を殺した事件の全容を語る本の執筆を受けて欲しいとの手紙が届く。 ベストセラーを夢見て、刑務所に向かうハリーだが、ダリアンにとんでもない交換条件を突きつけられて…… 宝島社「このミス」1位、週刊文春でも年間1位、早川書房の「ミステリ読みたい」も年間1位と、ミステリ3冠との触れ込みで、日本に舞台を写して映画化までされた作品。 日本での映画化作品の主演・上川隆也さんが語っているのを聞いて気になっていたのですが…… 翻訳ミステリらしいぎっちりと行間を詰めたボリュームのある作品。 主人公であるハリーの視点で物語が進むのですが、中盤まではミステリというよりはハリーとダリアンとの駆け引きと、二流小説家の苦々しさを著者の経験を活かした感じのユーモアでしっかりと読ませていきます。 その部分がかなり長いので、「あれ? これミステリじゃなかったっけ?」と思うのですが、中盤でハリーが事件に巻き込まれて明らかに怪しいはずのダリアンは刑務所の中というシチュエーションが出来てからは一気読み。 ……が、ミステリとしてはあまり面白いとは思えなかったなぁ。どちらかというと、ハリーというキャラクターを活かしたサスペンス物といった感じ。 登場する女性との淡い恋模様や、ハリーの自嘲を聞きながら最後まで読ませる物語なので、かなり好き嫌いが分かれそうです。 映画向きというか、映画にしたくなる題材だとは思いますが、失敗するだろうなぁという感じの作品。 正直なところ、ミステリ3冠はないわな、人に薦めにくいです。 | ||||
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期待しすぎたかな。やたらと作中作が入ってくるけど、すべてが伏線になっているのかと思ったら違ったし、本筋でも、とにかく無駄な記述が多くて、楽しめるところはいいけど、ただ読み進めなければならないところはつらくなってくるだけで。主人公とクレアという大人びた少女の関係はいいと思ったけど、結局、それもまた尻つぼみで。謎解きも、まあ、こんなものかという感じ。長いだけだったな。ところどころおもしろかったから、星一つというのもかわいそうな気がして、二つで。 | ||||
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エロやSF、ヴァンパイヤなど、いろんなジャンルを匿名で書く売れない小説家が主人公。死刑囚から受け取ったファンレターをきっかけに事件に巻き込まれていく…というお話。 本筋は手放しで面白い!と評価できるほどでもないけど、駄作ってほどでもない。 個人的には、時折織り込まれる個性的な登場人物たちの描写や、主人公が書く小説の一部が織り込まれながら進んでいく構成、主人公がミステリー作品について語るメタ的な部分が面白く思えました。この辺を冗長と感じるか否かで好みがキッパリ別れそうです。 期待しすぎずに読むのがいいかもしれません。 | ||||
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ネタバレしないように書きます。と言っても、一読してもまだ分らない部分が残っています。 これから読む人の楽しみのために、具体性を欠いたよく分らないレビューですが、良かったら読んでください。 内容としては、主人公が探偵役のような感じですが、オーソドックスな探偵モノという感じでもありません。 残虐な描写も後半に出てきます。 ちょっとホロっとくる、男女の友情も描かれています。(自分はこの二人の関係がいいなと思いました) 主人公は小説家という設定なので、途中で何度か本編とは関係無い小説の断片が散りばめられています。 (もしかしたら、何か謎解きのヒントが隠されているのかも?) 概要としては、 ある事件の犯人が刑務所にいる間に、同様の事件がまた起こった。 じゃあ真犯人は誰だ?みたいな感じでストーリーは進みます。 主人公は犯人の告白本を書くということで関わり合いになります。 一応、最後の方で事件は解決、そして後日談という風に進むのですが、 なにやら著者が思わせぶりにそれだけじゃないよと言わんばかりの締めくくりをします。 それが分らない。 自分は、この小説を途中で2週間ぐらい読まず間を空けてしまったため、 伏線やヒントを見逃してしまったのかも知れません。 探偵ものとしては、最後まで読めばちゃんと完結しています。 間を空けて読んでも最後まで読めば、とりあえず表面上の疑問はなくなります。 だけど「あれ?」 なぜ著者はそんなことを小説の登場人物に言わせたんだ?という不可解な疑問が読後に残ります。 この不可解な、著者の挑戦を受けて見たいなら是非読んでみてください。 その際は、なるべく日にちを空けずに毎日ページを括る方がいいです。 読後、こんなに分らない気持ちにさせられたミステリ小説は久々です。 欠点としては若干、冗長な所があるかなと。著者のデビュー作なので仕方ないのですが、 もう少し文章や構成を洗練させる余地があったと思いました。 そこで星一つ減点させて、星4つ。 | ||||
