死体は笑みを招く



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初公開日(参考)2016年10月
分類

長編小説

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死体は笑みを招く (創元推理文庫)

2016年10月31日 死体は笑みを招く (創元推理文庫)

動物園で左腕と左足が切断された死体が発見される。殺人捜査課の刑事オリヴァーとピアたちの捜査で、被害者は環境保護活動家だと判明。彼は動物園付近の道路建設における環境破壊や動物園のあり方を批判していた。殺人の動機はそこに? だが被害者は様々な人間に憎まれており、捜査をすればするほど容疑者が増えていく。さらに第二の殺人が……。『深い疵』で大ブレイクした〈ドイツミステリの女王〉が贈るスピード感抜群の警察小説!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

死体は笑みを招くの総合評価:6.75/10点レビュー 8件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

これが一番好きかも!?

ネレノイハウスはこの小説で四作目になります。
今まで読んだ中でこの小説が一番好きですね。
ちょっとした?ロマンスありで、内容も読みやすかったです。
気難しいオリバーも、こんな感じなら仕様がないかな~なんて、ちょっと甘く見てしまう。

原文の小説の刊行と日本での発表順が違う?ため、登場人物のプライバシーが後出し?じゃんけんみたいになってしまいましたが
それは別としても、楽しめるミステリーになっています。
こういう感じの警察ものって、読んだあともスッキリですね!


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

シリーズをより深く味わうために必読

ドイツを代表する人気シリーズ「刑事オリヴァー&ピア」の第2作。日本では、3作目、4作目、1作目に続く4番目の刊行である。
田舎町の市会議員で高校教師の男性パウリーが、バラバラ死体で発見された。パウリーは環境保護活動に熱心で過激な言動を繰り返していたため、さまざまな立場の人たちと対立しており、直近では道路の建設を巡って地元の議会や市長、業界などから憎まれていた。オリヴァーたちのチームが捜査を進めると、パウリーを殺したいという動機を持つ人物が次々に登場してきた。さらに、パウリーに心酔する若者のグループやパウリーの家族関係でも不審な動きが見られるようになり、捜査は混迷を深めるばかりだった・・・。
物語全体の構成、伏線の張り方は実に見事で、犯人探しの面白さにどんどん引き込まれていく。また、シリーズ物の重要ポイントである主要な人物のキャラクターや関係性が作り上げられて行くプロセスという点でも、シリーズ読者には非常に興味深い。ただ、事件の背景や動機、捜査などの本筋以外の部分、特にキャラクターを表現した部分が、他の3作品より多少劣っている感じがした。
本シリーズの愛読者には絶対のオススメ。シリーズ未読の方には、第1作「悪女は自殺しない」から読むことをオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(1pt)

悲惨な精神構造

この人の本読んでると悲しくなる。
果てしない欲求不満とわがまま。
さらには、現実逃避。
死体は笑みを招く (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死体は笑みを招く (創元推理文庫)より
4488276083
No.5:
(4pt)

ドイツの人気警察シリーズ第2作、秀作です

ドイツの環境保護活動家が殺され・・・というお話。

環境問題、動物虐待問題等、ドイツが直面している社会問題がネックにあり、ドイツの現在(2006年頃)を知る上で重要な作品だと思いました。謎も錯綜していて、登場人物の思惑や人格が思わぬ展開を呼び、飽きさせません。

それと、これが書かれた当時はドイツでサッカーのワールドカップがあったそうで、それも通奏低音になっているのが印象に残りました。

個人的にはシリーズはシリーズ順に読んだ方が、キャラクターの成長、家族との関係、主人公を巡る人間関係や社会の変遷が判って面白いと思っております(訳者の方は違う見識だそうですが)。

ドイツの人気警察シリーズの秀作。機会があったらシリーズ順に是非。
死体は笑みを招く (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死体は笑みを招く (創元推理文庫)より
4488276083
No.4:
(3pt)

