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三秒間の死角



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初公開日(参考)2013年10月
分類

長編小説

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三秒間の死角 上 (角川文庫)

2013年10月25日 三秒間の死角 上 (角川文庫)

犯罪組織の中枢にまで潜り込んだスウェーデン警察の潜入捜査員パウラ。組織に与えられた任務は、刑務所内に麻薬密売の拠点を作ることだった。秘密裏に政府上層部のお墨付きを得たパウラは、巧妙な手段で麻薬を所内に持ち込み、ライバル業者を蹴落として商売を始めた。だが、パウラの正体を知らないまま、入所前に彼がかかわった殺人事件を捜査するグレーンス警部の追及の手が迫るのを知った政府上層部は非情な決断を下す…。英国推理作家協会(CWA)賞受賞、スウェーデン最優秀犯罪小説賞受賞。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.80pt

三秒間の死角の総合評価:8.14/10点レビュー 37件。Aランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(8pt)

三秒間の死角の感想


▼以下、ネタバレ感想

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松千代
5ZZMYCZT
No.4:
(7pt)

スウェーデンの作家は丁寧な表現をする人が多いような気がします

途中でタイトルを表す言葉が出てきましたが、最後の最後に「なるほど」と思わされる事実がわかります。登場人物のキャラクターもわかりやすくなかなか面白かったです。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:
(7pt)

一見、グリシャム風

上巻と下巻に分かれています。
上巻は途中止めようかと思うくらい退屈で、流し読みしたところもありました。
下巻に入ると段々と面白くなってきて、半ば過ぎからは、ジェットコースターものみたく、最後まで一気に読んでしまいました。
雰囲気はちょっとグリシャム風ですが、グリシャムよりも、男性向きかもしれません。

「熊と踊れ」もそうでしたが、この作者(作者たち?)は、凝り性というか。あまりにも練りすぎる感があるので
途中のだらけてしまう点をもっと違うものにして欲しいなぁ~。
着眼も良いし、ちょっと人情っぽいとこもあるので、もっともっと良い小説が書けるんじゃないかなぁ~、
もっとミステリーを書いて欲しい!

ももか
3UKDKR1P
No.2:
(9pt)

三秒間の死角の感想

グレーンス警部のシリーズの中では一番にあげたいです。
最初、潜入捜査官とあったので警察官の話かと思ったのですが、そうではないのですね。
日本でいうところの「エス」と言う雇われたスパイなのですが、権力者達の都合で簡単に切り捨てられるというのは万国共通でしょうか。
グレーンス警部の個人的なトラウマとの葛藤や、主役とも思えるパウラの人物描写がすばらしく秀逸です。

後半のパウラのサバイバルとも言えるハードアクションはとても緊迫感があり、まさに手に汗にぎる展開で最後まで一気読みでした。
タイトルの意味も最後になってなるほどと思える絶妙なもので、スカッとする結末です。

たこやき
VQDQXTP1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

密告屋の凄絶なサバイバル

スウェーデンのジャーナリストと服役囚支援者という異色コンビ作家の代表作である「エーヴェルト・グレーンス警部」シリーズの最新作。日本でもすでに3作品が翻訳されているというが、初めて手に取った。
本作の主役は、ストックホルム市警にリクルートされた密告屋のパウラ。スウェーデンの刑務所内での麻薬密売の独占を狙うポーランドマフィアを壊滅させる使命を受けて組織中枢に潜入、組織の任務として刑務所に入り、麻薬の持ち込みにも成功する。ところが、組織の信頼を得るために居合わせた麻薬取引現場で、ポーランドマフィアが別の潜入者を射殺するのを目撃することになり、秘かに警察に通報した。この事件の捜査を担当することになったグレーンス警部は「簡単には諦めない男」の本領を発揮し、捜査の手をパウラに伸ばしていく。もしパウラが密告屋であることがばれたら、潜入捜査が失敗し、パウラは刑務所内で間違いなく命を狙われることになる。潜入を指示した警察上層部と政府は、グレーンス警部の捜査を妨害しようとするが不首尾に終わり、ついにパウラを切り捨てる非情な決断をする。正体をばらされたパウラは執拗に命を狙われ、生き延びるために孤独な戦いを強いられた・・・。
物語の前半は潜入捜査と通常の捜査の対立が中心の警察小説、後半は刑務所を舞台にした凄絶なサバイバル小説という趣だが、どちらの面も読み応え十分。密告屋、警察の双方とも人物造形が巧みだし、何よりストーリー展開がスリリングで、さまざまに張り巡らされた伏線も見事というしかない。
シリーズ作品らしく、過去の事件や人間関係が影響しているシーンもいくつかあるが、これまでの作品を読んでいなくても興をそがれることはない。むしろ、日本とはあまりにも異なる刑務所の状況に戸惑うことの方が、読者に違和感を引き起こす要因となるかもしれない。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.32:
(4pt)