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設定は面白いが、ミステリーとしても、そもそも小説としてもそれほど面白いと思わなかった。 | ||||
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出だしはTVドラマのような米ライトミステリーだと思った。そのまま247頁まで、過去の猟奇殺人に関する取材という退屈な描写が淡々と続くが、そこからは急に現在進行形の猟奇殺人へと展開し、グッと面白くなる。読了後、犯人や事件そのものの仕掛けは面白いと思ったが、主人公の周りにやたら配置されている美女キャラの存在意義に疑問を感じた。このミスなど3誌で1位を獲得した作品という事だが、個人的には納得しかねる。 | ||||
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内容はまぁまぁな感じでした。 ただ何と言うか、 設定に無理があるなぁと思いました。 最後にある人物の罪が発覚するんですが、 それだって読み進めていて それほど印象に残る人物じゃなかったので 「誰だっけ、それ」って感じでした。 でも映像なら 人物像が俳優とかで印象づけられるので 全体的にドラマティックで よりおもしろいんじゃないでしょうか。 | ||||
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捨てるために、読み終わってすぐにゴミ箱を探すほど、酷い出来ではない。 だが、「このミス1位!」と騒ぎ立てるほどの本でもない。 テンポは小気味よい。 妙に粘っこさを感じる部分と、乾いた部分が相互に感じられ、文章に引きずり込む ような迫力もある。この手の作者としての資質はそこそこあると思う。 だが、本書はそれほど面白いとは到底思えない。 まず、シリアルキラーの印象が希薄。物語の主要な登場人物であるだけに 致命的な欠陥。同じことが主人公と行動を一にするダンサー(女性)にも 当てはまる。彼女の存在は主人公の欲望のはけ口にすぎないのか、なんなのか。 さらに、いったい本書は「謎解き」がメインなのか、「異常心理」が主なのか 中途半端もはなはだしい。 「謎解き」にしては粗雑なストーリー展開であり、そもそも「謎」の存在理由も不明。 銃撃されたその理由もまるで…銃撃した犯人がなぜこんな乱暴な手段をとるのか? 全くいただけないのが、登場人物が欲情するシーン。あまりにも汚らしい。 また、銃撃された後すぐに車の中でって…電車の中で仰天し本を取り落とした。 まあ、作者は「ファッション界」や「ポルノ界」でキャリアを積んだらしいから仕方が ないのかもしれないが。 犯行現場や被害者の描写も悪趣味。文才がないために逆に現実感はない。 しかし、この描写で気分を悪くする方も大勢いるでしょう。 この手の描写はややもすると、「PEEPING TOM」まがいの印象を与えてしまう。 本書も全く露悪的であり、グロテスクな写真を公開しているサイトを覗くのと 同じような感覚になるし、筆者の下劣な品性さえも感じさせる。 主人公の視点もぶれまくり、作者の意図もぶれまくる。 旅先で慌てて買い込んだが、何も褒めるところのない小説で、購入して失敗。 レビューでも読んでから購入するか決めるんだったと後悔しきり。 とは言いつつ、それなりの暇つぶしになったので、☆は2つ。 もっと程度の低い本はいくらでもあります(って、言い訳になってませんね) 新本では購入せず、古本屋で100円(105円)で買いましょう。 | ||||
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久々、小説を手にしたものの・・・なんというか・・・^^; とある雑誌で『年間1位』の誇張表現・・・ (今までどんな本を読んでいてこの結果に辿り着いたのかその評価者を疑ってしまう ひとまず、1,050円を出して読むには価値がないでしょう。 (BOOKOFFで105円均一で立ち読みで丁度いいでしょう。 (決して急ぐ必要はない。 和訳のレベルが低すぎます。 この媒体に乗っかって仕事をする人の力量が悲しすぎる。 もっと作者の行間を穿つ努力をしてください。 冗長が、今のトレンドに合っていない。 作者の思想などに期待をして購入してる人はいないからです。 サスペンス小説なので最初のページから『第3幕』を期待はしていませんが、 あまりに長すぎる冗長・・・(ほかの方も書いてますが そこにいたるまで疲れきります。 二回目は読みたくないですね。 まったく無意味に使われるグロテスク&セックスの描写の連発 ・・・・・着眼点も軒並みなだけに、痛いものがあります。 お金と時間に余裕ああって、ぁぁぁ・・・あれね・・・ っていいいたい人にお勧めします。 久々にがっかりした買い物でした。 | ||||
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