ゲルマニア
- ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞 (1)
- ベルリン (9)
- 猟奇殺人 (113)
- 第二次世界大戦 (28)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ごく普通でした。 | ||||
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ドイツの新人作家のデビュー作。第二次世界大戦末期のベルリンを舞台にした、異色のミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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フィリップ・カーの ベルリン三部作『砕かれた夜』、『偽りの街』を楽しめた方なら 楽しめると思います。 当時のドイツの雰囲気、ナチスにべったりの人、心の中では反発しつつも皮肉を言う位しかできない人。 『子産み機械』に反発する 女性医師との心理学的な犯人像の推理、アドロン・ホテルなど 共通のキーワードが出てきて ニヤリとさせられます。 主人公の口調もどことなく上記の2作品に似ているかも。 | ||||
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ユダヤ人元刑事とSS大尉で殺人の捜査にあたる、という設定に興味を持ちましたが、二人の心情、関係性には焦点は当たっておらず、残念でした。また、殺人事件の推理小説としても特に惹かれるところはなく、期待外れでした。 当時の雰囲気を味わいたい方にはよいかもしれません。 | ||||
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ノルマンディ上陸前後のナチスドイツを舞台に、ユダヤ人元警部とドイツ人SS将校が連続猟奇殺人事件を追うお話。手錠で繋がれた白人と黒人の囚人が逃亡する『手錠のままの脱獄』(The Defiant Ones、1958年公開)を思いだしてしまいました。 主人公の心理描写、事件の展開など、原文は分かりませんが、訳文から判断する限り、とても物足りなく感じました。また、知識の披瀝はいいのですが、それらが物語の中で生きていない。さらに、ユーモアのセンスがないのには、ガッカリ。点子ちゃんとアントン、というのには…。 訳文で気になったところは、P380の〈GEHEIME STAATPOLIZEI〉、P442の「BeではなくてBä」。なんの工夫もなく、原語のままというのには、これまたガッカリ。また訳語に「過る」など、同じ言葉が頻繁にでてくる。読者のために、もう少し工夫すべきではないかと思いました。ジャンルは異なりますが、髙橋健二さんの『女の24時間』などと読み比べると、やはり日本語が貧しい気がします。その他に、脱字あり。ちなみに、参考文献にあるWilliam Lawrence Shirerは、アメリカのジャーナリスト。Aufstieg und Fall des Dritten Reichesは、The Rise and Fall of the Third Reichの独訳。(著者の参考文献をそのまま載せたのでしょう)。 当時の文化に触れている箇所に関しては、適当に注をつけるのではなく、しっかりと語注をつけるべきだと思いました。それがウリと考えてもいい作品だと思いますから。また、ナチスの簡単な組織図などもあれば、理解しやすいのではないでしょうか。 そして、読後に感じたことは、やはりグリーンの小説などに比べると、……。 言わずもがなでした。 | ||||
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ナチ政権下のベルリン、しかも負けが込んできている大戦末期、頭の上からは連合軍の爆弾がドカドカ落ちてくる中、いつ何時「移送」指示が出るかわからないユダヤ人の元刑事オッペンハイマーと、彼に捜査を依頼したナチの将校、フォーグラー大尉が「協力」しあって捜査に当たるという、異常な舞台設定。 若いSS将校・フォーグラーとベテラン(元)刑事のユダヤ人のオッペンハイマーという、この二人の捻じれた特異なキャラクター設定のほうが、正直、事件の真相より興味をそそられました。でも、もうちょっとフォーグラーのオッペンハイマーに対する内面的変化を書いて欲しかった。 ベルリンに残ったユダヤ人たちの「空襲」と「強制収容所への移送への恐怖」という二重の絶望状況の中の生活の閉塞感は、よく出ています。 ラストは秀逸。ミステリとしては、微妙なところ。ミステリ好きの方では、やや不満かも。私はミステリと言うよりも一種の時代小説として読みました。 ただ、時代設定の都合上、中途半端なところで終わってしまっています。登場人物のような立場の人間が、不本意な死を強いられる時代、この後、どういう運命を辿るのか、気になってしかたありません。ぜひ続編をお願いしたいところなのですが。 | ||||
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某雑誌の紹介記事を読んで購入したけど。 どうしてもユダヤ人の刑事が このような重要な事件の捜査を任せるのか、納得できる説明がないので こんな評価になりました。 だいたいドイツ人の刑事で有能な人は一人ぐらいいるだろう! その他、戦時下の街の風景や、上司で監視者である親衛隊将校の関係等は中々いいと思う のでそれだけが残念。 とりあえず2巻に期待している。 | ||||
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