わが母なるロージー



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初公開日(参考)2019年09月
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長編小説

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わが母なるロージー (文春文庫)

2019年09月03日 わが母なるロージー (文春文庫)

パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は、青年の真の狙いは他にあるとにらむが…。『その女アレックス』のカミーユ警部が一度だけの帰還を果たす。残酷にして意外、壮絶にして美しき終幕まで一気読み必至。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

わが母なるロージーの総合評価:8.09/10点レビュー 23件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

母なる存在の重さ

ご存知、フランスを代表する人気シリーズ「カミーユ警部」三部作の番外編。連続爆破を仕掛けた犯人とカミーユ警部の攻防を描いた「ワイダニット」中編ミステリーである。
パリ市内で爆弾事件が発生、直後に警察に出頭した28歳の青年ジャンは、あと6個の爆弾を一日に一個ずつ爆発するように仕掛けたと告げ、爆弾の設置場所を明かす条件として、殺人事件で留置されている自分の母親の釈放、自分と母親の二人でオーストラリアに脱出できること、500万ユーロの金を用意することを要求する。ジャンから指名されて取り調べることになったカミーユ警部は、青年の頑な態度の裏に隠された真の動機を探るべく必死で説得するのだが、彼の心を開くことが出来ないうちに2つ目の爆弾が爆発。カミーユと警察、政府は窮地の追い込まれるのだった・・・。
次の爆発が起こるまでに、爆弾を設置した場所を聞き出せるのか? ポイントが大きく行間が広い上に、たった200ページほどなので一気に読めるのだが、最後まで手に汗握るタイムリミット・サスペンスである。また、事件の背景もルメートルならではの複雑さで読み応えがある。
シリーズファンはもちろん、サスペンス・ファンには自信を持ってオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22:
(5pt)

もっと読みたい

カミーユ警部のシリーズの番外編。
ただ一度だけの復活らしいが、もっと読みたい!
わが母なるロージー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:わが母なるロージー (文春文庫)より
4167913607
No.21:
(5pt)

しつこいぞ!ロージー。

1) 「 こんな母親がいるのか? 」  我が子への虐待ではないか。

2) こんな母親と暮らしている子供もまた何かしら精神に異常をきたすはず。耐えられない。

3) 息子のジャンは、もう成人しているのだから、こんな母親から逃げ出せばいいのに、それができないのは、暴力夫から離れられない妻がいるのと同じ心理状態なのか。

4)母親を道連れにする最後に涙、、、。もちろん母親ではなく、息子に。
わが母なるロージー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:わが母なるロージー (文春文庫)より
4167913607
No.20:
(5pt)

中編ながら、もの悲しさと情緒が溢れる

さすがのルメートル。期待を裏切らない。
他のレビューにコメディとか喜劇とか出てくるけど、アンヌとの些細な会話のこと。
私は終始、もの悲しさしかなかった。
ラストは……ずっしりと来た。
読了後も、ジャンの思いを考えれば考えるほど、いたたまれない気持ちになる。
わが母なるロージー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:わが母なるロージー (文春文庫)より
4167913607
No.19:
(1pt)

消化不良

ネタバレしたくないので書けませんが皆さん同じように「消化不良」になるのではないでしょうか。お金返して、と思いました。
わが母なるロージー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:わが母なるロージー (文春文庫)より
4167913607
No.18:
(3pt)

ロージーはカミーユの母にあらず

最初に「傷だらけのカミーユ」を読んだので、シリーズの時間の流れに逆行しようと思い、次に読んだのが本作。
前回、タイトルを見た段階でカミーユを女性と思い込んで読み始めたのだが、今回、ロージーとはてっきりカミーユの母だと思っていた。個人的体験だが、ルメートル作品は読み始める前から騙される。

さて、本作は概要紹介に「壮絶にして美しき終幕」と書かれているが、どうだろう。壮絶ではあるが美しいか?
犯人の要求の裏に隠された真の目的がわからず、カミーユは苦慮するのだが、読んでいる方には見当がつく。
予想通りのラストではあるが、そこに至るまで、犯人の心理描写は少なく、想像で補うしかない。長編だったらもう少し丁寧に描写されただろうか。とはいえこのシリーズは一気読み必須のため、このくらいの長さでちょうど良い。
わが母なるロージー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:わが母なるロージー (文春文庫)より
4167913607



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