楽しめたが、ご都合主義の箇所も(ややネタバレ)

ストーリーはよくできており、楽しめましたが、タイトルなどから下巻の中程でオチが予想可能であることは少し残念。キャッチーなタイトルにしたかったのはわかるのだが、オチを類推させるタイトルであるのはミステリーとしてどうなのだろう。作戦決行中にハンドラーが出張とか、他にもリアリティを損なう描写がある。敵対勢力の陰謀か何かで出張にさせられたのならわかるが。これも次作にこのハンドラーが継続して出てくるために必要なのだろうが。下巻の途中からその後がひたすら描写され、ちゃんとオチが用意されているのか不安な読書が1時間くらい続いたが、ちゃんとあって安心した。
三秒間の死角 上 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:三秒間の死角 上 (角川文庫)より
404101073X
No.31:
(4pt)

日本が特殊すぎ

北欧では刑務所が麻薬取引の最大市場、街にはドラッグがはびこり簡単に銃も手に入る。
ポーランド ロシア他旧ソ連邦ではオルガルヒが勃興しマフィア組織も犯罪も天文学的数値。
米国は未成年による銃の乱射事件や凶悪犯罪が頻発し、南米では政情不安と暴動が日常茶飯事。
中東は民族宗教対立とテロ的過激主義を背景にミサイルが飛び交い、隣国の全体主義共産国家は自由と人権を弾圧中。
犯罪者を操り警察協力者にするのはどの国でも一般的でも、単なる情報屋や公安のS的役割ではなく殺される危険のある潜入捜査員に仕立てるとは…。
潜入捜査を強制され、お役御免となれば監理者の自己保全のために犯罪組織に身分をバラされ殺されるハメとなる元犯罪者と潜入捜査員ハンドラーと潜入捜査員を追う警部のお話。
常に各章の段落冒頭が人物名を記さずに冗長な状況描写から始まるため、現状把握に手間取ることが難点と言えば難点。
役人と政治家の保身や責任逃れは世界共通事項とはいえ日本が特殊すぎるのかも。お花畑的平和国家の将来が思いやられます。
三秒間の死角 上 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:三秒間の死角 上 (角川文庫)より
404101073X
No.30:
(4pt)

面白いが都合良すぎる

冗長な部分も多いが、そこは斜め読みすればいい。
ストーリーは奇想天外で面白かった。
しかし、なんぼなんでも無理でしょと思える。
銃の弾を避けますもんね。
距離1500mから放たれる弾丸。3秒で標的に届く。
これがタイトルの意味。
one thousand one, one thousand two, one thousand three と数えて避ける。
しかも3発目はガラスに当たってガラスが砕けるから避けられたことがバレない?
あれ、最初の2発でガラスって割れたんじゃないの?
あれ?
ストーリーがパウラの組み立て通りに進み過ぎる。都合がよすぎる。

それでも面白かったです。
3度目は
三秒間の死角 上 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:三秒間の死角 上 (角川文庫)より
404101073X
No.29:
(5pt)

シリーズものの、最新巻です。

シリーズものなんですが、概略に一言も書いてなくて、シリーズものの最新巻である本書から読んでしまいガックリですが、単体でも相当に面白いです。
三秒間の死角 下 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:三秒間の死角 下 (角川文庫)より
4041010748
No.28:
(5pt)

とにかくすごい!

北欧人はドライなのでしょうか。そこがちょっと馴染みにくいですが、後半に向けてハラハラドキドキです。
三秒間の死角 下 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:三秒間の死角 下 (角川文庫)より
4041010748



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