終わりなき道



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    初公開日(参考)2016年08月
    分類

    長編小説

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    終わりなき道 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2018年06月19日 終わりなき道 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    刑事のエリザベスは、少女監禁犯を拷問の上で射殺したとして、激しい批判にさらされていた。州警察が内部調査に乗り出すが、彼女には真実を明かせない理由があった。同じ頃、元警官のエイドリアンが刑務所から仮釈放された。ある女を殺した罪をみずから認め、服役していたのだ。しかし同僚だったエリザベスは尊敬する彼の潔白を信じていた。エイドリアンは嘘の証言をしたのか?刑務所の外には、彼を待ち受ける銃口が…。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    終わりなき道の総合評価:6.82/10点レビュー 11件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    みんな純情なの? 悪人なの?

    ジョン・ハートの長編第5作。前作「アイアン・ハウス」が面白かっただけに期待したのだが、ミステリーというよりアメリカ南部の人間模様を織り上げた人間ドラマで、ちょっと期待外れだった。
    ノースカロライナ州の小都市の女性刑事エリザベスは、少女監禁犯2人を現場で拷問し射殺したとして州検事局から問題視され、停職中だった。犯人2人に18発の銃弾を撃ち込んだ理由の説明をかたくなに拒むエリザベスは、警察内部でも孤立化しつつあった。同じ頃、13年前に捜査中に知り合った女性を殺害した罪で服役していた元刑事ウォールが仮釈放された。ウォールを崇拝し、憧れていたエリザベスは彼の無実を信じていたのだが、ウォールが釈放された翌日、同じ手口で殺害された女性が発見され、警察はウォールを追い始める。
    共に警察に追われる刑事2人と、監禁された少女、元刑事に殺された女性の一人息子が主役で、脇役には同僚刑事、刑務所長、弁護士などが配置され、それぞれに抱える心の闇、過去の陰が絡まって早大で複雑な物語が展開される。しかし、ミステリーとしては犯罪の動機、捜査手法などに疑問が多く、あまり出来がいいとは言えない。登場人物が全員、純情だから罪に関わってしまったのか、善悪を抜きにして行動するタイプなのか、めちゃくちゃ内省的でもあり、直情的でもあって、読んでいて混乱させられた。
    「アイアン・ハウス」より「川は静かに流れ」や「ラスト・チャイルド」の方が好きという方にはオススメだ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.10:
    (5pt)

    僕にとって最高の作家

    中古書籍はオーダーしてから到着まで時間がかかり過ぎて、予定日とされる日時には届きません。ここを改善されれば良いと思うますが。
    終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151767088
    No.9:
    (1pt)

    ご都合主義で不愉快な物語

    主人公の刑事のエリザベスは、優秀な警官設定だが恐ろしく無能。ネタバレになるので書けないが、容易に想定できる対応せずに事件をややこしくする。物語を膨らませるために、カンを悪くし・推理力のなさを発揮するのだが、そのために市民が殺されたりと、自己保身のみで感情移入できない。
    もう一人の主人公であるエリザベスの元同僚の警官も優秀設定だが、浮気相手を殺した殺人犯に対する捜査をを妨害し、連続殺人に発展させる。
    二人のバカ警官の不条理な行動で、死者はてんこ盛り。なんでそうする?なんでこうしない?なんで気が付かない?と、ツッコミ満載でイライラする。愛情深い性格設定だが自己中すぎて、正義は実現されず。
    バカと犯罪者は、非合理的な行動をするが、悪役も含めてここまで無茶苦茶だと読書の腰を折る。
    エンディングでは、法的あるいは道徳的に罪人をオール見逃しだし。カタルシスなし。
    背景の社会や法解釈も、米国では納得できる描かれ方なのか?
    犯罪被害金を手にするなら、智恵は回らぬが行動力はある庶民警官にちょいとキャラを変更すればなんとか成立する物語。
    ジョン・ハートの過去3作は傑作と言えるが、これは失敗作。
    終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
    415001910X
    No.8:
    (5pt)

    骨太です

    読み応え抜群。読後にビューっと風が吹く寂寥感たっぷり。お薦めいたします。
    終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151767088
    No.7:
    (4pt)

    一気読み

    なかなか面白かった。主役の二人より少女が事件の全てにおいて決着をつけてハッピーになった気がした。エリザベスもエイドリアンも、もちょっとしっかりしろよと言いたいかな。でも良かったです。
    終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
    415001910X
    No.6:
    (3pt)

    少し詰め込みすぎか?

    まずリズは警察官としては無能に近く事態を悪化させる。
    警察とリズが最後まで犯人に気づかない。なんだかなあ。
    物語のラスボスは連続殺人犯にしてほしかった。
    わきから小物が邪魔をしてくる。
    リズと犯人はもっと向き合ってほしかったです。
    同僚が弱みを握られる状況も間抜けすぎるし。
    あれほど苦しんだ登場人物たちの心の傷もあっさり解決。
    普通○○が犯人ならさらに傷つくだろw
    物語詰め込みすぎで、ちょっとご都合主義のような気もする。
    風呂敷の広げ方は良かったのですがたたみ方が今一でした。
    400ページぐらいまではは面白かったので惜しい。
    終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
    415001910X



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