白の迷路
- 北欧ミステリ (198)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カリ・ヴァーラ3作目では前作『凍氷』で担当したイーサ・フィリポフ殺害事件の捜査の過程で得た目の上のタンコブ的存在、国家警察長官ユリ・イヴァロの淫らな行為の一部始終を収めたビデオを手に入れ、その代償として彼はユリ・イヴァロの配下で非合法的行動を取ることが可能となった特殊部隊の指揮官に任命されることになった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フィンランド発の人気ミステリー「カリ・ヴァーラ警部」シリーズの第3弾。前2作とは全く異なるテイストが衝撃的な、シリーズの分岐点となりそうな作品である。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作までと比べると、作風が違います。 このシリーズをどういう方向にしていくのだろうと思いながら読みました。 戸惑いました。 正義感が強く、鼻っ柱も強い警察官なところが好きだったのですが、 違うキャラになっていくようです。 好きなシリーズをひとつ失うのか、それとも好きでいつづけられるのか、 次回作へ持ち越しとなりそうと思いつつ読み進めましたが、 著者がお亡くなりなってしまったので、以後は刊行されないようです。 男性的な小説がお好きな方にはお勧めです。 事件自体は独立していますが、人間関係や前事件(前作)に触れてる個所もありますので 1作目から読むことをお勧めいたします。 最後に。 次回作も読みたかったので残念です。 ご冥福をお祈りいたします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「極夜」「凍氷」に続くフィンランド警察の警部 カリ・ヴァーラ警部の物語。 いきなり、彼は警察の極秘部署で 超法規的な活動をしている。 人身売買や麻薬取引に対して、暴力的に対応。 いったい彼に何が?? そして、謎のフランス外人部隊にいたという男性が 現れる。 今までとは全く違った作風にとまどいつつ 読後、「作者あとがき」を読むと、多少は納得。 作者はフィンランドの国内にうずまく人種差別勢力の拡大に たいへん危機感をもっていたのがわかりました。 なぜ過去形かというと・・・作者は2014年8月に亡くなってしまいました。 カリ・ヴァーラ警部が、この物語のあとどうなるのか?は 永遠に判らないままになってしまいました。 残念&合掌。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カリ・ヴァーラ警部シリーズの第三作。 これまでとは全く違う展開に戸惑いを覚えながら読み終えた。きっと、賛否両論ある事だろう。第二作までは北欧を舞台にしたハードな警察小説が、この第三作ではノワール小説に変わった。さらに冒頭から主人公のカリ・ヴァーラ警部が脳腫瘍の手術を受け、術後に一切の感情を失うという驚きの展開で物語は始まる。 復職後、カリ・ヴァーラ警部は、ミロ、スイートネスと超法規的に麻薬を取締まるのだが… 過激な暴力とあまり馴染みのないフィンランドの暗部が描かれ、本当にジェイムズ・トンプソンの作品かと疑いたくなるような展開が続く。しかし、終盤になるとジェイムズ・トンプソンらしさが垣間見える。 ジェイムズ・トンプソンは2014年8月に急逝したようで、次の第四作が最後の作品になるかも知れない。もしかしたら、第四作を読めば、この第三作の意味が理解出来るのかも知れない。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|