ほんとに多い………

話の内容は、悪くはないのですが、とにかく登場人物が多過ぎです。
この厚さの本一冊に登場できる配役の数を、ゆうに越えてる気がしました。
でも、オリバーとピアシリーズは、好きです。
死体は笑みを招く (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死体は笑みを招く (創元推理文庫)より
4488276083
No.3:
(2pt)

他の作品には劣る気がします。

他の作品は面白くて一気に読んでしまったので、楽しみにしていたのですが、正直なところ期待外れでした。名前がややこしいので、ストーリーに集中しきれなかったせいかもしれません。
死体は笑みを招く (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死体は笑みを招く (創元推理文庫)より
4488276083
No.2:
(5pt)

ドイツの人気ミステリ・シリーズ第4弾(ドイツ本国の出版順では第2弾)

2006年8月、動物園で人間の切断死体が発見され、ホーフハイム刑事警察署のオリヴァー・フォン・ボーデンシュタイン主席警部とピア・キルヒホフ警部たちが捜査を開始する。被害者は馬の食肉加工に反対するなどの動物保護、そして環境保護活動に熱心だった高校教師兼市会議員のハンス=ウルリヒ・パウリー。生徒たちに慕われていた彼は、一方でその活動の過激さで政財界に煙たがられていた。やがて彼の教え子の中から新たな死者が発生し…。
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 オリヴァーと部下であるピアの活躍を描くこのミステリ・シリーズは日本では2012年『』を皮切りに、2013年『』、2015年『』と翻訳紹介されてきました。ドイツ本国の出版は、『』『死体は笑みを招く』、『』、『』の順でしたので、ようやく日本とドイツ両国で、最初の4作が揃うことになります。

 被害者パウリーは熱心な環境戦士然として生徒の信望篤い人物かと思いきや、女性関係には少々難がある様子が見えてきます。また彼の元妻、そして一緒に暮らしていた新しいパートナー、さらには生徒それぞれの親たちにも癖のある人物が多く、その点では被害者と容疑者たちの双方がいけ好かない人物ばかりだった前作『悪女は自殺しない』と人物状況がよく似ているといえるでしょう。

 事件の背後には環境保護活動といったドイツらしい事情が絡んでいるかと思うと、やがてインターネットのハッキング活動や道路建設をめぐる官民の汚職事件なども見え隠れし、事件の様相は混迷をきわめていきます。果たして誰が真犯人なのか、それはなかなか見えてきません。そろいもそろって容疑をかけやすい人物ばかりが出てきます。

 ですが、終盤、真犯人へとたどり着く<推理>があまりスマートな感じがしませんでした。事の真相を説明するくだりを読んでも、<推理>の巧みさも真犯人の意外性も感じられず、膝を打つような思いには至りませんでした。その点が残念であるとともに、東京創元社がシリーズ第3作の『』から翻訳出版を始めたのは正解だったかもしれません。『深い疵』は確かに面白かった。あれによって私のようにシリーズにつきあっていこうと思った読者は少なくないでしょう。

 さて、訳者あとがきによれば、シリーズ第5作「Wer Wind sät」の翻訳はすでに決まっているようです。シリーズ第6作『Boeser Wolf』(『邪悪な狼』)の評判がドイツ本国はすこぶる良いと聞いているので、私は最低限そこまではこのシリーズにつきあい続けていくつもりです。
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 今回も酒寄進一氏の見事な翻訳に助けられて400頁強のこの長編小説を難なく読み通すことができました。
 ですが、ひとつだけ気になる記述がありましたので、以下に指摘しておきます。

*「イーヴォ・ベルクジッチの件がひと段落つく頃」とありますが、「一段落」とかいて「いちだんらく」と読むのが正式な日本語です。
 「平成5(1993)年のNHK「ことばのゆれ調査」では、[イチダンラク]と読む人が8割いたのに対し[ヒトダンラク]と読む人が2割いました。」(NHK放送文化研究所のHPより)ということですから、まだまだ「いちだんらく」のほうが主流派といえるでしょう。
死体は笑みを招く (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死体は笑みを招く (創元推理文庫)より
4488276083



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